あいよっこの旅ログ:::Part2:::

「女性のひとり旅は冒険の始まり!」

せめてこの島で一緒に仲良く・・・

2012-01-27 16:56:29 | 東京都の亜熱帯 八丈島

         写真はすべて12/47 東京都八丈島で撮影。

         写真:八重根漁港の夕陽

 

お天気のほうは、全国的に前日までひどい荒れ模様だったのですが、出発の日から好転しそうでラッキー!! 島の空港で迎えてくれた民宿の女性は「今日まで3日間船が来ていない。近くの島までは来たけど、八丈島には波が荒くて接岸できなかった。牛乳とかパンとか生鮮品はなにもない」と今夜の夕食の食材を心配していました。

 

 

写真:宇喜多秀家と妻の豪姫

 

 

八丈島はひょうたんが西に傾いた形で、ちょうど真ん中の細い部分に、ひょうたんの紐のように空港の滑走路があり、主要な施設やお店などもここに集まっています。北側には美しい八丈富士(854)、南側には樹木が茂る三原山(700m)があり、八丈富士の西側の海には八丈小島がアクセントのように浮かんでいます。

 

 

 

写真:夕陽に浮かぶお雛様

 

 

 

さっそく夕陽が期待できる島の西側に行くと、やはり海は波が高く、ゴツゴツとした海岸の岩肌に押し寄せ、恐ろしいほどの白いしぶきが立ち上がっています。 ううむ~、さすが太平洋の真ん中、本州沿岸などで見るのとは全く異なる海と波です。

 

 

 

西海岸の南原地区には「宇喜多秀家と豪姫」の像がおひなさまのように鎮座しています。秀家は(あいよっこの実家がある)岡山のお殿様で、豊臣秀吉の五大家老の1人でもあります。しかし関が原の戦いで破れてこの島に流されました。明治時代まで赦免になることのなかった宇喜多一族を、この島の人々は温かく保護し続けたそうです。

 

 

写真:八丈小島

 

 

その後秀家と妻豪姫は生きて一緒になることはなかったのですが、せめてこの島で一緒に、と並んでいるのです。現在でも島と岡山市はつながりを保ち、さまざまな交流を行っています。 

・・・続く・・・

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海と山と歴史と文化、亜熱帯の八丈島

2012-01-27 00:28:07 | 東京都の亜熱帯 八丈島

 

           

               写真はすべて12/47 東京都八丈島で撮影。

               写真:黒潮のダイナミックな波が岩に砕ける

       

  お正月の挨拶をしてのち、もう1月が終わろうとしています。こんな感じでこの1年も猛スピードで過ぎていくのでしょうね。年が明けて大変忙しい毎日を過ごしています。記念誌の編集とか、所属団体での活動とか、いろいろなことが押し寄せている感じです。子どもたちが家を出て自分の時間が多くなり、好きな事ができる幸せを実感してはいますが、忙しさというのは、また姿を変えて迫ってくるのかな。

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写真:新羽田空港JALANAは別の建物なので注意!

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★昨日アップしたブログの記事と写真がうまく表示できない、と思ったら、どうやら1回の表示容量を超えてしまったようです。そのため少し訂正して2回に分けました。★

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 八丈島に行ったのは昨年124.7日の34日でした。ほんと早く報告しないとすっかり忘れてしまいます。というかまだ覚えているかなあ?と募る不安。

 

 

 

写真:マッサージチェアがずらりと並び、プレイコーナーも充実

 

 

 

「八丈島に行く」と言うと友人たちが「えっ、一週間に一度しか船が出ないでしょう?」と驚きました。「それは去年世界自然遺産になった小笠原諸島でしょ。ほんとはそこに行きたいけど、長い船旅はちょっと無理。そして八丈島はそんなに僻地ではないよ~」と返しました。実際に行ってみるとさすが東京都のこともあるのか、たとえば沖縄離島などと比べ、雰囲気が都会的だと感じます。

 

 

さて普通八丈島はツアーを利用して「大阪―東京―八丈島」を飛行機で行くか、あるいは八丈島までを船で行くコースが一般的です。あいよっこは大阪―東京をJALの先得割引(1100012000円くらい)で、東京―八丈島はANAのマイルを利用しました。

 

 

写真:八丈富士は比較的新しい山

 

 

島内ではいつものようにレンタカーを利用し、これは3日間9000円です。宿泊を民宿などにすると、一般的なツアーでの1人参加料金約910万円よりかなり安く行くことができます。

 

 

もともと島巡りが大好きですが、数年前に南大東島に行った時、この島には沖縄と八丈島からの移民の人たちが半分ずつ暮らしていると聞きました。そのため島の文化も沖縄本島とは少し違っています。海って相当遠い距離でもつながるのだなあ、と感心したのです。

 

 

写真:景観の名所「大阪トンネル」からの眺望

 

 

 

なかでも印象に残ったのが自分たちで作って食べた「島寿司」の美味しかった味、そして「南大東島のモーニング娘。」こと、島唄ユニット「ボロジノ娘」(ボロジノとは島に最初に上陸したロシア艦隊の名前です)の可愛くて色っぽい唄と踊り、そして「蒼(あおい)会」の男の子グループによる勇壮な「大東太鼓」でした。ブログ内「奇跡の島:南大東島」

 

 

どれも八丈島の文化が伝わったものだそうで、もう一度味わいたい、感じたいと思う気持ちに誘われてしまいました。

 

・・・・続く・・・・<o:p> </o:p>

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「北秋田を巡る旅」の最終章 & 新年の挨拶

2012-01-04 02:33:06 | 北秋田を巡る旅

           写真はすべて2011/9/2710/1 北秋田を巡る旅。

           写真:田沢湖周遊道路にある「一本の幹から7種類の木」(だったかな?)

