あいよっこの旅ログ:::Part2:::

「女性のひとり旅は冒険の始まり!」

南九州の旅~~~観光列車やナベヅル軍団 ④

2017-04-22 16:35:19 | 南九州の旅

     写真は2016/12/19~22「南九州 観光電車・ナベヅル軍団」

     「日本一の巨樹:蒲生の大クス」 このけた違いの迫力!

      なぜか幹が人の顔に見えてきて不思議。

 

  出水(いずみ)地域では245haという日本最大の指定区域に、1~1.7万羽のツルたちが渡来します。主な種類はマナヅル、ナベヅル、カナダヅル、クロヅルなどで、時にタンチョウヅル、アネハヅルなども見られます。

 

  その起源は島津藩が干拓を始めた元禄8年(1695年)ごろにさかのぼり、かつては九州数か所に越冬地域がありましたが、現在はここだけになっています。当時は作物を食べる迷惑鳥とされたツルたちを、現在に至るまで大切に守ったのは、なんといっても人々の温かい気持ちの賜物です。

 

  それにしてもこれほどの数のツルたち!目を見張って「すっご~~い!」としか言えません。空に舞い上がったり、低く滑るように飛ぶ美しい姿を撮影したいけれど、なかなか思うように撮れないよ。ガラス越しに見ていると、「屋上に行けるよ」と途中から教えてもらいました。「ああ、もっと望遠が欲しい~」「あっそうだったわ、シャッタースピードを・・・」(あせる~、汗)

                      

 

  「龍門滝」は鹿児島空港近くにあります。ふつうの住宅地風の奥に「こんなところに神秘的な滝だな~」と驚きです。古来薩摩の名所とされる滝は、高さ46m、幅43mで数本の筋になって流れ、「日本の滝百選」にも選ばれています。

 

  環境庁公認「日本一の巨樹:蒲生の大クス」を見たくて立ち寄りました。何度見ても素晴らしい。樹齢約1500年で、根元には約8畳分の空洞があるといわれます。それにしても蒲生八幡神社にはそのほかにも素晴らしい巨樹が多く、全体のバランスや静粛な雰囲気がとても良いです。

 

  ちょっとお天気具合で調子がでなかったですが、最後に空港で名物「白熊」を食べてご機嫌になりました。「かき氷+練乳+フルーツたち+可愛い=大好き♥」

  「南九州 観光電車・ナベヅル軍団」を終わります。

     「出水ツル観察センター」

     どうよっ!? 下はどうやらごはんを待っているのかな?

  

 

 

 

         「龍門滝」どこか神秘的

 

    この根元に約8畳分の空洞があるという「大クス」

     大好き~!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

南九州の旅~~~観光列車やナベヅル軍団 ③

2017-04-22 16:15:10 | 南九州の旅

                   写真は2016/12/19~22「南九州 観光電車・ナベヅル軍団」

                   日本有数の急流「球磨川」でのラフティングはスリルたっぷり。

 

 やっと本題の旅情報です。

 今回は断崖が有名な「甑島(こしきじま)」も目指しましたが、悪天候で高速船が欠航となりました。残念! 全体的に雨模様で写真撮影もうまく行かなかったよ(と、そのせいに・・・    

 ***旅スケジュールの概要***

2016/12/19 熊本県人吉市「田園シンフォニー」

2016/12/20 鹿児島県薩摩半島巡り 「清水磨崖仏」「高田磨崖仏」「番所鼻自然公園」「釜蓋神社」

2016/12/21 出水市の「ツル観察センター」は2度目だけど、いつも興味深くて、楽しい。

2016/12/22 何度見てもすばらしい「蒲生の大クス」、空港近くの「龍門滝」

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 1日目は人吉盆地をゆったり走る観光列車「田園シンフォニー」に乗りました。ところで昨春桜の時期に「福島県只見線の一部が大洪水被害で運行中止になっている」ことを、このブログでもお知らせしました。

 

 すると「2017年02月01日付 河北新報 オンラインニュース」でこんな記事がっ!

