あいよっこの旅ログ:::Part2:::

「女性のひとり旅は冒険の始まり!」

揺れるつり橋の上でドドドン、ドドドン!

2008-07-31 10:46:19 | 山は地球の見晴らし台

谷瀬のつり橋は<st1:MSNCTYST w:st="on" AddressList="29:十津川村;" Address="十津川村">十津川村</st1:MSNCTYST>に入って最初に出会う有名な観光名所です。長さ297m、高さ54mは、鉄製つり橋としては日本最長を誇ります。近年、各地で大きなつり橋の建設ブームがおきていますが゛、ここが作られたのは1954年なので年季の長さでは負けません。つり橋を観光ポイントとしたさきがけともいえます。(写真)

 

現在の日本一はご存知大分県に完成した、長さ390m、高さ173mの「九重・夢(ここのえ・ゆめ)大つり橋」で、二番目が<st1:MSNCTYST w:st="on" AddressList="45:宮崎県綾町;" Address="宮崎県綾町">宮崎県綾町</st1:MSNCTYST>にある「照葉(てるは)大つり橋」の長さ250m、高さ142mです。それに比べると小さくなってしまいましたが、生活密着型つり橋としても重要なのです。<o:p></o:p>

 

 しかしスリルはなかなかのものです。ゆらゆらゆれる橋の下を覗くと、川遊びをしている子どもたちが米粒のように見えます。身体全体にジ~ンと鳥肌が立つような感覚を覚えながら、なるべくゆれないようにまっすぐ歩こうとして力が入り、ぎごちなくなってしまいます。

 

 写真:川遊びの子どもたちの小ささが、さらに恐怖感を増します。

 

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前を行く男女のカップルは、男性のほうが鉄製ワイヤーのてすりを持ったまま、かたまっているようです。「そんなところを持つと歩きにくいし、かえって怖いんちゃう?」と余計なことは言わないで、追い越しました。「ほら、なんにも持たないで歩いてはるやんか」と女性の言う声が聞こえました。結局二人ともあきらめて引きかえしたようでした。

 

写真:「怖い」にはまると、かたまってしまいます。

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周辺街道には「揺れ太鼓」の旗がたくさん並んでいるのですが、実は「なんだか知らないけど、景観に悪いなあ」と思っていました。なあ~んと来る8月4日(はしの日)午後430から、「つり橋まつり2008」が開催され、このつり橋の上に和太鼓が一列に並び、勇壮な演奏が行われるのだとか。、<o:p></o:p>

 

 

 

看板に偽りなし、まさに「揺れ太鼓」なのです! きっと見ているほうもスリル満点です。一列に並んだ和太鼓の音が、周囲にとどろき渡るなんて、すごいロケーションですね。でも調子を合わせるとか難しいだろうなあ、気分とか悪くならないのかな? 一度ぜひ見たいものです。

 

写真:谷瀬地区に渡ったところにある「つり橋茶屋」で一休みして、帰ります。一列に並び、なにげに「ガニ股」で歩く家族。

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魅力と不思議がいっぱい、十津川村の旅

2008-07-27 10:15:04 | 山は地球の見晴らし台

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 R24を和歌山方面に進み、奈良県中西部にある<st1:MSNCTYST Address="五條市" AddressList="29:奈良県五條市;" w:st="on">五條市</st1:MSNCTYST>からR168を南下すると、あたりには急に山が迫ってきます。木々の匂いの中をさらに半時間ほど進むと、山はますます高く険しくなるとともに、道路の片側には深い緑色の川やダム湖が付き添うように広がってくるのです。このあたりから<st1:MSNCTYST Address="十津川村" AddressList="29:十津川村;" w:st="on">十津川村</st1:MSNCTYST>に入ります。

 

 写真:道の片側は切り立った山の緑、反対側のダム湖は深い緑色の水をたっぷりとたたえています。

 