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みなさま明けましておめでとうございます。新年になってどこがどう変わるというわけでもありませんが、1年ごとにきちんと区切り線を引くことは大切なことですね。さらに新しく楽しい夢をかかげて、毎日を過ごしていきたいです。

 

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あいよっこ的には年末29日、久々にUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)に行き、通常忙しいはずのこの時期なのに、人出が多くて驚きました。USJのキャラクターもすっかり様変わり。以前主流だったE.T.などは姿を消し、セサミストリートのキャラたちや、特に日本では人気が高いキティちゃんががんばっています。「バックツゥーザフューチャー」のタイムマシン・デロリアンを懐かしく感じてしまいました。

 

  

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  写真:「たつこ像」永遠の美を願う辰子姫は、龍となり湖の主に。

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でも小さなこども連れでは、50100分というアトラクションの待ち時間はほとんどパスせざるをえず(プラス料金で待ち時間も少なくなるけど・・・)、ショーとかスヌーピーランドを楽しむことになりました。大人もこどもも異次元世界を感じることができたかな?

 

 

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そして年頭には西ノ京の薬師寺&唐招提寺にお参りするのが恒例ですが、おおみそかの11時過ぎ、紅白が終わるかなり前から参拝らしい人たちが道路を歩き、いつもの駐車場も満車のためあきらめました。写真撮影に欲しい月も出ていないし、人が多いと撮影も難しいです。

 

 

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      写真:盆栽のような「路地まいたけ¥1800<o:p></o:p>

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しかしこれほどの人の多さは初めてです。自然災害や人災で大きな被害を受けた人たちへの鎮魂、および来年への祈りや期待もあるのでしょう。また年末年始の買い物状況でも、昨年までの不況ムードが一変したように賑わっていると感じます。

 

 

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長く続く不況ブームへの反動とか、人生への価値観が変わってきたあらわれかもしれません。ともかくも来年こそは良い1年となりますよう心からお祈りいたします。

 

 

 写真:手作りおやきなどが美味しそう<o:p></o:p>

 

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さてさて「北秋田を巡る旅」の最終章を年末にアップするつもりが、年始になり「区切り線」を上手に引く事って本当に難しいです。

 

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最後のお宿は田沢湖畔の小さなリゾート「ペンション サウンズグッド」です。ジャズをはじめ音楽大好きな女性オーナーによるペンションには、ジャズスタジオとレストランが併設されています。お食事も美味しかったのですが、周囲の自然環境が素敵です。

 

 

 

   写真:道路にたくさんのイガ栗<o:p></o:p>

 

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田沢湖は最も深い湖として古くから有名で、伝説の「たつこ像」がシンボルとなっています。相当観光地化しているだろうと思っていましたが、意外なことに看板類はほとんど目立たず、ホテルやおみやげ店もひっそりとたたずんでいて、地域の人たちの高い文化意識や努力を感じます。

 

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「たつこ像」から山方向に登って眺めが良いと聞く「かたまえ森林公園」に行って見ました。道には栗がいっぱい落ちていて、時間があれば栗拾いをしたい一方で、パンクしないかとハラハラです。

 

 

ふもとの「むらっこ物産館」には地域の特産品やおやきなどの手作りおやつが勢ぞろい。一見盆栽にも見えるジャンボ「路地まいたけ」には目を見張りました。

 

 

写真:角館の武家屋敷の街並み<o:p></o:p>

 

 

 

「みちのくの小京都」とも称される角館の街並みも郷愁をそそります。広い道路の両側に立ち並ぶりっぱな武家屋敷の景観は素敵ですが、ややきちんと整備されすぎ?観光客の目を意識しすぎ?お食事どころでは値段のないメニューで、「稲庭うどん」などの名物料理が法外に高かったりして・・・。最後の日はどうしても時間が気になり良いところが見られなかったかもしれません。

 

 

  

写真:武家屋敷のひとつ「旧松本家住宅」<o:p></o:p>

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旅の終わりはいつも、「まだ帰りたくない」と「いつもどおりの生活に戻ろう」の気持ちが交錯します。今回はとりわけ前者の気持ちが強く、東北には人を惹き付ける魅力がいっぱいあると実感しました。

 

 

「北秋田を巡る旅」を終わります。読んでいただいてありがとう。

 

 

コメント (2)
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