あいよっこの旅ログ:::Part2:::

「女性のひとり旅は冒険の始まり!」

見えない敵との戦い 勝つか、負けるか?  ⑪

2020-06-13 15:56:06 | 新型コロナウイルス 

写真は2020/1/14~18 ハワイ島

写真上:一時は絶滅と思われた「ネネグース」。なぜ復活したのかには興味深いエピソードがある。ハワイ島ワイルア公園で車窓からあわてて撮影。

 

 

  日本高野連は10日、春の選抜大会に出場予定だった32校を招待して甲子園で「交流試合」を開くと発表しました。形は違ってしまったけど、甲子園の土を踏むことができる春のチャレンジャーたち、おめでとうございます!若い時代の「一期一会」はとっても大事だから本当によかった。出会いとかご縁というものを活かせるといいですね。

 

                             

 

  読売新聞6/4「コロナ 少ないアジア死者数」では、「なぜ日本を含むアジア地域で人口あたりの死者が少ないのか?」を解説しています。特に日本では6/2現在、人口100万人あたり死者数が7人で、これは欧米に比べ数十~数百分の1のレベルです。(※最大はベルギー820で、その他英国580、米国327など)

 

  なぜそうなのかの理由として「日本独特の文化・習慣、医療体制・医療保険充実、BCG接種の効果、肥満率、人種の遺伝情報…」など諸説ありますが、現況とすべて一致するような説明はできず、決め手を欠いているのです。

 

  そのなかで新しい説明として「交差免疫説」が浮上しています。これは新型コロナウイルスが蔓延する前(※1月頃という説も)、よく似た弱毒性のコロナウイルスが流行し、それが免疫力となっているのかも、という説です。つまり偶然にも過去か、あるいは直前にタイミングよくはやったこの弱毒性ウイルスには「ワクチン、あるいはワクチン的効果があった」ということですか?

 

  さてかつて流行したSARSとはどんなウイルスだったのでしょう。通常使われる「COVID-19」(Corona Virus Dsease2019)は新型コロナウイルスによる感染症のことで、ウイルスそのものは「SARS-Cov-2」(SARS:重症急性呼吸器症候群 を引き起こす Cov:コロナウイルスの姉妹種2)と呼ばれます。

 

  2002/11~に中国広東省から始まったSARSはインド以東のアジア、カナダなどに広まり、2003/7 に10ヵ月ほどで終息しました。新型コロナウイルスは遺伝子的にはSARSウイルスの姉妹系ということで、(以前のブログに書きましたが)、米コロラド州立大学名誉教授杜祖健(アンソニー・トゥー)氏は「…SARSのウイルスに手を加えたのではないか、という論文も出た。新型コロナウイルスはSARSと近いウイルスだが、分子に4つの違いがあり自然に起きる違いではない、と報告されており、人工的に改良された可能性がある」と説明しています。また厚生省対策チーム・押谷仁教授は「…SARSとは全く別物で、生存戦略としては一番正しい、よくできたウイルス」と生き残りに長けた性質を指摘されました。

 

  どうやら「SARS-Cov-2」は過去のSARSウイルスと関連している、あるいは母体としている?ようですが、現況を見ると、かなり変異し、狂暴化しているように見えます。自然界において生物(ただしウイルスは生物と無生物との境界)が目指す「できるかぎり増殖して遺伝子をつないでいく」目的だとすると、かなり変わった変異と感じてしまいます。

 

  感染症が終息するためには、集団免疫を獲得するかワクチン接種を行うことと言われますが、なぜSARSが比較的短期間で終息したかは不明です。振り返ってみると、まあMERS(マーズ:中東呼吸器症候群、2012~サウジアラビアなどアラブ地域で流行)は地理的に遠いけれど、SARSはなぜ日本で流行しなかったのかも不思議ですね?

 

  ここからあいよっこ個人的感想ですが、今に至っても「新型コロナウイルスは人工的に加工された」考えなのは、流行当初から「まるでリアルのコミュニケーションを否定し、ネット(バーチャル)・コミュニケーションに移行させようとしているみたい。自然のウイルスがこんな意図を持つの?」と感じたからです。その後男女差をはじめとする指向性の強さとか、特に「女性リーダー国は対策に成功」などが話題になるのもおかしな感じです。

 

  世界地図を見ると、一言で言えば「かなりコントロールされている地域」と「まったくアンコントロールで野放図な地域」があると感じるのも不思議です。さらに日本の状況は、対策に成功した東南アジア各国とも違っていて、「奇妙に成功」「日本の奇跡・ミステリー」などと言われているのはご承知のとおりです。外国の詳細事情はわかりませんが、「日本では特にコントロールされている」と外国ジャーナリストや専門家が感じているのでしょう。今のところ人工説を否定するエビデンスも聞こえてこないし、本当のところ専門家の方々はどんな考えなのかな?

 

  ところでもし人工的であるならば、コントロールするためにはアンチウイルス、つまりワクチン・ワクチン的存在を併せ持つことが必要でしょう。もしかしたら今回のコロナ禍以前に、限定的な地域に弱毒化ウイルスを「意図的に」流行させた可能性はどうなのでしょうね? どちらにしても今思うことは「ある意味のワクチンが存在する」なら、どんな形でもいいので、せめて早く世界に供給して欲しいのです。期待を込めて…!!!

