写真撮影日:2015/4/9
写真上:グレーがかった桜吹雪を「薄墨桜」と表現したことが素晴らしい!
いやあ、今年の桜、みなさまのところではいかがでしたか?奈良地域では梅・桜時期に雨模様や急変する天候が続き、どうもイマイチな気分でした。やっときのう今日とすっきりと晴れ上がった青空で、こころも晴れ晴れ、洗濯モノもすっきりという感じです。まだ桜前線が進んでいる東北北部や北海道では良いお天気かな?
だから、というわけではないですが、奈良より少し遅れて花期を迎える岐阜地域、さらに遅い東北・福島地域を「花めぐり」してしまいました~。おかげで岐阜県「根尾谷の薄墨桜(ねおだにのうすずみさくら)」と福島県「三春の滝桜(みはるのたきざくら)」のほぼ満開を見ることができてラッキー!です。
調べてみると「日本五大桜」は「三春滝桜」「根尾谷の薄墨桜」「山高の神代桜(山梨県)」「石戸浦桜(埼玉県)」「狩高の下馬桜(駒止めの桜とも・静岡県)」とされ、そのうち前三ヶ所を「三代巨桜」と呼ぶそうです。ううむ、期せずしてそのうちふたつを撮影できました。
思うに有名な桜があるところって、地域全体に桜やその他の花もたくさんあって車で走っていてもとても楽しいです。もともと住民の方々の桜を愛でる気持ちが強いってことだし、そうした基礎があってこそ有名桜も保護・維持ができているわけでしょうね~。
昨年行った長野県南部の伊那市・飯田市には、有名な「高遠城址公園桜」はもちろん、その他にも隠れた名桜がたくさんありますが、その行き帰りに岐阜県の桜もすごいな~、と感じていました。日本にたくさんの美しい桜名所があり、春の訪れを一斉に知らせてくれることに感謝!感激!です。
桜めぐりの前半、マイカーによる「岐阜の旅」(2泊3日)のスケジュールはつぎのとおりです。
2015/4/9 岐阜県大垣市→両界山・横蔵寺(りょうかいざん・よこくらじ)
→根尾谷・薄墨桜→美濃加茂市宿泊
2015/4/10 小雨模様のため予定変更して郡上八万市へ向かう
郡上八幡城→愛宕公園→大滝鍾乳洞→和良町→下呂温泉宿泊
2015/4/11 がんだて公園→小坂の滝めぐり→四美(しみ)のしだれ桜→苗代桜
→中山七里・飛騨木曽川国定公園
写真:エドヒガン桜は大島桜と彼岸桜の雑種で、寿命が長いとされるけれど、
樹齢1500年余の幹はやはり大変です。
写真右:一本の桜が何十万人もの人人を惹き付ける
写真左:桜の後ろでは郵便局が盛業中
写真:横蔵寺の先にある「いこいの森」の桜