 その名のとおり、村にとっていかに十津川(熊野川の上流)の存在が大きいのか、道路を走っていても実感できます。面積は奈良県全体の約5分の1を占めていて、「全国で一番広い村」であることは有名ですね。 しかもその96%が山林という、大自然に抱かれた村であり、10002000mクラスの山々が連なる紀伊山脈の屋根なのです。<o:p></o:p>

 

 写真:途中の街道では谷に沿って、少し遅めのあじさいが満開でした。手前のものは珍しい品種ですね。

 

 

 山が連なるということは、樹々も植物もたくさんあることだし、つまりそれは豊かな「水」につながっています。街道わきには至るところで水が流れ落ち、飲みやすいように整備されています。「三里山の水」で飲んでみました。「わっ、冷た~~い、美味しい、気持ちいい!」

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街に住むあいよっこは山からの恵み、自然の贈り物に感動し、思わず「ありがとう」と言ってしまいました。同時に世界的な水資源の不足が懸念されているこのごろ、清らかで美味しい水を守っていくことの大切さを改めて感じたのです。実のところ旅の目的の一つは「源泉かけ流しの温泉」にあったのですが、それにもまして「水」「滝」「渓谷」などを意識させられる旅となりました。

 

写真:山肌や岩肌に沿って至るところで水が流れ落ちています。

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もうひとつは歴史です。<st1:MSNCTYST Address="十津川村" AddressList="29:十津川村;" w:st="on">十津川村の県境</st1:MSNCTYST>から南に約半時間行くと和歌山県「熊野本宮大社」があります。そこを起点(終点)にする2大参詣道が村内を通っているのです。ひとつは玉置神社から大峯山、さらに吉野山金剛峰寺に至る「大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)」、もうひとつが果無峠(はてなしとうげ)から高野山に至る「熊野参詣道 小辺路(くまのさんけいみち こへち)」です。 そのほか「中辺路(なかへち)」「伊勢路」とともに「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録されているのはご存知でしょう。

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南北朝の時代を中心に、都とのつながりも強く、歴史上の人物の墓や遺跡なども残されています。こんな山間の僻地がなぜスポットを浴びたのでしょうか?

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          魅力と不思議がいっぱい、<st1:MSNCTYST Address="十津川村" AddressList="29:十津川村;" w:st="on">十津川村</st1:MSNCTYST>の旅です。

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サイパンの旅、最終章

2008-07-21 22:02:42 | 女性のひとり旅

サイパンへの旅が航空会社(NWA)のマイルを使った特典旅行であることはお知らせしましたね。そして「燃油サーチャージ負担なしでお得感倍増」とも言いました。がっ、先日受け取ったメールには「今後、燃油サーチャージの負担をお願いします」とあります。があ~~ん! つまりこれからは必要ということなのでお間違いないようにね。<o:p></o:p>

もしかしてあいよっこが「お得」とお勧めしたことを知られたか? たしかに企業は危機管理の立場からも、日々検索している可能性は高いです。まあこの燃料高の折なので、単に偶然だったかもしれませんが・・・。それにしても「お得情報」ってあまり公表しないで、「黙ってほくそえんでいる」ほうが結局いいのかなあ、と少しジレンマを感じている今日この頃。<o:p></o:p>

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「いいなあ、サイパンは海も空もきれいだし、のんびりしているし・・・」と思わず口にすると、ジャングルツアー・ガイドのマークさんは「そんなにいいなら、じゃあサイパンに来るか?住むか?」とズバリ聞きました。「あっ、でもこの暑さが~~」となんとなく逃げ腰状態。「旅としては最高、旅人としては良い気分」ということを見抜かれたのでしょう。<o:p></o:p>

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さて左ハンドルのレンタカーでのドライブも、次第に快適になってきました。ランチは日本人が経営するチャモロ料理店「みつえ」でとることに。壁一面に貼ってあるお手紙・サイン・写真などから、15年間の歴史がわかります。有名人の名前も多かったですよ。写真:一番上<o:p></o:p>

チャモロ料理3コース(いずれも$40)あり、珍しくて食べてみたいですが、たぶん量も多いでしょう。結局日替わりランチ($5)になってしまいました!

