あいよっこの旅ログ:::Part2:::

「女性のひとり旅は冒険の始まり!」

小保方晴子さんの『あの日』はいつだったの? ⑨

2016-06-22 13:53:52 | 小保方晴子さんの『あの日』はいつだったの

            写真撮影は2016/5/19~20 新緑の福井県へ

            池田町「龍双の滝」 声が出ないほど素晴らしい!感動!

 

    そういえば「STAP細胞・論文事件は世界三大不正のひとつ」という報道もありました。2014/6/12、理研改革委の岸輝雄委員長は12日夕に開かれた記者会見の冒頭、「ヨーロッパにいる友人から、『今回の不正は、世界の三大不正の一つとして認知された』というメールをもらった。決してありがたくない課題だ。これを乗り越えて、素晴らしい理研になっていってほしい」と述べ、理研の組織改革への期待を込めた、というものでした。

 

    それにしてもいったい誰がそれを認知するの?そういうことってある程度の時間とか歴史の中で決まっていくように思えるけど? そんな不名誉で不確実な話を「改革委員長がわざわざ公表する」ってどうなの? 知る限りでは誰も言わないようだけど、そう感じるのは私だけ? (疑問符だらけ!)

  

    ネット検索していると「研究者の倫理観を研究している信州大学特任教授の市川家国氏は、「『超電導研究不正(シェーン事件)』や、2005年に韓国で起った『ES細胞捏造(ファン・ウソク事件)』と並び、三大不正事件の一つである」と断言。「3つの事件のなかでも1番がSTAP細胞論文の問題で、これから教科書的に扱われることになる」と述べた、ようです。つまりこの方が決めたの~? 

 

    同教授はさらに「教科書になったときに、理研が確実に真実を明らかにしなかったことが、日本として問題だ」と述べ、「今後の対応次第で、日本への見方も変わる」という考えを示した。また「これから若い人が論文を発表するときに、『理研』や『JAPAN』と名前がつくだけで疑われるとなると、国益に反する」とも述べています。同氏の提言は理解できますが、このコメントそのものが「国益に反する」雰囲気とか気持を感じてしまうのですが・・・。(悲しい)                                

 

    手記「あの日」でもこの「世界三大不正に認められた」ことを短く、まるで他人事のように書いています。ええっ、もし自分が小保方さんの立場だったら、そして「STAP細胞に絶対捏造はありません」と主張するなら「世界三大不正」など絶対に認めないし、それを書くのさえ嫌だと思いますけれどね~。

 

    またもうひとつトゲのように刺さっているのは次の報道です。STAP小保方氏に週刊新潮が突撃取材 「大きな力が動いている」発言にネットで憶測広がる J-CASTニュース、2014/4/ 3 19:09

   代理人の三木弁護士が「小保方さんが『とてつもなく大きな力が動いている』ともらした」と話しているTV映像を見ました。その後週刊誌が突撃取材したのでしょうか。

 

    普通「大きな力」というなら、たとえば若山教授、あるいは笹井教授個人とは考えにくく、それでは理化学研究所の上層部とかさらに国の文部省関係とか? ですが「理研の川合眞紀理事が『心身ともに疲れている私どもの職員を我々の身を守るために表に出して会見させるつもりは今のところありません』」と話しているように、組織としても身内の職員の事件を大きくすることは望まないようにも思えます。

 

    週刊新潮の記事では「・・・すぐに思い当たるのは、1月のSTAP細胞の発表の際、比較対象に挙げた、iPS細胞の研究グループとそれを支持する世論」と(※推測の)結論を書いています。「メディアスクラム」の一環でもあるこうした突撃取材の結論がそれなの? もちろんiPS細胞研究所からは「仮にSTP細胞が存在していれば、iPS細胞(※の研究・発展)にプラスであり、マイナスにはならない」と反論しています。

 

    振り返ってみるとSTAP論文の事件においては、日本の細胞生理学はじめ学術界全体が失墜し世界に汚名をさらしました。 ですが小保方さんや調査の対象になった人たち、また理研や調査委員会の報告、さらにメディアのかなり多くでさえ、どこか肝心なところをはっきりさせていないようで、たくさんの疑問符がついてまわります。  

 

        *** 続く ***

 

                       「龍双の滝」たてバージョン。だけど横のほうがぴったりな

         滝も珍しい

      滝の下流にある「甌穴群(おうけつぐん)」も長い時間と

      自然のすごさを感じさせてくれます

      上:カワガラス? 後で調べようっと

      下:渓谷に「タニウツギ」がぴったり

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小保方晴子さんの『あの日』はいつだったの? ⑧

2016-06-11 14:58:08 | 小保方晴子さんの『あの日』はいつだったの

      写真撮影は2016/5/19~20 新緑の福井県へ

      福井県池田町足羽川で。 ボート体験リラックス~~!

 

  手記「あの日」の前書きには「あの日に戻れるよ、と神様に言われたら、私はこれまでの人生のどの日を選ぶだろうか。一体、いつからやり直せば、この一連の騒動を起こすことがなかったのかを考えると、自分が生まれた日さえも、呪われた日のように思える」と述べています。

 

  これまで単純に「スフェア細胞と信じて実験していたのに、いつかES細胞が混入していた」その日が「あの日」ではと単純に思っていたのですが、小保方さんは産まれた日から一連の騒動が始まっている、と言うのでしょうか? なんだか物事をあいまいにしているようにも感じますが・・・。

 

  そう言いながらも「私だけが責められて、ES細胞混入犯人にしたてあげられた」と恨み節も書いています。彼女がSTAP論文の筆頭著者として責務を負うのは当然でしょうが、やはり外見や周囲の人間関係などがさらに興味関心を惹いたことも事実でしょう。(まさかではありますが、美しく産まれたから、ということでしょうか?)