 

                    

 

  まったくの余談です。文中で「ワクチンか、ワクチン的なものか、どちらでも良いので、早く吊り下げて…」と書きそうになりました。うっ、するとネットに「『クセが強すぎる』キンチョウのCM、50年にわたり受け継がれる”面白さ”の遺伝子」という記事がっ!やっぱり!・・・どうもスミマセン

一羽ごとにきちんと管理され現在は約2000羽に増えている

今回は鳥たちの写真ですが、名前などわからないよ。

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見えない敵との戦い 勝つか、負けるか?  ⑩

2020-06-01 16:17:36 | 新型コロナウイルス 

写真は2020/1/14~18 ハワイ島

写真上:キラウエア火山周辺には「溶岩樹形」が至る所に。

溶岩が樹木を埋めて痕跡が残ったもので、さまざまな形態がある。

 

 

  前回の続きです。マネックスグループ・取締役会長の松本氏は、4/17メルマガで、「補償」をテーマにされています。

  「…(※これは中略の意味)しかし国の補償額が大きくなってくると、特にそれが国家予算の数%とか数十%になってくると、それは単に補償する、しない、しろ!云々の問題ではなく、誰が負担するのか、まで含めて考えないといけない問題です。国という利益を生む独立の組織がある訳ではないので、国が補償をすれば、それはどこかからお金を持ってこなければなりません。

 

  普通に考えると、その負担は納税者が、恐らく未来の納税者=後世が負担することになります。…現世に生きる我々が負担するという方法もありますが、それはみんなで自粛して、みんなで苦しみ、みんなで蓄えを切り崩すという方法です。…今は緊急で、痛みが強いから、国に補償させて、壁パスで後世に負担させるのは、…あり得ますが、その際は、これは天から降ってくるお金ではなく、誰かが=後世が負担するのだ、と云うことを認識しながら進める必要があると思います」と説明し、次の提言をされるのです。

 

  「…そこでコロナ債なる国債を発行したらいいのではないでしょうか?発行額100兆円。日銀には買わせない。個人向け国債にする。金利1%で、但し永久債、満期がないものにする。国の金利負担は年間1兆円。日銀に買わせないので、中央銀行のバランスシートを痛めて為替がおかしくなるとかの心配なし。永久債なので、国は償還の心配をしないで良い。但し、個人のフトコロからお金が出てくるので、しかも国債という形になるので、天から降ってくるものではなく、社会で、自分たちで負担しているのだ、と云うことが自然と国民みんなで理解できる。しかも100兆円の財源があれば、国は思いっきり良く政策が打てる。個人金融資産は1800兆円以上あるので、吸収できるでしょう。そしてこの戦後最大の一大事を、みんなで抱えていく。永久債ですが、国債ですし、個人はセカンダリーで売買して、資金化することも出来る。いかがでしょう?」

 

  国のバランスシートを傷めないで、国民の余裕ある資金を回し、問題意識を共有する、というアイデアが嬉しいです。早く実現すると「いいね!!!」4/20にも多くの反響があったこと、さらなる細部に関して書かれています。

 

 

  松本氏が「…個人金融資産が大きくて、個人の内部留保がマクロ的にみると巨大である日本だからこそ出来るアイデア」と言われているので、ついでに素人あいよっこの提案も書きます。一緒にしてごめんなさい

                   

 

  実は阪神大震災の時に被災地や避難所・施設に行き、「災害への対策」を話し合ったことがありました。当時からの結論が「1軒建てる費用があれば、できれば質素になっても、2軒の居住地を持つことがリスク分散に良いのでは?」というもので、今でも自然災害が起こるたびに考えます。

 

  コロナ禍の今、厚労省はじめ各自治体は「感染症と天災の複合的被災」についての注意喚起を行っています。そのなか「避難所」に関して「密状態を避けるために、ホテル・旅館等、他の福利厚生施設、公共施設などといった避難先を今から検討し、親類や知人間で情報を共有しておく必要がある」としています。

 

  そういえばコロナ非常事態宣言時、軽井沢の別荘に避難した人たちが急増して、受け入れなどが問題になりました。やはり別荘も分散が必要なのかな?実際に軽井沢に別荘を持っている友人によると「ほぼ2件分の税金、管理維持費が必要」とのことです。従来別荘といえば「贅沢・特権階級」というイメージがありますが、今後は「災害対策用」と考えるのはどうでしょう? ちなみに家では別荘を持っていないし、親戚に不動産関係者もいませんよ~。

 

  近年、地方にはかつてのバブル別荘や空き家が多く、しかも過疎化で停滞ぎみな地域が多いし、反対に都市部では過密化でコロナの心配はもちろん、賃料なども高止まりです。何年も議論されている問題ですが、やはりなんらかの制度が必要で、特に都市部の密住宅や高層マンションに居住する、比較的余裕のある人たち、地方においても動かないお金を貯めている人たちを刺激するような「第2住宅を取得しやすい制度」があると内需も高まりそうだけど…?

 

  あいよっことしては「自然豊かな地域や清流の源流地域などを他国が買い占めている」という状況が心配で、それを止めることにならないかと期待するのです。バブル時代のような資産・土地インフレは今は起こりにくいと思えますが、実際のところデメリットはどうなのでしょうね。

 

       *** 結局まだ続きます ***

 

 

ハワイ島の花「オヒアレフア」 溶岩跡にまっさきに花開き、火の神ペレの化身とも

 

周辺の洞窟からは湯気が立ち上る

 

プナルウ黒砂海岸 溶岩が海水で急激に冷めて砂になった

天然記念物のウミガメがお昼寝

写真上下:コナ・コーヒー農場 コナコーヒーは味と香りの良さで有名ですが、今ではとっても高い!

 

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