あいよっこの旅ログ:::Part2:::

「女性のひとり旅は冒険の始まり!」

「北秋田を巡る旅」の最終章 & 新年の挨拶

2012-01-04 02:33:06 | 北秋田を巡る旅

           写真はすべて2011/9/2710/1 北秋田を巡る旅。

           写真:田沢湖周遊道路にある「一本の幹から7種類の木」(だったかな?)

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みなさま明けましておめでとうございます。新年になってどこがどう変わるというわけでもありませんが、1年ごとにきちんと区切り線を引くことは大切なことですね。さらに新しく楽しい夢をかかげて、毎日を過ごしていきたいです。

 

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あいよっこ的には年末29日、久々にUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)に行き、通常忙しいはずのこの時期なのに、人出が多くて驚きました。USJのキャラクターもすっかり様変わり。以前主流だったE.T.などは姿を消し、セサミストリートのキャラたちや、特に日本では人気が高いキティちゃんががんばっています。「バックツゥーザフューチャー」のタイムマシン・デロリアンを懐かしく感じてしまいました。

 

  

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  写真:「たつこ像」永遠の美を願う辰子姫は、龍となり湖の主に。

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でも小さなこども連れでは、50100分というアトラクションの待ち時間はほとんどパスせざるをえず(プラス料金で待ち時間も少なくなるけど・・・)、ショーとかスヌーピーランドを楽しむことになりました。大人もこどもも異次元世界を感じることができたかな?

 

 

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そして年頭には西ノ京の薬師寺&唐招提寺にお参りするのが恒例ですが、おおみそかの11時過ぎ、紅白が終わるかなり前から参拝らしい人たちが道路を歩き、いつもの駐車場も満車のためあきらめました。写真撮影に欲しい月も出ていないし、人が多いと撮影も難しいです。

 

 

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      写真:盆栽のような「路地まいたけ¥1800<o:p></o:p>

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しかしこれほどの人の多さは初めてです。自然災害や人災で大きな被害を受けた人たちへの鎮魂、および来年への祈りや期待もあるのでしょう。また年末年始の買い物状況でも、昨年までの不況ムードが一変したように賑わっていると感じます。

 

 

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長く続く不況ブームへの反動とか、人生への価値観が変わってきたあらわれかもしれません。ともかくも来年こそは良い1年となりますよう心からお祈りいたします。

 

 

 写真:手作りおやきなどが美味しそう<o:p></o:p>

 

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さてさて「北秋田を巡る旅」の最終章を年末にアップするつもりが、年始になり「区切り線」を上手に引く事って本当に難しいです。

 

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最後のお宿は田沢湖畔の小さなリゾート「ペンション サウンズグッド」です。ジャズをはじめ音楽大好きな女性オーナーによるペンションには、ジャズスタジオとレストランが併設されています。お食事も美味しかったのですが、周囲の自然環境が素敵です。

 

 

 

   写真:道路にたくさんのイガ栗<o:p></o:p>

 

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田沢湖は最も深い湖として古くから有名で、伝説の「たつこ像」がシンボルとなっています。相当観光地化しているだろうと思っていましたが、意外なことに看板類はほとんど目立たず、ホテルやおみやげ店もひっそりとたたずんでいて、地域の人たちの高い文化意識や努力を感じます。

 

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「たつこ像」から山方向に登って眺めが良いと聞く「かたまえ森林公園」に行って見ました。道には栗がいっぱい落ちていて、時間があれば栗拾いをしたい一方で、パンクしないかとハラハラです。

 

 

ふもとの「むらっこ物産館」には地域の特産品やおやきなどの手作りおやつが勢ぞろい。一見盆栽にも見えるジャンボ「路地まいたけ」には目を見張りました。

 

 

写真:角館の武家屋敷の街並み<o:p></o:p>

 

 

 

「みちのくの小京都」とも称される角館の街並みも郷愁をそそります。広い道路の両側に立ち並ぶりっぱな武家屋敷の景観は素敵ですが、ややきちんと整備されすぎ?観光客の目を意識しすぎ?お食事どころでは値段のないメニューで、「稲庭うどん」などの名物料理が法外に高かったりして・・・。最後の日はどうしても時間が気になり良いところが見られなかったかもしれません。

 

 

  

写真:武家屋敷のひとつ「旧松本家住宅」<o:p></o:p>

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旅の終わりはいつも、「まだ帰りたくない」と「いつもどおりの生活に戻ろう」の気持ちが交錯します。今回はとりわけ前者の気持ちが強く、東北には人を惹き付ける魅力がいっぱいあると実感しました。

 

 

「北秋田を巡る旅」を終わります。読んでいただいてありがとう。

 

 

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選ばれたオス熊だけハーレム天国?

2011-12-24 16:23:13 | 北秋田を巡る旅

 

                        写真はすべて2011/9/2710/1 北秋田を巡る旅。<o:p></o:p>

                          写真:前日の「岳岱(たけたい)自然観察教育林」ブナ林<o:p></o:p>

 

4日目の朝、大館市のホテルから見える曇り空が、天気予報どおり次第に雨模様となりました。雨や曇りのお天気、それはそれでまた良いものではありますが、撮影旅行ではいまいち気分が盛り上がりません。

 

 

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同時に思い出すのが、オーストラリア・パースに行ったときのガイドさんのことばです。「当地では雨が降るとみんな大喜びです。日頃から乾燥しているので、動植物・穀物も大歓迎なのです」という説明が意外で、自分の思い込みに気づきました。そうですよね、もちろん日本の水が豊かで美味しいのは、雨の神さまや龍神さまのおかげですから。まあ、できるだけ旅先ではばったりと出会わないようにしたいです。

 

 

 

 <o:p>写真:「岳岱(たけたい)自然観察教育林」ブナと共生する植物</o:p>

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大館市から比内鶏で有名な比内を経由し、大葛温泉を右折して太平湖を目指します。ですがっ、地図で見る道は実際に通ってみないとわからないもの。特に山道はたとえ晴れていても時にライトが必要になるし、くるくるカーブで方向感覚は狂ってしまい、さらに雨だと路面も悪くなります。

 

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これまで幸いにもアクシデントはなかったのですが、最近では必ず午前中~午後2時頃までに走行すること、日が傾きかけたら諦めてさっさと下山する方針を守っているのです。(実は老眼という事情も・・・) 人様に迷惑をかけたり、ひとり旅ができなくなることは絶対避けたいですものね。

 

 

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太平湖に向う道もまさしくそんな道でした。やっと到着した遊覧船発着センターからも道路からも、木々の茂みが多くて湖の姿かたちを見ることはできず、人っ子ひとりいなくて閑散としていました。森吉山に阿仁のゴンドラで登ろうか、はたまた秋田内陸鉄道に乗ってみようか、などなどの予定はありましたが、時折激しくなる雨脚にあきらめて、マタギの里にある熊牧場に行ってみることにしました。

 

 

 

<o:p>                    写真右:太平湖付近の萩</o:p>

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古来より山とともに生きてきたマタギは、熊・カモシカなどの狩猟を生業とし、熊肉や肝、熊皮などを売って生計を立ててきました。マタギの人たちは「山は山の神が支配し、山からの恵みは神さまからの授かり物」という掟を守ることで、自然への畏敬の念を伝え、同時に環境保護となっているのです。

 

 

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2時頃の熊牧場は、雨のためか見学者はあいよっこひとり。誰もいないチケット売り場に立つと、若い男性が遠くから駆けつけて来たので入場料500円を支払います。熊たちの写真を撮っていると、高圧ホースの水で掃除をしている中年男性が声をかけてきました。  

 

写真:マタギの里にある熊牧場

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その人のお話では「現在ここには81頭の熊がいて、ほとんど牧場内で繁殖したものです。中央の一番広いところにはオスばかりいるので、やはり?ケンカが多発。背中をえぐられた時は大丈夫だけど、お腹をやられると死んでしまうことが多く、今年はすでに3頭死んだ」そうで、なるほど傷ついた熊も目立ちます。

 

 

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写真:オスだけ区画には傷ついた熊が多い

 

 

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ところが一番左側はメスばかりで、そのなかにオスがたった2頭混じっているのだとか。これこそオス熊にとってはハーレム天国(のはず)で、群れは比較的のんびりした雰囲気です。その他にこども熊の保育園や傷ついた熊たちのスペースなどもあります。

 

 

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写真:メス中心区画は比較的のんびり

 

 

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男性は「114時ごろに行う、エサやりの時が一番すさまじいです。エサはトウモロコシを練ったものが主流で、一頭あたり2kg見当です。11月になると屋内で冬眠に入ります」と説明して「なるべく宣伝してください」と言われました。

 

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なるほど一面真っ白のセメントの上を、うろうろ動き回る真っ黒の熊たち。無彩色の色合いで見て楽しむ要素が少ないですし、あまり人馴れしていないのか、よくTVなどで報道されるような、お願いしたり、手を挙げたりする愛嬌もないようです。

 

 

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そうですね~、まずはエサをあげる場面を見てもらうとか、真っ白セメントを土・草など自然的環境にしてあげるとか、はどうでしょう?

 

 

人間が見て楽しめたり、癒されたりするためには、やはり動物たち自身も楽しく過ごしていることが大切だと思えるのですが・・・? でも基本的に牧場であり、見学はおまけでしょうから、難しいのかな?

 

・・・続く・・・      写真:道の駅に入るとほっとする光景が。しいたけなどは試食できます。

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動植物の生命の息吹・岳岱(たけたい)自然観察教育林

2011-12-14 21:47:03 | 北秋田を巡る旅

          写真はすべて2011/9/2710/1 北秋田を巡る旅。

          写真:モリアオガエルの繁殖沼

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3日目、いよいよ世界自然遺産「白神山地」のふところに入っていきます。白神山地は県境地域の標高1000m級の山岳地帯で、なんといってもブナ・ミズナラなどの原生林と、そこに生きる動植物の息吹に期待わくわくです。秋田県側からは直接登録地域に入ることはできませんが、周辺(緩衝地帯)には主に3コースがあります。

 

 

 

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写真:高さ12mの峨瑯滝(がろうたき)

 

 

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R101の秋田白神駅の南側から入る①二ツ森コース、さらに南側の沢目駅付近からは②水沢山ブナの森コース、そしてR7奥羽本線<st1:StationName StationName="二ツ井" w:st="on">二ツ井駅</st1:StationName>付近から入る③岳岱(たけたい)自然観察教育林コースです。どれにするか迷いましたが、代表的であり、最も山深そうな感じの③にしました。

 

 

 

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まずコースの起点にある白神山地世界遺産センター(藤里館)に立ち寄って、地図と情報を入手します。「道路は全線舗装されているから大丈夫」とのこと。

 

 

 

そこからすぐ、23分のところに小さな神社と「峨瑯滝(がろうたき)」があります。道路脇とは思えないほど木々はうっそうとして、滝の流れは神秘的です。上流には峨瑯峡が広がっているようです。

 

 

写真左:これはなにタケかな?<o:p></o:p>

写真右:「これはつきよたけ」と管理の人。

 

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<o:p></o:p>藤琴川を遡っていくと「太良峡(だいらきょう)」の標識があり、かつてここには太良鉱山があり、千人を越える人々が暮らしていたそうです。川に沿って約1.5kmの遊歩道が延びていますが、まずは目的の岳岱を目指します。

 

 

 

次第に細くなり、急カーブが続く道にふと、「どこまで続くのだろう?この道で良かったか?」と不安がよぎります。さすがに山深いです。(自分で選んだわけですが・・・)

 

 

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<o:p></o:p>ついに駐車場があり、管理する人たちが見えてきました。「クマは出てこないですか?」と聞くと「これだけ車や人の騒音があれば、まず大丈夫」、と。でも止まっている車は23台なんですけど・・・。

 

 

写真:樹齢400年のシンボルツリー

 

 

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12haのブナ原生林に散策路が整備され、ブナの成長過程や動植物の生態系を観察することができます。園内に入って自分の勝手な思い込みに気がつきましたが、ここは自然のままというより、かなり整備された林です。観察教育林、たしかにそうだなあ、自然のままでは危険な面もあるのでしょうね。園内にはもちろんクマも出てこないでしょう。どちらかというとここに来るまでのほうが、自然に満ち満ちていました。

 