 

  そしてSTAP論文の画像取り違えやデータ不足などについて、会見では「・・・自分の不注意、不勉強、未熟さで猛省しているが、故意・悪意ではない」と繰り返しました。しかし今では名言ともなった「STAP細胞はありまぁす!200回以上作製に成功しました」のことばどおりその存在は信じているようです。それならばこれまで積み重ねてきた実験結果、解析したデータ、記録としての実験ノートを提出して説明して欲しいです。なぜできないのでしょう?

 

  そういえば「あの日」にもバカンティ教授の宿題をまとめるために猛勉強して「一週間に古い論文を200本読んだ」というエピソードがあります。うう~む、200という数字が好きなのかな? 古い英語で専門語いっぱいの論文を、実際に200本読みこなすことができるのかなあ?と劣等生は考えます。まあ数が大事ではなく、問題は内容でしょうし・・・。

 

  最終部分の「・・・メディアからの激しいメディアスクラムという暴力、世間からの冷たい目、さらには早稲田大学の博士号まで『世間の風調に従うように剥奪されてしまった』」という博士論文の説明で、あいよっこの疑問は最高潮に達しました。

 

  早稲田大学博士論文は製本会社できちんと製本して大学に提出するのですが、製本会社への論文を「最終完成論文ではなく、作成初期段階の草稿を取り違えて出した」というのです! (博士学位授与は2011/3/15)博士号の剥奪は「内容に盗用・改ざんがあった」からでしたが、それ以前にいくら高熱で体調不良であろうと、多忙であろうと言い訳にならない、ありえない事です。

 

  おそらくその博士号とバカンティ研究室への留学経験が、2011年4月に理化学研究所の客員研究員となるのに大きく寄与したと思われます。それほど大事な、言わば自分の科学者としての証明でもある論文の管理がきちんとできないのでは、すでに「資格がない」と思えます。「大好きな実験や研究を続けたい希望」とは矛盾しているのでは?

 

  だけど不思議なことに同時に違う感想を持ってしまいます。いったい彼女はどのくらいかかわったのかな? 博士論文はもちろん、最初からの論文やSTAP論文に至る学術論文類を書いたのは誰? 「仕組まれて、ハシゴをはずされた」と言うけれど、それはいったい誰が行った? などの疑問が沸いてくるのです。 

         ???  続く  ???

 

            野生のフジ 大木で迫力ある

        中池見湿原  古木が自然のオブジェ

         金ヶ崎城址の月見御殿から新日本海フェリーを 

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小保方晴子さんの『あの日』はいつだったの? ⑦

2016-06-06 23:33:11 | 小保方晴子さんの『あの日』はいつだったの

                    写真撮影は2016/5/19~20      新緑の福井県へ

         岐阜県境にある「横山ダム」

        「夜叉が池」を目指すも、山開きは6月第2日曜日でした

 

 まず前回の訂正です。「『なぜネットで掲載前の論文が読めるのかな?』と疑問に思いましたが・・・」と書きましたが、ネイチャー誌の発行は最初の会見(2014/1/29)の翌30日だったので、ネットで読むことができたのでしょうね。「掲載前に論文の撤回をした」と思い違いをしていました。

 

 さてさてご存知のように、2016年5月24日発売の「婦人公論」で小保方晴子さんと作家・宗教家の瀬戸内寂聴さんが対談をされて話題となっています。「小保方さんはどうされているの?」と思っていたので、「まだ体調は思わしくない」ながらも、約2年ぶりの公の場への再登場に安心しました。また寂聴さんも体調を崩したと聞いていたのですが、お元気なようすなによりです。小保方さんの対談のお相手としては本当に適任ですね~。

 

 あいよっこは婦人公論本文を読んでいないので、TVワイドショーやネットニュースからの情報だけですが、スタップ問題についてはやはり肝心な部分には触れず「若山教授がすべて把握していた」と言いたいようす。

 

 これまでの話をまとめると、小保方さんは「責任は若山先生にある」と言い、若山教授は論文内容の矛盾・不正を早い段階から理解して撤回を呼びかけました。もしネット告発が無かったとしても、論文の不正はいずれ明らかになるでしょうから、若山教授首謀というのも疑問を感じてしまいます。

 

 また(内部)告発したKahoさんは「・・・神戸でNGS解析を担当した研究者(※小保方さん?)は言われたデータをただとって、言われたように解析したのだろう」と書いています。ここで疑問なのは「いったい誰から言われたのか?」が不明なことです。笹井氏の遺言と同類の書き方とも思えます。

 

 さらに調査委員会の報告では「スタップ現象は見られない。スタップ細胞はES細胞が混入したもの。論文は不正」としてすべての論文撤回をしましたが、小保方さんを首謀者としながらも、実際に誰が、いつ、どのようにしてES細胞を混入したのか、などの部分はあいまいなまま残されました。 

 

 そして理研OBが「理化学研究所の研究室からES細胞が盗まれた」と告発していた問題では、2016/3/28に「容疑者不詳で捜査終了」となり、「そもそも窃盗事件が存在したかどうかも不明」とも言われています。

    結局どういうことなの~? 

   「スタップ細胞が実はES細胞だった」ことでメリットがある人っているの?

 

        ***続く***

      「夜叉が池」に向かう登山口にある「夜叉龍神社」

       池のコイが自由~~♪ 露天風呂から首を出しているよ~。

     写真上下:「中池見湿原」は市街地に近くても自然がいっぱい

     なにげない花たちもこうして見ると美しい   「ニワゼキショウ」

     でも活動を始めたヘビたちも多いから足元はきちんと保護しましょう。

     「金ヶ崎城址」と「金崎宮」(写真)は後醍醐天皇ゆかりの地

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