  <只見線>運行費負担 福島県7割了承

 

  な~んと「2011年7月の新潟・福島豪雨で不通が続くJR只見線会津川口(福島県金山町)-只見間の鉄路による復旧を巡り、福島県と沿線7市町の只見線復興推進会議検討会は31日、復旧後に見込まれる2億1000万円の年間運行費の負担割合について『県が7割、地元17市町村が3割』とする県の提案を了承した」とあり、つまり只見線の復旧が決定されたのです。

 

  各地で人口減少や過疎化によるローカル線の運航困難が叫ばれている現在、JRが「代替バスでいいのでは?」としている只見線の復旧が決まったのは、ほんとうに稀有で嬉しいことです。だけど今後、壊れた鉄橋の復旧工事はじめ、開通後の運営もなかなか大変なことが予想されます。

 

  すばらしい景観を愛する人々やカメラマン、てっちゃん・てつこさんともどもお手伝いをしていきたいものですね。

 

  ※※※JR只見線 会津若松駅(福島県会津若松市)と小出駅(新潟県魚沼市)をつなぐ総延長135・2㌔の路線。5年5カ月前の豪雨災害で3カ所の鉄橋が流失したほか、線路への土砂の流入なども相次いだ。そのため、会津川口―只見駅の不通区間は、JR東日本が代行バスを運行している。山あいを走ることで知られ、その景観の良さから鉄道路線の人気ランキングでたびたび上位に入っている。※※※

          「高田磨崖仏」

 

       「清水岩谷公園」

       開聞岳と菜の花は12月でも見られるよ

        「出水ツル観察センター」近くの川

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

南九州の旅~~~観光列車やナベヅル軍団 ②

2017-04-07 10:31:23 | 南九州の旅

   写真は2016/12/19~22「南九州 観光電車・ナベヅル軍団」

   暖かいけど、お天気が全体的に悪かったのが残念。

   写真上:清水岩谷公園内の「お地蔵さま」。紅葉の中、安楽椅子に座ってご機嫌?

 

  前回に続き「ふつ~にびっくり!」したお話です。ある日自分のパスポートを見て「あぁ、期限まであと1年、今年は絶対外国に行くぞ!」と決心をしました。できれば思い切って、北欧とかニュージーランドあたりがいいなあ。いろんな事情・都合で結局この10年間は数回しか行っていないし・・・。

 

  そして新聞紙上でとってもお値段魅力的な「てるみくらぶ」広告を見て、HPで登録したのが2ヵ月ほど前でした。北欧ツアーはたいていドバイ経由で、トランジットorトランスファーがちょっと大変そう、と感じましたが、単に旅行コース、ホテル、観光地などの情報収集のつもりでした。

 

  女子会(熟女会)ランチでそんな話をしていると、「てるみくらぶツアーで外国旅行したことがある」という友人がいました。「飛行機の便はもちろん、ホテルなど、全体のスケジュール詳細が直前まで決まらないので困ったし、ツアー途中でもそんなことがあった。どうやら空き席や空き部屋を直前に安く買っているので、料金が安いみたい。なんだか落ち着かなかった」らしいです。

 

  そのときは「【格安・激安】を売るやり方はもしかして中韓などのアジア系?」「そんな自転車操業でやっていけるのかな?」といった話が出ていました。(ちなみにネット検索では「てるみくらぶ韓国」も存在しているようです・・・)

 

  仰天したのは数日後ネットで「てるみくらぶの経営が危ない」ニュースを見たとき! ええっ、うそ~! まあ同時にホッと感もありました。やっぱ外国旅行は信頼と実績が必要だわ。

 

  TVで謝罪会見を見て、若い女性社長だったことを知りました。3/27日に東京地裁に自己破産申告したときの負債総額約151億円は、旅行業者としてはリーマン・ショック以後最大です。影響を受ける一般旅行者は最低8~9万人にのぼるといわれ、お金とともに夢や期待を裏切った責任は重いです。

 

  だけど「この人がひとりで責任を負って多額の自転車操業的やりくりをしていたの?」「消費者になるべく安く旅行を提供したい」と言いながら、「実際は赤字を抱えて、粉飾決算を続けていた」らしく、「そんな状態がいつか好転すると本気で考えたのかな?」と疑問を感じてしまいました。

 

  結局こうした事件が起きると高額な海外旅行に行くのも躊躇しますし、特に個性的なツアーでがんばっている真面目な中小業者に与える影響は計り知れません。社長は「損害を与えた一般消費者というより、関係者に対して謝罪を行っている感じ」もしましたが、確かに旅行業界全体に与える影響もとても大きいと思ってしまいます。

 

  世界中で荒々しく悲惨な事件が起きている現状も考えると、ほんと行きたくても行きにくい海外旅行ですね~。

      平家の落人が彫ったといわれる「清水磨崖仏」

      高さ20mの崖におよそ200基の磨崖仏が彫られている

     風情のあるレンガ造りのアーチ橋

    こちらは「高田磨崖仏」。かつての「高田石の石切場」に彫られている

   「頭の上に釜の蓋を乗せてする」ユニークな願掛けでも有名な

   釜蓋神社の「スサノオノミコトのご神体」 

  「番所鼻自然公園」からの景観は全国地図を造った伊能忠敬さんも絶賛しました!  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする