あいよっこの旅ログ:::Part2:::

「女性のひとり旅は冒険の始まり!」

今年もキジバトさんがキター!!!

2015-06-30 14:54:30 | 日記

            写真撮影日:2015/6/29

            写真上:見方や撮り方によって「青っぽく見える」キジバト。

                 とっても可愛いでしょう?

 

  前回わが家のリフォームについて書きましたが、それがやっと終わり、騒然としていた庭が静まった数日後、まるで見計らったようにキジバト(ヤマバト)が巣作りを始めました。

 

  夕方から夜にかけてガサガサ・バタバタしていると思ったら、翌朝にはちんまりと巣の中に座っていました!今年も来てくれたんだね、良かった~。リフォームさえ大変な人間のややこしい住処と比べ、ほんと鳥の巣はとっても簡単シンプルです。

 

  Wikiなどによると夜間はメスが、昼間は雌雄が交代で抱卵する(昼間はオス、という説もあり)とありますが、雌雄はほとんど区別がつかないです。でもなにげに家の近くに寄り、こちらを向いて座ったりしている、つまり慣れているのがメスではないかなと感じます。子育て期間はメスのほうがどっしり構えているのかも知れませんね~。

 

  ところでメーテルリンクの童話「青い鳥」がキジバトなのは有名ですが、結末の解釈を巡っては「幸せは遠くにあるのではなくて、自分のすぐそばにある」とか「チルチルとミチルが旅先で経験や苦労を重ねた結果、飼っていた普通のキジバトがしあわせの青い鳥になった」などが言われています。

 

  童話からのイメージや解釈などはそれぞれが自由に得るものと思いますが、あいよっこは今回写真撮影をして面白いことに気がつきました。光や撮り方の加減で、いつもは茶色ベースのキジバトが「青っぽく見える」ことがあるのです。もしかしたら作者はそれに気がついていたのかな?

 

  そんな想像をめぐらせるのも、また楽しいものです。自然の生き物が多様性、多色性を持っているのは、環境や生き方などへの適応力・柔軟性とも感じて、またまた「生命ってすごいな」と感心するのです。

 

  ということで今日は続いて鳥の話をしたいと思います。写真も鳥特集とします。

  国の特別天然記念物コウノトリは、兵庫県豊岡市で2005年に放鳥が始まりました。十数年を経て、2015/6/23現在では飼育されているのが93羽、放鳥・野外誕生したものが80羽、野生個体1羽などに増えています。

 

  6月始めには「百数十キロ離れた徳島県鳴門市につがいが飛来し、営巣を始めた」というニュースに地元は沸き立ちました。残念ながら台風で巣が飛ばされ「ヒナの巣立ち」には至らなかったのがほんとうに残念でした。

 

  やもたてもたまらず6/23に豊岡市に行ってみました。「ハチゴロウの戸島湿地」は休館日でしたが、外まわりを歩いていると、いました! でも警戒心が強いコウノトリさんは、望遠レンズ越しにじっとこちらを見て、飛び立ってしまったよ~! 後にはサギやシギたちが残りました。

 

  2002年に野生の雄コウノトリが初めて飛来したのが、ここ戸島湿地です、地域の人たちは湿地での稲作つくりに苦労して、埋め立てをするか湿地として残すか、の選択を迫られ、後者を選んでコウノトリの保護・飼育に取り組むようになったそうです。嬉しい「正解!」でしたね~~。

※2015/6/21~23の「山陰海岸ジオパークの旅」詳細は、次回「2015・春 桜満開のふくしま巡り」の後になりま~す。 

 

                                     とりちがい かな?

 

 

          写真:さすがにレンズを向けられて、ちょっと怒っているみたい?

       写真撮影日:2015/6/23

       写真:電柱の上ではつがいのクラッタリング音(くちばしをカタカタ鳴らす)

           が響きます

 

        写真:用心深いコウノトリは飛び立ってしまった。ちょっとまって~~!

        写真:すずめに似ているけれど、どうやら「ホオジロ(のオス)」

            鳴き声は「一筆啓上仕候」(いっぴつけいじょうつかまつりそうろう)

            と例えられたりします。

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2015・春 桜満開の岐阜めぐり ⑥

2015-06-11 13:15:05 | 2015・春 桜満開の岐阜めぐり 

                     写真撮影日:2015/4/11

                     写真上:中山七里・「釜が淵の牙岩」 

 

    小坂(おさか)地区は冬季、進入規制がありますが、「がんだて公園で4月12日、滝びらきが行われる」という情報を得て、嬉々として向いました。がっ、勝手に当日だと勘違い。つまり「滝びらき」は次の日だったのです。         

道の駅「はなもも」横の「飛騨小坂ビジターセンター」では詳細なマップを入手でき、案内をしてもらえます。「大丈夫ですよ。『三ッ滝コース』には入れます」との説明にほっとしました。

 

  この地域は御嶽山の岐阜県側登山口であり、古来より御嶽山の噴火による奇岩・巨岩の溶岩台地に、すばらしい滝や緑豊かな森ができているのです。下呂温泉の人は「2014/9の噴火当時は宿泊客が激減しましたが、長野県に比べると影響が少なかったです」と話していました。

 

  火山が突然噴火すると人間の力など無力に等しく、途方に暮れます。それでもやはり面白い形の岩、美しい清流、さまざまな形の滝、たくさんの可愛い花たち・・・どれもとっても魅力的で、山が与えてくれる恵みや景観に感謝したいです。

 

