写真は 「2018/4/3~5 島根県:津和野町~奥出雲」
写真上:広島県「三段峡」 約16kmにわたり「二段滝・三段滝」など
多くの滝群と深い渓谷が続く
日本国内では相変わらず、政治的問題・政治家的問題が噴出して国会が混乱しています。それをよそに世界中の注目を集めているのは、もちろん北のジョンウンさん。着慣れない白衣姿で、バス事故で怪我をした中国人観光客を病院にお見舞い、それ自体もあり得ないのに、さらにしっかり手を握って励ます映像には仰天ですね~! ま、明日に迫った南北首脳会議を充分意識しているのでしょうが・・・。
そんななか韓国から「文大統領は南北首脳会議において、日本人拉致問題をジョンウンさんに話す」といったニュースがあるのは朗報です。被害者や家族の方々の長い間のご心配・ご苦労が、これをきっかけに解決しますようお祈りいたします。
それにしてもジョンウンさんのこのところの急変はどうしたの?一国のリーダーが行動様式や感情表現、さらには性格までも(?)変えるなんて、なんだかドラマっぽくて演出家とかいるみたいだ~~! ともかく理由はどうであれ、北にとっても「韓国との統一」「アメリカとの仲直り」をして、専制的国家からより民主国家になって、国家・国民を解放するほうが将来には発展余地も高いでしょうしね・・・。
一方でアメリカ・トランプ大統領のほうも4/25のニュースで、「金正恩党委員長は非常にオープンで、これまで見てきたところ、尊敬に値する人物だと思う」とけん制を交えつつも話しているようです。なんだかこのおふたり、ころころと発言内容を変えたり、過激な反応をしがちだったり、とっても似ているってこと?
あいよっこが「あれっ、なんで?」と感じたのは、トランプ大統領が「4/7のシリア軍の化学兵器使用疑惑」に怒り、4/13には英仏と共に「シリア・アサド政権に対する化学兵器施設などへの軍事攻撃」を即決したことです。だって北朝鮮に対してはあれほど軍事攻撃をちらつかせていたのに、結局のところあっさりと「平和的解決」を選んだからですよ。
話は少しそれますが、今回のピョンチャン五輪の開会式では、暗闇を背景に美しく光る360度全方向のレーザー光線、激しい動きのプロジェクションマッピングなどの最新テクノロジーが披露され、「すご~い!さすがIT技術先進国だなあ」と感嘆したのでした。
ところが数日後の読売TV「かんさい情報ネット・ten」でそのプロジェクションマッピングを担当したパナソニックチームの密着ロケ報道をしていたのです。「ええっ、パナソニックが実施したの?」
競技においてもスピードスケート女子500m後に、小平奈緒・李相花両選手の、互いに健闘をたたえる姿は記憶に新しく、両国民を感動させました。ううむ、反日だの抗日だの言っていても、日本と韓国ってどこか底辺で強くつながっているのかなぁ・・・。
これはかつての「不幸な関係」も影響しているのでしょうが、やはり隣国であり、政治・経済・人物交流・文化交流・・・さまざまな面でつながっているのは当然かもしれません。
当然ながら北と南はかつて同じ国であり、同じ民族であるわけだから、なおさら多方面での関係性があるのでしょう。だから北朝鮮をターゲットにアメリカが軍事攻撃を行うことは、韓国にも日本にも大きな弊害があるわけで、単に「ソウルが火の海になる危険性」以上の大きな背景・理由があるのかな、と想像するのです。
*** 続く ***
写真上下:三段峡は古くからの有名渓谷だけに急流や滝など多彩な景観が続く
写真下:撮影日は2018/4/2
岡山県 「いこいの村」の朝日と桜(手前の桜 見えないかな)
その下も岡山県 真庭のカタクリ(地域により形や雰囲気が違うのね)