写真:黒部ダムの放水でくっきりとした二重の虹が!<o:p></o:p>
台風15号は全国を直撃し広大な被害を与えました。被害を受けた方々に心よりお見舞い申し上げます。
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特に紀伊半島では前回12号に引き続き「土砂ダムの崩壊」が大変懸念されました。今のところ土石流などにつながる事態は起きていないですが、余談を許さない状況が続き、ボランティアが入ろうにも、R168は現地での通行止めが続いています。地域の方々の心労はいかばかりでしょう。
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あいよっこはこのブログを書き始めて、奈良県南部の<st1:MSNCTYST w:st="on" Address="五條市" AddressList="29:奈良県五條市;">五條市</st1:MSNCTYST>・<st1:MSNCTYST w:st="on" Address="野迫川村" AddressList="29:野迫川村;">野迫川村</st1:MSNCTYST>(のせがわむら)・<st1:MSNCTYST w:st="on" Address="十津川村" AddressList="29:十津川村;">十津川村</st1:MSNCTYST>などをたびたび訪れ、とてもなじみ深く感じています。水と緑の清冽な美しさが感じられる、ある意味保存されたような地域なのです。
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写真:赤くなったりんごをたわわにつける樹がすごい
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ですが若いときの考え方と大きく変わり、単に自然が人間に襲い掛かった、とか被害を及ぼした、という考え方や表現には、違和感を覚えてしまうことがあります。
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2011/9/24付け読売新聞「時の余白」では芥川喜好さんが、「自然と人間の関係は対等ではあり得ません。人間が一方的に自然に包みこまれているという関係であり、我々は人間の姿かたちをした自然の一部、小突起というほどのものでしょう。ならば畏れつつこちらから折り合いをつけていくしかない」と表現されていました。<o:p></o:p>
人間は自然のほんの一部、古くから人間はそのように意識して自然と向き合ってきたのでしょう。
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<o:p>写真:戸隠神社は修験者たちの聖地<o:p></o:p>
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さて「北信州の旅」は9/4-7に行った三泊四日の旅です。前回の台風12号と、おそらく車で並走しつつ、<st1:MSNCTYST w:st="on" Address="奈良県奈良市" AddressList="29:奈良県奈良市;">奈良県奈良市</st1:MSNCTYST>から<st1:MSNCTYST w:st="on" Address="長野県長野市" AddressList="20:長野県長野市;">長野県長野市</st1:MSNCTYST>に向いました。激しい雨のなか、「台風一過のお天気になればいいなあ」と期待しながら・・・。
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あいよっこの友人には、はやりの「山ガール(ガールの年代幅も拡大!)」が多く、たいてい「信州が大好き!」と口を揃えます。最近山歩きを始めて、山の素晴らしさ、もちろん怖さも、ちょっとだけ実感できるようになった身としては、一体信州のどこが人を魅了するのか?を知りたくなったのです。
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写真:戸隠神社の遊歩道には高山植物がいっぱい<o:p></o:p>
ひとりで車を運転して長野県まで行くのはこれまでの最長距離ですが、やはり自分には一番便利だし、慣れていることもあります。前回に北陸に2度行って、自信もつきました。目的地は絶大な霊的オーラが漂うという「戸隠」、その名も素敵な「白馬」、前回の富山の旅で行きそびれた「立山黒部アルペンルート」などなど。
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特にアルペンルートは富山県立山側から入るより、長野県扇沢側からのほうが便利かな、と感じました。なにしろ全ルートを巡るには8-10時間は必要だし、車があるのでどうしても往復になってしまいます。(代行で移動してもらうには2万円以上かかります)今回は扇沢―室堂間の往復コースにしました。
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お天気のほうは期待どおりの「台風一過」とはならなくて、前半は雨・曇り・ガスでしたが、最後にアルペンルートで快晴! 黒部ダムの観光放水からの二重の虹がくっきりと出て、感激!でありました。まあ人工の虹、といえばそうなのですが、それでもやはりいろいろな条件が揃った自然現象ですものねー。どうやら虹も大好きなのだと、気がついた次第です。
*** 続く ***
写真:白馬の栂池自然園で気軽にトレッキング