あいよっこの旅ログ:::Part2:::

「女性のひとり旅は冒険の始まり!」

どうなる近未来? ヒトガタロボットの進化 ⑦

2014-09-21 23:07:31 | どうなる近未来? ヒトガタロボットの進化

     写真撮影日:すべて2014/8/17 愛媛県八幡浜市&佐田岬 

     写真上:「どーや市場八幡浜みなっと」でよだれを垂らしていたカモメさん

 

  最近は鳥の撮影にご縁があります。広げた羽や飛ぶ姿は自然の造形美のなかでも最高のひとつですが、思うように撮れないところがまた魅力なのかも。

  この夏8/16-17四国愛媛県に行き、大洲市、八幡浜市、佐田岬などを巡りました。西日本一の規模という「どーや市場八幡浜みなっと」では、魚市場につきもののカモメさんがたくさんいます。

一羽のカモメが水面を凝視していたので望遠レンズで見ていると、クチバシの先からたら~~り! えっ、よだれ? カモメもよだれを?! どうやら魚市場の排水に混ざっている魚を狙っているようす。

残念ながら決定的瞬間は撮れなかったですが、まさに「ぼくらはみんな生きている~~♪生きているからたれるんだ~~~♪」ですね~。

                                   

  前回「PC遠隔操作事件の犯人」と書きましたが、以前このブログでも取上げたように、「犯人は違うのではないか?」の気持ちがいまだにぬぐえません。

  片山裕輔被告が「自分はサイコパスだから嘘も上手につける」と自供している現在、警察・検察や弁護士さんたちに対する苦言とか、かきまわす気持ちなどまったくないし、素人としての率直な感想と思ってくださいね。あくまで報道からの情報で推測しているだけなのですから。

 

 この事件に関しては 以下のサイトに詳細があります。

月刊精神分析 2014年7月 特集「片山裕輔 丑田(うしだ)俊二 パソコン遠隔操作事件」

 

今振り返って見て、やはり感じる疑問点を3つほどあげます。

1、上記の「月刊精神分析」の第11章「片山の意見書」に次のような文章があります。

  「・・・母は私の無実を信じてくれていて、帰りを待ってくれています。母のためにも、1日でも1秒でも早く帰りたい、帰らないといけないと、いつも強く思っています。」

  片山被告は佐藤弁護士や江川祥子さんたちを中心とした多くの「擁護派」の支援もあり、2014/3/5に保釈されました。「ほぼ無実」と見られていたにもかかわらず、なぜ「自作自演メール」を送信し、そのためにスマホをビニール袋に包んで河原に埋めるというドラマのような行動をしたのでしょう? 

  彼は「母親が自分を犯人と疑っており、早く楽にさせてあげたかった」と言っていますが、母親に対する愛情や思いやり、また罪悪感もちゃんとあるようで、とてもサイコパスとは思えないです。そもそも「自分はサイコパス」って言うモンなの?

また普通の母親ならば、どんなに疑っていたとしても息子が「無罪」となることを一番期待していると思うけどね~。

 メール送信は当然ながら「自分は真犯人ではない」を言うためと思うけど、それにしては保釈中に刑事が監視しているとも考えず、やすやすと見られています。結局なにもしないほうが「無罪」に近かったのに・・・。

  反対に「母親を楽にしてあげたいので、真犯人として逮捕して欲しい」だったの? そうであれば警察で自供すればいいことだし。個人的な違和感がどこから来るのか、と考えてみると、「実は犯人になるためにいろいろな口実を作っているのでは?」と思えるところ、そして以前の緻密で用心深い犯人像とはかけ離れた印象と思えるところなのです。

 

 参考のために第9章の「サイコパスとは?」を引用しておきます。

 9、サイコパスとは?

サイコパス(Psychopath);異常心理学でいうところの反社会的人格の一種を意味する精神病質(サイコパシー)の通称であり、精神病質者を指す心理学用語。

・良心の異常な欠如
・他者に対する冷淡さや共感のなさ
・慢性的に平然と嘘をつく
・行動に対する責任が全く取れない
・罪悪感が全く無い

・過大な自尊心で自己中心的
・口の達者さと表面的な魅力。

 

***続く***

 

      写真:大好きな「岬めぐり」も、佐田岬は大変だよ~~。

          突端にある遊歩道から

  写真左右:砂浜と白波の模様が美しい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真:白くてどこか妖艶な「はまゆう」

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どうなる近未来? ヒトガタロボットの進化 ⑥

2014-09-08 12:02:20 | どうなる近未来? ヒトガタロボットの進化

          写真撮影日:2014/7/12~13 滋賀県琵琶湖北~醒ヶ井 

          写真上:醒ヶ井(さめがい)の地蔵川に咲く 梅花藻(バイカモ)

          ※実際には水中花の撮影は難しいので見学用を撮影

 

 またまた「脳」をテーマにした映画を見ました。8月末に公開された「ルーシー」、副題「人類の脳は、10%しか機能していない。100%覚醒した彼女は人類を救うのか?滅ぼすのか?」です。

 

 監督は「レオン」「二キータ」などでクール系ヒロインを演出したリュック・ベッソンで、今回のスカーレット・ヨハンソンもかっこいいし、映画としても面白かったよ。ときおり「なんでここの逆走が必要?超能力使えば~」とかひとり突っ込みしていたけどね~。

 

 最初にとっても怖い韓国風ギャングが登場して、「妊娠女性から抽出した合成薬品(成長剤みたいなもの?)」を密輸するために、彼女のお腹に埋めてしまいます。ところが薬品が体内に漏れて吸収されてしまうことから「脳の覚醒」が始まるのです。

 

こちらはまさに (2)生体(人間や動物)の身体および、生体のリアル脳をロボット的にする方向で、身体も脳も超人的なパワーを持つタイプです。途中では自分で脳機能を制御しますが、最後は・・・。

 

脳の覚醒が100%に近くなった時、時代を遡って、ついに人類の祖先と言われるアファール猿人(アウストラロピテクス・アファレンシス)の少女「ルーシー」とつながり、映画では「新しい進化がはじまる」と言っています。

 

 これからどんな進化が始まるのかな?そもそも現代の進化がちょっと前の進化の法則とはかなり違ってきたことは想像できます。でも彼女が「自分のような人間を作ってはいけない」と阻止したことを考えると、やはり長い進化の結果である私たちの心身をありのままに大切にすることが、一番の幸せなのではないかな?と思ったことでした。

 

 ところであいよっこの脳の覚醒度は何%? 老化に向かう身としてはもう少しだけ覚醒が欲しいな、と思ったのも本音ですね~。

                                    

 このように映画のストーリーにも「脳」が扱われることが多くなり、内容的にもあながちファンタジーともいえない現状となっています。以前このブログでも取上げたNHKプレミアム・テン「立花隆が探るサイボーグの衝撃」では「脳神経科学と情報通信技術が結びついた新技術」であるBMI(Brain-machine Interface:ブレイン・マシン・インターフェイス)を紹介していました。

 

 この番組放映は2007年なので7-8年前ですが、その後米軍関係の当該番組などを見かけたことがないです。まあ、おそらくトップシークレットになっているでしょう。実際に世界中でしのぎを削っている技術分野なのですから。

 

 当時は生きているラットの脳に電極をつけてコンピューターで操作する「ロボラット」でしたが、おそらく技術は進み、電極なしで遠隔操作ができる形になっていることでしょう。

 

 近年日本でも「心で念じるだけでカーテンの開閉ができる」「オン・オフを頭のなかで考えるだけで操作できる家電(エアコンなど)」の研究がニュースになっています。また障害を持つ人が「心で思ったように操作できる車椅子」などは実用化されつつあります。

 

  このように生体脳と人工知能のセンサーとの間のやりとりが相当自由にできるようになっています。1昨年~昨年に発生した「PC遠隔操作事件」は、犯人がPCに遠隔操作で侵入し、支配・操作する事件でしたが、これが示しているのは、実は「生体脳」への遠隔操作も可能ということではないでしょうか? なにしろ人工知能は生体脳のシステムや機能を置き換えているものなのですから・・・!!!???

***続く***

 

写真:加茂神社の「居醒(いさめ)の清水」から湧出する清水。この名水は「古事記」「日本書紀」に「ヤマトタケルが病に伏したとき体の毒を洗い流した霊水」と記載されている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真:湖北野鳥センター近く。 ハスの内部が見えにくいので、結構撮影が難しい

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