写真:日替わりランチはかなりふつう。

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1人旅だから、自分なりのルールは決めています。食事は「食べ過ぎない」「あまり通常と違うものは食べない」「食中毒には注意する」が基本です。体調を崩すのは食事が原因のことも多いからです。<o:p></o:p>

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次に向かった「サンタ・ルーディスの祠」(聖母マリアの祠)は、日本統治時代キリスト教信者が隠れてお祈りしたところです。古くて黒くすすけた石灰岩質の絶壁がそそり立っていて、小さな洞窟の真ん中にマリア様が祭られています。

石灰岩の洞窟って、それだけでおどろおどろしさ、とか畏怖感とか、異次元世界といった雰囲気を醸し出しますね。宗教的なことに使われるのはある意味適していると納得です。

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写真を撮っていると、女の子がなにげにポーズをとって、そして「Good smile!」をしてくれました。少し話していると、お土産店からお母さんらしい人が近づいて「ボージョボー人形はどうですか?」とひかえめに薦めます。すでに買ったので断りましたが、もしかして女の子はお母さんの協力をしているのかもしれません。けなげな感じでした。<o:p></o:p>

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ボージョボー人形はマリアナ諸島の代表的なお土産のひとつです。チャモロ民族に古くから親しまれている願掛け人形で、腕を後ろで組ませると金運アップ、足を組ませると恋が成就するのだそうです。いろいろとポーズをとらせる事ができますよ。<o:p></o:p>

ふたつ買ってきたので両方のポーズをとらせることにしましょう。写真:意味を知らないときに撮ったもの。

 

サイパンの旅は改めて日本の歴史や戦争について考える良い旅となりました。<o:p></o:p>

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振り込めサギがついにここまで、キターーーッ!!

2008-07-16 11:05:01 | 女性のひとり旅

「ああ、お母さん?」と受話器からの男性の声に、反射的に「はい」と答えていました。息子が三人いるのですが、たいてい第一声で誰だかわかります。でもこのときは「えっ?誰だろう?」と思いながら・・・。「ちょっと扁桃腺の調子が悪くて・・・」と続ける次の瞬間にすべてを理解。「ふふふっ・・・」と反応すると、突然電話は切られてしまいました。そうです。うわさの振り込めサギ!!ついにここまで来たか!

 

写真:旧日本軍刑務所。振り込めサギはじめ、悪いことをするとこんなところに入るんだよ!

関西のおばちゃんはだまされにくい、と言われますね。金銭感覚がシビアということもあるでしょうが、「関西弁である」ことも大きい要素なんだなと実感しました。ことばのアクセントの違いは、本能的な違和感、「ちょっとへん」を感じやすいです。もう少し聞いて、さらに録音などもすれば良かった、と後悔。

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昨日のニュースでは「今年に入って振り込めサギが急増している。5月までの被害総額約137.4億円となり、昨年同期の約1.6倍」と報じていました。手を変え品を変えて、巧妙化しているようです。今後ケータイを操作しながらのATM入金をできなくする、などの対策が取られるようですが、敵も次々と次の手を考えてくるでしょう。みなさまお互い気をつけましょうね。

 

写真:もっとランがたくさんあると期待しましたが、こんな感じでした。

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ところで標準語(共通語)はもちろん東京弁を基本としています。さすがに東京で話すとき、地方からの人って多少は意識していますよね。「方言をあまり出さないようにしゃべろう」などと。でも関西弁(の話し手)ってまったく「そんなのかんけーねえ」状態です。東京でも、日本中どこに行っても、さらに外国でも、もちろんサイパンでも関西弁は活きていました。<o:p></o:p>

