写真:2020/2/29~3/5 早春の茨城県から栃木県を巡る
写真上:大谷石採石場跡のなにげに人の顔。やっぱ顔になっちゃうのかな?
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国内で最初に感染が確認されたのはクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」(イギリス船籍・アメリカ運用者)でした。2020/2/2~4に検疫官が入り、健康診断とPCR(COVID-19検査)に必要な検体採取を実施、翌2/5に31人検査したうち10人の陽性者が出たことで一気に緊張が走りました。日本での厳しい闘いの始まりです。
最近の報道で「軽症」とされる場合も高熱、咳、倦怠感、味覚・嗅覚などの異常…などなど、つらい症状があるのだと知りました。実際の感染者がTV画面から「油断したり甘く見てはいけない」と訴えている脅威を、やっと実感しています。こうした実感を持ってクルーズ船内のパニックを想像すると、どんなに困難が多かっただろう、と改めて感じます。
さて同船内で最初の感染者(感染源)とされたのは、香港在住80才男性です。報道を見聞きしながらなぜだか違和感を持っていたので、「もう一度検索して確かめよう」と思いました。当時のクルーズ船報道は比較的詳細です。
男性の行動を時系列に並べると
1/10:中国広東省に短時間滞在
1/17:空路来日
1/20:横浜港から同クルーズ船に乗船。当時咳などの症状があり、その後悪化
1/22:鹿児島マリンポートで下船し「県内を巡る観光バスツアー・日帰り」 に参加。バスには乗客・乗員計42人が乗車
1/25:香港で下船
2/1(頃):感染を確認
2/2:香港衛生当局が「同クルーズ船に乗船し、香港に戻った80才男性の感染を確認した」と発表
なおクルーズ名は「新春の東南アジアを楽しむ16日間の旅」(料金は約25~138万円/1人)で、出発は1/20横浜港、帰港は2/4横浜港です。つまり香港男性は、出発後の横浜→鹿児島間のクルーズ、鹿児島でのバスツアー、鹿児島→香港間のクルーズを楽しむつもりだった、ということになります。
クルーズ旅は未経験なので実際はわからないですが、、高齢の男性一人で「豪華クルーズ船の旅」はやや不自然と感じますし、追加の1人参加料金もかなり高くなるでしょう。まあ近年、リッチな高齢層には普通なのかな?
また16日間すべて乗船しなくても良いとはいえ、空路で横浜に来て、咳などの症状があったのに時間のかかる船に乗っているのも変だし、鹿児島でのバスツアー時の体調はどうだったのかな?とも思います。そして香港在住であれば、かつてのサーズ流行、そして真っ只中・武漢パンデミックの危険性認識や知識はあったと思えますよね。なによりクルーズ船で多数が感染する前に香港で下船、と言うタイミングも解せん。
すると3/7に「同クルーズ船に乗船していた香港の男性が3/6に死亡した」と菅官房長官が記者会見し「感染の有無や年代などは遺族の許可が下りないためなし。WHOには報告している」となぜかいわくありげでしたね。「香港男性」は有りなのに、なんで他の情報なし?もしかしてあの感染源とされる人だったら、感染後1ヵ月以上経過して亡くなった、ってこと?はっきりして欲しいよ~。
前回ブログの北海道大学大学院・西浦博教授の説明に従うと、つまり「この男性はクラスターを発生させるスーパースプレッダー」となるのでしょう。多くの疑問がある男性の行動が、もし(他者からの指令なども含め)意図的であったなら、ウイルスはどこから?なんのために?
写真上下:採石場跡を見上げると垂直に聳える石の壁!ジーンとする恐怖感みたいなものが身体を走る すごいなあ、人間のパワーって。
あいにくの雨なので「アクアワールド」を楽しみました。
写真上:ヒメセミエビ 房総半島以北では初めて確認された
写真下:マンボウの飼育数も最大級。姿かたちはもちろん、のんびりゆらゆらの動きも飽きないよ