  下呂温泉を過ぎると飛騨川沿いに、約28kmにわたる「中山七里」の名勝が続きます。木曽川の上流である飛騨川の、急峻で激しい水流で両岸が削り取られ、奇岩・怪岩が荒々しくそそり立っているのです。

 

   特徴的なのは岩の中で小さな岩石が転がってできた「甌穴群(おうけつぐん)」(ポットホール・かめ穴とも呼ぶ)が見られることです。「中切地蔵野の甌穴群」として名勝指定されている付近には、ひときわ大きな「牙岩(きばいわ)」があります。

 

  牙岩は高さ約 10mの大岩塔で、干ばつのときには、岩上の甌穴の残水を全部汲み出す、という雨乞い神事が行われたそうです。 その昔木材をいかだで流していた頃に、付近が大変な難所であったことは想像にかたくないです。ただ道路わきに駐車スペースがほとんどないので、じっくり見るためには歩くことが必要です。(牙岩付近にPあり)

 

  道路に「苗代桜(なわしろざくら)」の案内板が見えたので行ってみると、満開でたいへんなにぎわいです。樹齢400年という2本の姉妹桜で、近所の農家はこの美しい桜が咲くのを合図に。稲作の苗代準備を始めたといわれます。

 

  足元に広がる水田に映る、苗代桜や桜吹雪がとても幻想的なことで人気が高いです。訪れたときはちょうど水が張られていたところで、濁りもありきれいに映っていなかったのがざんね~~ん。

 

  ところで最近TVなどで話題になっている「県の観光力」では、岐阜県は割合地味な存在となっていますね~。奈良県と同様「海がない県」なので、絶対的に損だよね~。だけど長野県・信州は「山の魅力・温泉など」でりっぱに勝負できているのは事実。

 

   岐阜県の自然は奈良県に比べて、「あまり人の手が入っていない魅力」を感じます。桜やはなももなどもまだ隠れた存在が多いです。特に「滝めぐりコース」は、ゆったりした時間のなかで歩きたいです。ぜひぜひ!

 

  これで「2015・春 桜満開の岐阜めぐり」を終ります。次回は「2015・春 桜満開の福島めぐり」です。見てくださってありがとう     

                                                                                     

 

                   写真:荒々しい奇岩がそそりたつ

 

                                  写真: 苗代桜 水面に映る桜との二重奏

                               写真:青空とのコントラストも美しい 「苗代桜」

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2015・春 桜満開の岐阜めぐり ⑤

2015-06-10 18:00:21 | 2015・春 桜満開の岐阜めぐり 

                            写真撮影日:2015/4/11

                            写真上:小坂への道路の両側には興味深い地形が続きます。

                                      美しい柱状節理。

   ああ、早くアップしないと梅雨入りしてもう一週間が過ぎた! またまた「桜紀行」なのに真夏に載せるおそれあり。ま、いつものことかな、すみませ~ん。

 

  このところ築35年となる我が家のリフォームで家の中は大変でした。年初に計画を始めたのに、さまざまな都合で長引いてしまったのです。お風呂、洗面所、トイレ・・・といった水まわり中心のために「銭湯通い」「仮設トイレ」を余儀なくされ、いつものふつ~な生活のありがたさを改めて感じます。

 

  でもラッキーなことに、タイミングよくはじまった「住宅エコポイント」を、意外や意外10万点を超えてゲットできました~! 消費税の半分くらい浮いたかな。でもコスパが良いと思える「商品券・旅行券」などは10万点からなので、ちょっと使いにくいところもあり。

 

  アベノミクスによる物価上昇期待のせいか、建築業界などでは素材不足・人材不足も影響して値上がりも相対的に大きいみたいです。最近ではオリンピック会場の国立競技場新設が、想定外の予算オーバーで問題となっています。主体が東京都とはいえ、政府方針の「値上げもオリンピックも」には少なからず矛盾をはらんでいる、ということでしょうか。

 

  建設業界・リフォーム業界も慢性的な人材不足で高齢化が進んでいるようす。なにしろバブル後に仕事が激減し、若者がいないらしいです。リフォーム会社の人は「特に屋根職人が少ないです。日本瓦そのものが減って仕事が少ないし、暑さ・寒さがきつく、重量もかかります。そのため外国人が増えているけれど、ちょっと技術的に問題があったりします」と話していました。

 

  確かに住宅機器の搬入に始まり、廃棄材の処分ひとつとっても重そうで、やっぱ建設業界は「男の世界」ですね~。

                                    

   さて「岐阜めぐり」も最後の3日目(2015/4/11)となった朝、すっきりと良いお天気です。宿泊した下呂温泉を北上し、「小坂(おさか)の滝めぐり」をしようと「がんだて公園」に向いました。

 

  小坂町にはなんと「5m以上の滝が200箇所以上ある」そうで、「小坂の滝めぐりHP」 には「初心者」から「秘境探検・・」までレベルや滝に合わせた14コースを紹介しています。

 ***明日に続く***

              

 

写真: 「覚明水」は御嶽山登山道の飛騨小坂口を開いた覚明行者が発見し、これを飲んで頂上を極めたという。

 

      

 

 

 

 

 

 

写真:巌立地蔵(がんだてじぞう) およそ5万4千年前の御嶽山大噴火のときの溶岩の末端に「牛の鼻づら」があり、そのなかに祀られている。

 

      写真:「牛の鼻づら」内を一周後、地蔵に願をかけると叶うのです。

写真:巨大な絶壁「巌立(がんだて)」 高さ72m、幅120mで柱状節理が見られる。写真ではその大きさがわからないかな~~!

              写真:「三ッ滝コース」を歩きました

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