あいよっこの旅ログ:::Part2:::

「女性のひとり旅は冒険の始まり!」

「ほほえみ外交?」or「脅し外交?」 北のジョンウンさん ②

2018-04-26 15:17:46 | 北朝鮮 キム・ジョンウンさん

             写真は 「2018/4/3~5 島根県:津和野町~奥出雲」

           写真上:広島県「三段峡」 16kmにわたり「二段滝・三段滝」など

        多くの滝群と深い渓谷が続く 

 

 

  日本国内では相変わらず、政治的問題・政治家的問題が噴出して国会が混乱しています。それをよそに世界中の注目を集めているのは、もちろん北のジョンウンさん。着慣れない白衣姿で、バス事故で怪我をした中国人観光客を病院にお見舞い、それ自体もあり得ないのに、さらにしっかり手を握って励ます映像には仰天ですね~! ま、明日に迫った南北首脳会議を充分意識しているのでしょうが・・・。

 

 

  そんななか韓国から「文大統領は南北首脳会議において、日本人拉致問題をジョンウンさんに話す」といったニュースがあるのは朗報です。被害者や家族の方々の長い間のご心配・ご苦労が、これをきっかけに解決しますようお祈りいたします。

 

 

  それにしてもジョンウンさんのこのところの急変はどうしたの?一国のリーダーが行動様式や感情表現、さらには性格までも(?)変えるなんて、なんだかドラマっぽくて演出家とかいるみたいだ~~! ともかく理由はどうであれ、北にとっても「韓国との統一」「アメリカとの仲直り」をして、専制的国家からより民主国家になって、国家・国民を解放するほうが将来には発展余地も高いでしょうしね・・・。

 

 

  一方でアメリカ・トランプ大統領のほうも4/25のニュースで、「金正恩党委員長は非常にオープンで、これまで見てきたところ、尊敬に値する人物だと思う」とけん制を交えつつも話しているようです。なんだかこのおふたり、ころころと発言内容を変えたり、過激な反応をしがちだったり、とっても似ているってこと?

 

 

  あいよっこが「あれっ、なんで?」と感じたのは、トランプ大統領が「4/7のシリア軍の化学兵器使用疑惑」に怒り、4/13には英仏と共に「シリア・アサド政権に対する化学兵器施設などへの軍事攻撃」を即決したことです。だって北朝鮮に対してはあれほど軍事攻撃をちらつかせていたのに、結局のところあっさりと「平和的解決」を選んだからですよ。

 

 

  話は少しそれますが、今回のピョンチャン五輪の開会式では、暗闇を背景に美しく光る360度全方向のレーザー光線、激しい動きのプロジェクションマッピングなどの最新テクノロジーが披露され、「すご~い!さすがIT技術先進国だなあ」と感嘆したのでした。

 

 

  ところが数日後の読売TV「かんさい情報ネット・ten」でそのプロジェクションマッピングを担当したパナソニックチームの密着ロケ報道をしていたのです。「ええっ、パナソニックが実施したの?」

 

 

  競技においてもスピードスケート女子500m後に、小平奈緒・李相花両選手の、互いに健闘をたたえる姿は記憶に新しく、両国民を感動させました。ううむ、反日だの抗日だの言っていても、日本と韓国ってどこか底辺で強くつながっているのかなぁ・・・。

 

 

  これはかつての「不幸な関係」も影響しているのでしょうが、やはり隣国であり、政治・経済・人物交流・文化交流・・・さまざまな面でつながっているのは当然かもしれません。

 

 

  当然ながら北と南はかつて同じ国であり、同じ民族であるわけだから、なおさら多方面での関係性があるのでしょう。だから北朝鮮をターゲットにアメリカが軍事攻撃を行うことは、韓国にも日本にも大きな弊害があるわけで、単に「ソウルが火の海になる危険性」以上の大きな背景・理由があるのかな、と想像するのです。

 

      ***  続く  ***

 

    

   写真上下:三段峡は古くからの有名渓谷だけに急流や滝など多彩な景観が続く

 

  

    写真下:撮影日は2018/4/2 

        岡山県 「いこいの村」の朝日と桜(手前の桜 見えないかな)

        その下も岡山県 真庭のカタクリ(地域により形や雰囲気が違うのね)

 

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「ほほえみ外交?」or「脅し外交?」 北のジョンウンさん ①

2018-04-09 01:47:59 | 北朝鮮 キム・ジョンウンさん

   写真撮影日:2018/4/1 「醍醐桜(だいござくら)」推定樹齢1000年の

   アズマヒガン。後醍醐天皇が隠岐に配流されるときに立ち寄ったとされる。

 

  今年の桜はいかがでしたか?例年になく寒くて大雪が降ったあと、急にこれまた記録的な夏の気配となり、桜さんたちも大急ぎ、開花情報も大混乱!さっさと咲いて、散り急ぐように終わってしまいました。だけど、開花時には不思議と温かく目立った風雨もなかったので、この点は良かったのかな?

 

  世界の情勢もまた、桜と足並みを合わせるかのように「例年にない状況」であふれていますね~。ほんとブログアップが遅れてしまうと、「平昌五輪の振り返り」がすでに古いニュース感となったので省略することにします。

 

  そんななか一番のびっくりは、なんといっても北のジョンウンさんが急にイメチェンしたことです。これまで、まあ限定的な映像からですが、むっつりの強面(こわもて)、時におかしな髪型して(ウケ狙いではないよね?)、また時に高笑いでおなかを揺らしている姿が印象的でしたよ。

 

  それが平昌五輪後、韓国・文大統領特使の人に「ありがとう」とご挨拶されたそうで、フツーに礼儀正しい人だったの? 周囲の人々もなんだか急に笑顔を見せて良い人っぽくなっています。

 

  さらに「4月27日の南北首脳会議(日本のGW直前なのはメディア報道も関係?)」「5月末までの米朝首脳会議」があれよあれよという間に決まり、な~んと中国・周金平主席のご招待に応えて中国を初訪問、初首脳会議という活発な外交を始めました。しかも秘密裡、というのか、完璧公開・見え見えというのか、そのさじ加減も巧みで世界のメディアを刺激しているようです。

 

  だけどね、これまでさんざん「幼稚なロケット男」VS「米国の老いぼれ狂人」などと互いに激しくいがみ合い、ののしり合っていたトランプ大統領とジョンウンさんですよ。いつアメリカは軍事オプションで北を攻撃するのか、「一触即発」と寸前まで言われていたはずなのに、トランプ大統領が会談を「一発即断」するなんていったいど~ゆ~こと?

 

  これって素人目にはジョンウンさんの決断次第で世界が動いているように見えます。国際的な約束を守らないで、ミサイルを発射したり、核を持ったりして、それを武器にして相手と交渉する、いわば「脅し戦法」がやっぱ強いってことなの?

       憤慨

それとも世界中に存在するという工作員の裏工作とか、なんらか裏組織のチカラが影響しているの?

 

  今回はやたら「?マーク」だらけですが、本当に多くの疑問があります。誰かに聞きたい気分なのですが、それも叶わず、こうしたお話しは想像・妄想も入っていることをご了解くださいませ~。

 

  「これまで北には何度も騙されてきたし、簡単に信用できない」という意見は当然ですが、楽観的見方だと「もしかしたら、ついにあの『南北統一』ってことばが現実味を帯びてくるのか」の可能性も想定したいです。

 

  だけど確か「北朝鮮が破綻すると大勢の難民が押し寄せてくる、だから現状維持がベター」「そのためにアメリカも簡単には攻撃できない」、「中国も韓国も同じ意見だろう」などと言われていたような・・・。

 

  実際に統一されるのはまだ先、であるにしても、韓国・文大統領の対応・態度からは、「統一を強く願っている」としか思えないし、韓国国民も南北統一を現実として受け止める準備はできているってこと?国の制度の違い、考え方や文化の違い、経済力の違い・・・すべて面倒見る、ってことなの?

 

  一方ネットニュースでは、「(韓国)青瓦台は北朝鮮に乗っ取られた」「統一する場合は北主導で行う」といった報道もあるようです。フェイクかどうか不明ですが・・・。

      ***続く***

   写真下:逆光シルエット 樹齢のわりに形が整って美しい。

 

   写真上下:醍醐桜の周辺 のどかで花たちが咲きそろう

       満開の椿の下で。

 

   写真下:撮影日:2018/2/26 春を告げる「節分草」 小さくて可愛いよ♥ 

       広島県庄原市総領町は日本有数の自生地  

   

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