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それでも、シンボルツリーである樹齢400年のブナの存在感には圧倒されます。幹周りは約4.9m、樹高約26mのシンボルツリーは周囲のブナたちを見下ろして堂々としています。園内には木々に蓄えられた水が湧き出る源流や、稀少種のモリアオガエルが産卵する小さな沼もあります。

 

 

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帰りに太良峡に下りて見ました。水の流れでできた奇岩や、丸く深くくりぬかれた巨岩などをやや遠くに見ることができます。遊歩道は細くて暗い感じなので、1人散策をあきらめました。

 

続く・・・<o:p></o:p>

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              写真:太良峡の奇岩。遠くてしかも影のためわかりにくいです。<o:p></o:p>

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ひとり旅の醍醐味=自由きまま行きあたりばったり

2011-12-04 01:04:03 | 北秋田を巡る旅

 

                         写真はすべて2011/9/27~10/1 北秋田を巡る旅。<o:p></o:p>

                         写真:荒々しくも美しい海岸線

 

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十二湖を出て、対向車に会うことの少ないR101をのんびりと南に向います。お天気も良く、日本海と荒々しい海岸線が素晴らしい眺めです。でも本来は気候も生活も大変厳しいものなのでしょうね。さらにあちらこちらに「不法上陸禁止・密輸出入禁止」といった看板がたっています。

 

 

 

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写真:イカの天日干しは早めに取り込む

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「八森いさり火温泉ハタハタ館」で例によって当地の魚介類や野菜たちを眺め、ほたて弁当を買って車内で食べ始めました。ふと前を見ると「あれはもしかして鉄道の駅ではないかい?」<o:p></o:p>

 

 

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実は五能線に乗りたい気持ちはヤマヤマだったのですが、どこに駐車場のある駅があり、どこからどこまで乗ればよいのか、などの情報がなく、「まあレンタカーだからしかたないか・・・」と半ばあきらめていました。

 

 

写真:「係りの人は酵母パンを作っているよ」と教えてもらいました

 

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がぜんアドレナリンが巡り始め、目の前の駅に行くにはどうすれば?と見渡すと答えは頭上にありました。道路と線路を越えるりっぱな屋根つき高架橋がかかり、その先には広い駐車場も完備しています。急激に上がるテンション! お弁当を途中で止めて、急いで「あきた白神駅」に行きました。

 

 

写真:行きはしらかみリゾートの「ぶな」<o:p></o:p>

 

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だけど窓口には誰もいないので、パン作りをしている隣の部屋に声をかけるとエプロン姿の女性が出てきました。てきぱきとチケットの説明やアドバイスをいただき、海側の席はもちろん、行きは人気の高いボックス席を手配してくださいました。

 

 

 

                   写真:女性の観光駅長さんが多い

 

 

 

「あきた白神⇒ウェスパ椿山」の往復@1140310(指定席料)×2 です。帰りの列車は、夕焼けがばっちりだそう。(たしかに県境あたりで、真っ赤な夕焼けが日本海を照らしました)

 

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さていよいよ列車が到着して乗り込もうとしたとき、白いスーツと帽子の女性がニコニコしています。「え~っ! 駅長さんだったのですか?!」びっくりしながら、しかも列車に乗りながら写真を撮らせてもらいました。

 

 

 

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写真:帰りは「くまげら」<o:p></o:p>

 

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JR五能線<st1:StationName StationName="は秋田県東能代駅と青森県川部" w:st="on"><st1:StationName StationName="は秋田県東能代" w:st="on">は秋田県東能代駅</st1:StationName>と青森県川部駅</st1:StationName>を結び、山側には世界遺産白神山地、反対側は日本海の海岸線に迫る素晴らしい景観が人気の的です。これほどまでに波打ちぎわを走る列車は数少ないのです。

 

 

 

 

観光列車「リゾートしらかみ」には「青池(ハイブリッド列車)・くまげら・ブナ」の三種類があり、特に絶景ポイントの「県境をはさむ岩館駅~大間越駅」「千畳敷駅」付近ではアナウンスとともに、スピードを落としてゆっくり運転してくれます。

 

 

