あいよっこの旅ログ:::Part2:::

「女性のひとり旅は冒険の始まり!」

ロシア・プーチン大統領  柔道の精神は? ⑧

2017-02-07 17:51:55 | ロシア・プーチン大統...

    写真は2016/7/28~7/31「お花畑と流星群を探して 御嶽山~白馬へ」

    「八方アルペンラインリフト」に乗ると、次々とあらわれるお花畑!

    

  報道でも良く見聞きしますが、プーチン大統領が「自分にとって柔道は単なるスポーツではなく、哲学」と話し、尊敬する人物が講道館創設者・嘉納治五郎であることは日本人として嬉しいことです。

 

  彼が「大切なことはすべて柔道から学んだ」と述懐し、特に『柔よく剛を制す』という有名な言葉が「強い相手の力を利用して、柔軟に対戦して勝つ」と理解できて嬉しかったらしいです。なんだか納得できます。

 ※「プーチンと柔道の心」(2003、V・プーチン、オルマプレス)など

 

  当然ながら「武道」は戦って勝つことも重要ですが、基本的に礼儀作法であることも理解しているのでしょうね? ルールやマナーは大事です。

 

  さらに武道は「相手を鏡にして自分を見る」とか「戦いを通じて技を極め、己を知る」ことでもあり、相手に対する敬意を忘れてはいけないですよね? 恫喝なんかしてはいけないですよね?

 

  そういえばかなり以前の大相撲では、(相撲には詳しくないですが)勝者が土俵下に落ちた敗者に手を差し伸べていたことを思い出します。国技であり儀礼でもある相撲は、武道全体に影響を与えているのかもしれません。

 

  ちょっと話がそれますが、日本には各種武道をはじめ、舞踊や歌舞伎などの芸道、書道、華道、茶道などなどたくさんの「道」がありますが、一般に華道と茶道を年頃の女性が学ぶことを「花嫁修業」などと(かなり昔)称していました~。

 

  女性ジェンダー的には問題とされそうですが、実はあいよっこもこれをさせられました。ですが「所作」や「立ち居振る舞い」、「お花やお茶の楽しみ方」などなど、学校では教えてもらえないたくさんのことを学び、とっても生活や人生の楽しみに役立っていて、今では感謝しているのです。「道」は文化の伝達であり、教育システムの一環でもあったのですね。

 

  話を戻して、プーチン大統領という大国のトップリーダーが、その任務と武道の精神を兼ねることは、大変難しいことだとは思いますが、どうぞ柔道の持つ精神についても忘れないでいつまでも併せ持って頂きたいと願っているのです。

       ***  終わります。お付き合いありがとう  ***

    上:うさぎ平・天空牧場のやぎさん

    下:このコラボってどう?

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ロシア・プーチン大統領  柔道の精神は? ⑦

2017-02-07 17:38:14 | ロシア・プーチン大統...

    写真は2016/7/28~7/31「お花畑と流星群を探して 御嶽山~白馬へ」

    うさぎ平テラスではパラグライダーのアクティビティが盛ん

    「♪ 風が吹~いている~~♪」

 

  プーチン氏が大統領になった2000~2008年、ロシア経済は飛躍的に成長し、「彼のおかげで豊かになった」ことが高い人気と支持率の大きな理由です。ソ連崩壊後続いた低いGDPでは、ある意味レベルアップはしやすかったともいえるし、首相に下りた後にリーマンショックで原油が大暴落するなど、強運にも恵まれているようです。まあ運も実力のうちですが・・・。

 

  問題はその後どうするかです。国際通貨研究所「2016ロシア経済の現状と課題」によると「原油価格は一服するも、経済制裁により慢性的な疲弊状態が続いている」とのこと。

 

  原油価格は2008年に最高値:1バレル134ドルをつけたあと、最近では50ドル前後で推移しており、かつてのような高収入は期待できません。また「経済制裁」は、強引な「クリミア併合」に反対して欧米と日本が行っているものです。今回の日露会談においてプーチン大統領は「経済制裁を止めないと日露平和条約もない。(その後にあるかも知れない領土交渉もないよ)」と暗に脅しをかけているようです。

 

  ほんと、自分がしたことは完全に棚にあげているよね~。そのうえいかに相手の弱点をつくか、揚げ足取りをするか、といった戦法に見えるけど・・・。

 

  それにしても経済の発展は、他国からの支援や一時的なお金、さらに言えば「工作で盗んだ情報・技術」では継続できないでしょ? やはり有能な自立した人材を育てて充分活用し、自国の産業を活性化していかないとあかんのでは~。

 

  もし上のほうから「しっかり勉強して、個性を活かしてがんばれ!」と言われたって、「何を、誰を信じていいのかわからない」とか「なにかやばいことをして面倒なことになると怖い」といった(無意識的)防衛感覚があると、絶対に自由奔放にはがんばれないっしょ?

 

  つまるところ強権のトップリーダーが「自分がなんとかしないと」と力を発揮すればするほど、国民たちは「まかせておけば上手にやってくれる」と依存心の強いおまかせ体質になってしまうのが恐いところです。強権・強支配の親がこどもの自立を妨げるのと同じですね。

        *** すぐ続く ***

 

     準備完了して「風待ち」?

     さあ、行くぞっ!

        いいなあ、気持ち良さそう~

  うわあ~、こんなにいっぱい! パラグライダーの雄大パフォーマンス

  ドーナツみたいになったり、鳥になったり、これってかなりコントロール

  できるものなの?

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