なぜだか関西弁は目立ちます。ことばを聴くだけで、周辺にいるだけで、そこに関西人がいることが明らかになるのです。一部では、姿かたちも個性的であります。(?)<o:p></o:p>

この頓着のなさ、はなぜなのでしょう?「昔、都であった」自負心でしょうか?「関西弁が非常に使いやすい、ぴったりしている」という使い心地のよさなのでしょうか?「東京への対抗意識」もあるのでしょうか?そのあたりよくわからないですが、ともかく関西人は関西弁を愛し、堂々と自信を持って駆使している感じなのです。もちろんそんな個性・文化は大事なことですね。

 

写真:ホテイアオイの花?池じゅうに広がり満開でした。

 

あいよっこも出身の岡山県より、関西(奈良県)での生活がはるかに長くなりました。関西弁は使いやすいなあ、と思いながらもアクセントなどは難しく、すっかり染まることもできないでいます。<o:p></o:p>

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話が長くなってしまいました。サイパンの旅も残りあとわずかです。<o:p></o:p>

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トロピカルを食べて、味わって!

2008-07-10 15:50:29 | 女性のひとり旅

 

イパン熱帯植物園は「ミクロネシア最大、5万坪の広さを誇り、1日中楽しめる・・・」とパンフレットにあります。でも訪れたその日、その時、入園者はたった一人! あいよっこの他に、入り口係・レストラン係・園内で作業する人の計3人しか見ませんでした。広大な植物園を独り占めするのは贅沢ともいえますが、ちょっと寂しすぎ~。

 

 

写真:キャノンボールは実が弾丸に似ているところから名前がつきました。(というか砲丸みたいです。写真の上方と右下方)<o:p></o:p>

 

チケット係は「Only One?!」とびっくり顔で、「こちらに来て」とココナッツハウスの前から東西南北に移動させ、写真を4枚撮ってくれました。入場料$15は少し高い感じもしますが、こんなに人出が少ないと管理も大変でしょう。

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日本では園芸店でしかお目にかからない、鮮やかな色彩のトロピカルフラワーが満載です。オレンジ・赤・真紅・濃いピンク系が多いです。強い日差しと暑さに負けないような色なのでしょうか? 満開の「紅ヒモノキ」は赤くて長いひもが樹全体から垂れ下がり、見たこともない奇妙な光景です。(写真)

「ポトス」といえば日本でもポピュラーですが、葉っぱ一枚の大きさは半端じゃないんです。お盆ぐらいあります。<o:p></o:p>

 

 

写真右:ジャングルキングはレッドジンジャーの仲間の王様。白いのが花です。

 

「植物園は熱帯果樹の宝庫です」「喉が渇いたらスターフルーツを食べてみましょう」などと案内版にありますが、食べられるような果樹はあまり見当たりません。がっかり!<o:p></o:p>

珍しいランなども期待しましたが、時期のせいもあるのか少ないです。でも古代エジプトで生まれた紙の原料「パピルス」の群生を初めて見ました。

(写真下)

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展望台に向かうと、サイパンの代表的な動物「イグアナ」や「ヤシガニ」が休憩所にいます。そして頂上にはなぜか「ナポレオンフィッシュ」の造形物が目の前のタポチョ山を見ています。(最初の写真)なんで?と思わせるところがユーモラスなのです。

 

丘の頂上には樹齢400年というガジュマルの樹に建物を載せて「ツリーハウス」を作っていますが、階段・建物は老朽化して進入禁止となっています。展望台にはさらに100段あまりの階段を登るようです。寂しい上に植物が生い茂っているので止めました。たくさんの見所を作っているのですが、全体的に寂れている感じです。

 

 

 

ヤシの木陰をのんびりと歩くには最適の小道「ヤシの遊歩道」。がっ、案内の注意には「ヤシの木の下には立ち止まらないでください」と!

上からかた~い実が落ちてくるかもしれないから、とはいえ「どうすりゃいいの?」

 

写真:パンの木はその昔食用にしていました。

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