あいよっこの旅ログ:::Part2:::

「女性のひとり旅は冒険の始まり!」

「私ってちょっと変わっているんかな?」と自問自答

2012-02-19 17:24:30 | 東京都の亜熱帯 八丈島

 

 

              写真はすべて2011/12/47 東京都八丈島で撮影。<o:p></o:p>

              写真:三原山の中腹にある硫黄沼<o:p></o:p>

 

  ブログ更新が遅れて、相当間延びした感はぬぐえませんが、こんなに寒い日が続くと亜熱帯八丈島の光景は目に嬉しいのでは? 脳内の記憶を必死にたぐりよせて書くことにします。

 

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 八丈島2日目はお天気も上々、朝起きて「山に登ろう」と決めました。島にあるふたつのランドマーク、北側の八丈富士は形成されて一万年の新しい山です。対して南側の三原山は10万年も前に誕生した太古の山だそうで、たしかに山の形も森林樹木の植生なども随分違っています。同じ島にあるのに不思議な感じもしますが、まずは山深い三原山から・・・。

 

写真上:大里ふるさと村のかやぶき屋根住居<o:p></o:p>

    お掃除していた人「今日は休日で、おもてなしがなくてごめんなさい」<o:p></o:p>

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                          写真下:良い雰囲気の内部<o:p></o:p>

 

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 三原山に向う道すがら、ひょうたん形の真ん中すぎあたりにある大賀郷地区に寄ってみました。ここは歴史の古いところで、大里ふるさと村にはかやぶき屋根の貴重な住居が保存され、周囲にはその昔、馬たちの運搬主要道路であった「玉石垣の道」が続いています。

 

 

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 丸い玉石が美しく並んだ石垣を撮影していて、面白い現象に気がつきました。1と2の写真は同じ場所から写したのですが、道路の高低はどのように見えますか?どっちが登っているように見えますか?

 

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人間の視覚は、脳がいろいろな手がかりを基にして判断した結果であることは、認知科学で明らかにされてきました。見え方と現実に違いがあることを「錯視」と呼んでいます。

 

二つの写真で異なるのは、おそらく視線の位置だけだと思いますが、それによって玉垣の流れ具合が違ってくるのかな?面白いですね~~~!

実際の道路は奥に行くほどかなり高くなっています。

 

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写真上:玉石垣1

写真右:玉石垣2

 

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さて三原山に入るのは、大阪トンネルを抜けて樫立地区にある伊勢崎商店前を左折します。そのミニスーパーの駐車場で、細くて長い大根を干している男性の姿がありました。

 

 

 

「例年は6000本もの大根漬けを作る」そうですが、「このところ気候が不順なので今回はためしに200本を干している」そうです。しかしそれも最近の気温が高く、風は弱く、雨も降るという気候でうまくいかないそうです。 

 

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 実はこの大根は伝統的製法で作られ、「昔ながらのたくあん」(そのまんま!)の名前で、このお店やみやげ物店で売られています。一本460円。この商店の道向いには観光案内書があり、マップや情報を入手したり、休憩をとることができます。

 

 

写真:細くて長い大根を干していました

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 いよいよ登山口から山道を登っていきますが、途中で「道路修理のために通行止め!」となりました。そこで山頂をあきらめて、山腹にある「八丈島探検コース:硫黄沼・唐滝の路」を探検することにしました。最初は整備された道ですが、次第に細く、ごろごろとした石が多い山道になっていきます。

 

 

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写真:唐滝への道にタケラン?の赤い実

 

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 心細くなったところに小さな沼が見えてきました。これは室町時代に造られた貯め池で、硫黄分が溶けたために、白濁した薄緑色になっています。水面の静かさとアクセントのような黄色い木(黄葉?) が印象に残ります。ちょっと残念なのは、川全体が整備されすぎて、コンクリート漬けになっているところかな。

 

 

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 次に目指すのは唐滝ですが、道はさらに細く、草が生い茂り、ついには目の前に低いコンクリートのダムが出現して、進路を絶たれてしまいました。あとでパンフレットを見ると、これは砂防堤で、この上を歩いて左側に降りると唐滝があったようですが、1人ではとてもその勇気がなかったです。

 

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しかしフツ~に考えて、なかなか女ひとりでこんなところに来る人って、珍しいかも。そうなんです、最近人から言われることも増え、「やっぱ私ってちょっと変わっているんかな?」と自問自答することが多くなりました。でもそれに付き合って読んでいるあなたは?<o:p></o:p>

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   写真上:島ではツワブキが満開

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   写真右:ストレッチアと毛虫<o:p></o:p>

コメント (3)    この記事についてブログを書く
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3 コメント

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Unknown (ストレンジ・N)
2012-03-01 23:46:35
あいよっこさん、今晩は、ご無沙汰しております。
四国遍路で、写真を撮って頂いた、ストレンジ・Nです。その節はありがとうございます。送って頂いたお写真は、このPCのある机の右上にいつもあります。感謝します!

相変わらず、お元気であちこち行かれておられるのですね。うらやましい限りです。八丈島に行かれたのですね。八丈島にも三原山というのがあるのですね。といいますのは、2010年の12月、ご縁があったのか、自分も初めて伊豆大島に行ったからです。そこで初めて三原山に登り、感激しました。(その旅の模様のブログはHPの[遊星彷徨]というカテゴリーにあります)

伊豆大島には、遍路で一緒に写真撮って頂いた、友人のRafikiさん(スワヒリ語で友の意味)宅があるのです(別荘?)。ご招待されて一週間位居ました。自分は島とか初めてで感激しっぱなしでした。それ以来島に少し興味を持ち始めました。

あいよっこさんの過去のブログ見ますと、なんと、宮古島までも行っておられる。凄いですね~。さりげなく田口ランディさんの本のことも書かれていました。自分も田口ランディさん大好きで良く読みます。何か嬉しくなりました。

自分は今、地域共同体の村の中に住んでいて、地域の役を仰せ使っていて、中々、自由な時間がありません。

なので、また旅に出れる日を夢見ています。遍路を御一緒した伊豆大島のRafikiさんは元気で、もうすぐ「青春18」にて、私の家に遊びに来ます。

またいつかどこかで会える日を! 九州、長崎県、佐世保に来られたら、是非お声を掛けて下さい。ご案内致します。

それでは、お元気で…良い旅を!

ありがとうございます。

ストレンジ・N 拝

返信する
Unknown (あいよっこ)
2012-03-02 19:17:14
ストレンジNさま

コメントありがとうございました。ブログのほうはときおり拝見しています。お母様を亡くされたとのことで、お気持ちのほうは落ち着かれましたでしょうか。

そういえば十数年前に爆発して全島避難になったのは伊豆大島も三原山ですね。八丈島にも同じ山の名前というのは、割りと近くだから?わかりませんが。

私が八丈島に行ったのは、南大東島とのつながりがあるからですが、島って遠くてもつながっているようで、当然というのか、不思議というのか・・・。
今でも島寿司を食べたい~~。

新幹線が通り、つい最近のTVニュースでは佐賀空港を安い空港会社の便で活性化している、と報道していました。
ハウステンボスには2度行ったことがありますが、まだまだ九州は知らないところが多いです。歴史のある地域でもあり、また探検したいです。
そのときはよろしくお願いします。

いしはらよしこ
返信する
Unknown (モンクレール ダウン)
2013-01-18 23:41:46
カッコいい!興味をそそりますね(^m^)
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