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五能線の43駅ではそれぞれ観光体験メニューが用意されていて、郷土料理などのご当地グルメや白神山地トレッキングなどの人気が高いそうです。たとえばウェスパ椿山から無料送迎バス5分の「黄金崎不老不死温泉」は観光ガイドブックなどで超有名ですが、リゾートしらかみ利用で入浴料600円⇒400円になります。

 

 

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また列車内では津軽三味線の生演奏(鯵ヶ沢~五所河原)や「津軽語り部の会」(土・日・祝日)による実演もあるそうで、次回は青森県側からぜひぜひ乗ってみたいです。

 

続く・・・

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写真:空と海を赤く染めて夕陽がドーンと落ちる

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十二湖は白神山地を感じる窓口

2011-11-21 14:51:31 | 北秋田を巡る旅

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          写真はすべて2011/10/27-10/1 北秋田を巡る旅。<o:p></o:p>

              写真:グリーンがかっている沸壺の池<o:p></o:p>

 

 

 すると次の朝、深浦観光ホテルの朝食にお米の漬物が出ました! ややこうじっぽいお米に甘酸っぱい小さなぶどう(山ぶどう?)…、不思議なお漬物ですが、かなり美味しかったです。東北地方の漬物文化が多彩なことは有名ですが、お茶漬けにお米の漬物の場合、重なって重複しているような…。考えてみると魚とお米(こうじ)の漬物がいわゆる寿司の始まりでもあり、漬物とお寿司って親戚ですね。

 

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深浦近辺を走る五能線列車を撮ってみたい、とポイントを探していると深浦漁港がありました。

 

 

「え~っ、これはカモメ?ねこ?」と思うくらい小太りのカモメたちが、警戒感もなくまったりとくつろいだ風情です。そういえばウミネコというカモメがいますけど、これ?

 

 

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写真:もし「うみねこ」なら、「なるほど!」と納得ですが…<o:p></o:p>

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こちらものんびりと見ていたら、朝の2本の列車が通り過ぎてしまいました。ギャオー! 仕方がないので線路を撮りました。         

 

                               写真:五能線の線路

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東北の日本海側は至るところがサンセットポイントで、なかでも「夕陽が近い町」深浦町の80kmの海岸線は「夕陽海岸」とも呼ばれています。弁財天を祀る「弁天島」も有名なビューポイント。道路脇から海中の大岩へと通じる道が伸びています。

 

 

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ここは海上の安全と豊漁を祈る古くからの聖地です。海岸線は荒波による奇岩・巨岩の名所でもあり、海側にまわると2時間サスペンスドラマのラストシーンのような険しい岩場に身がすくみます。

 

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写真左:「弁天島」の険しい断崖<o:p></o:p>

 

 

 

真下に広がる海は深くて蒼く、水面が朝日にきらきらと輝いています。すぐ近くに浮かぶ小船では男性が海を覗き込んでなにか、おそらくあわび漁なのでしょう、獲っているようです。

 

 

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 つぎにR101を南に上っていくと五能線「十二湖駅」があり、その先を左折して十二湖に入ります。 ところで関西人のあいよっこは通常「南下・北上」ということばを使いますが、当地では「南上」というのかな?

 

 

 

    写真:小船で漁

 

 

 

さて十二湖は江戸時代の1704年に起きた山崩れによって、谷口が堰きとめられてできたもので、実際には33の湖沼群がありますが、萌山から見えたのが12だったのが名前の由来となりました。

 

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 白神山系のブナの森から流れ出る水は透明度が高く、それぞれに特徴を持つ湖を作っています。特に青池は最も奥にあり、差し込む陽光や季節、見る角度によって微妙に色合いが変化するため、観光客はもちろんカメラマンにも魅力のロケーションです。

 

 

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 それでも透明度の高さでは沸壺(わきつぼ)の池が上といわれます。池のほとりには平成の名水に選ばれた「沸壺池の清水」の源泉があり、こちらは青というより緑に見えるのがまた不思議ですね。

 

 

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 周辺には稀少植物が多く、さらに約158種の野鳥も生息していて、人里近くなのに多くの自然が奇跡的に残っているのです。整備されたトレッキングコースは1-2時間でまわれます。

 

 続く・・・

 

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写真:青池は陽光が入る10-11時頃がおすすめ

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