写真:2020/3/23 去年の梅の季節
京都府 城南宮 神苑「楽水苑」& 伏見稲荷大社
写真上:「楽水苑」有名な「落椿」
源氏物語に登場する草花80種類以上が咲く「源氏物語 花の庭」
昨日3/25、「東京2020オリンピック・パラリンピック」の聖火リレーが福島からスタートし、これから121日間日本全国を巡ります。「コロナ禍」で多くの困難を抱えた状況ですが、ここは原点に立ち戻るよい機会として、「友情、他者への思いやり、そして自分への自信」を最後のマラソン競技にまでつないでいけますよう(お祈り)
さて前回の続きです。昨11月に中国が「アントグループ(アリババ傘下のアリペイ等)の上場を急に阻止した事件」について、近藤大介氏は「…私の脳裏では、馬雲氏とフェイスブック創業者のマーク・ザッカーバーグCEOが重なった。…アリババは『中国のフェイスブック』であり、馬雲氏は『中国のザッカーバーグ』とも言えるのである。…『デジタル通貨』について言えば、将来的な観点から、30年後の世界が望む金融システムを作っていくとしたら、非常に重要な核心的なものとなるのではないか」と書いています。
同文中でも詳しいですが、フェイスブックが暗号資産「リブラ」を発表し、準備した昨年6月~10月、ザッカーバーグCEOは、アメリカ連邦議会下院・公聴会において、リブラ発行計画の延期を余儀なくされました。現状では「リブラ⇒Diem(ディエム)」と改名し、「ドル連動型」として2021年に発行予定なのに、いまだ未発行です。
国際的にも「GAFA(Google・Amazon・Facebook・Apple)」に代表されるネットポータル・検索サイト、ネットマーケットといった巨大IT企業が、「反トラスト法(独占禁止法)」などで訴えられることが多くなったのもつい最近のことです。ここにきて国家が初めてネット世界を意識し、その巨大な影響力・経済力・権力によってリアル社会が支配されるかも、と恐れ始めたように見えます。
中国当局もこれまで大きな利益を上げてきた企業が、実は実態を良く知らない、巨大な影響力や権力を持ちうる企業だと気づき、警戒感を持ったということでしょう。その後アリババなどEC企業やプラットフォームサイト、また日本企業などにも独占禁止法を適用しています。もしかして今回のコロナ・パンデミックでは、発生国としてなんらか思い当たることもあったのではないかと推測しますが…。なにしろネットバーチャル世界は基本的に「匿名性が強く、顔が見えにくく、影響も不明で、渡る方法も知らないことだらけ、まるでコロナウイルスみたい」ですし、…。
だけど方針の急変ぶりは、さすがというのか、よほどというのか、「防衛意識の高まり、また焦り」を感じさせます。2021/2/1「海警法」を施行するなど、世界中を敵に回すぞ!みたいに攻撃的にもなっています。そういえば古代中国の「孫氏の兵法」だったか、「攻撃は最大の防御なり」とあるのでしたね。周囲には本当に信頼できる友人がいないと見えるので「強がっている」とも思えますが、やっぱ一言でいえば「国土が広大で、資源・人材は豊富、したたかさと適応力のある大国」ってことかな~。
しかし他人のことを言っている場合ではないのです。今ホットな「無料通信アプリ:LINEの情報が中国からアクセス可能となっていた」問題です。無料でとっても便利、そのかわりに、個人はたくさんの情報を「ビッグデータの一環として」提供しているわけで、特定はされなくても漏れたり、(いったん意識されると)追跡されたりする、といった可能性はあるでしょう?
日本の国では「政府・中央官庁などでも、この便利なアプリを使っていた」とのこと。これには別種の大びっくり!!資本は(元)韓国、技術・管理は中国だとすると、「抗韓国・抗中国の政治家などはまずターゲット」の可能性だってあるのでは?
個人的にはLINEを使わないですが、地方自治体で活用しているのは知っています。「公的機関が使うようになったんだなぁ。アプリのない人は不便になるのね」とは思っていましたけど…。中国の警戒感や防衛感覚に比べ、この日本国の「のんびり無防備で疑うことを知らない」のは良いのでしょうか?
「落水苑」は梅の名所でもあるけど、これは桜?どっち?
普通のヤマバトも所によりなぜか気品がある
普通の鯉たちもお行儀が良いわ~