あいよっこの旅ログ:::Part2:::

「女性のひとり旅は冒険の始まり!」

1基の原発が1年間稼動すると、原爆1000発分

2011-04-20 14:08:55 | 東日本大震災とフクシマ原発事故

                    写真:御所市にある花の寺 船宿寺(せんしゅくじ)の山門

 

12日に政府は「福島第1原発1~3号機の事故の深刻度が、最も深刻なレベル7に相当する」、また「1号機の減圧作業で、原子炉内の水位の低下が続き、燃料棒が露出している可能性がある」と発表しました。

 

 

まさかチェルノブイリと同じレベルになるなんて!! これからは原発事故に関して永久的に、チェルノブイリ、フクシマ、スリーマイルが引き合いに出されるのですね。原爆で被害者となった日本は、原発で加害者となってしまいました。ヒロシマ・ナガサキが永年にわたって訴えてきた核の恐怖が、あろうことかこの日本で現実のものとなっているのです。

 

 

 写真:同じく船宿寺のつばき

 

 

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まあ「最初から大変な事故ですとか、メルトダウン(炉芯溶融)している、などと言えば日本中がパニックになる怖れもあるから」という配慮はあったのでしょう。しかしその奥には「できれば知られないように解決したい」「まずいことは隠したい」という為政者・官僚側の心理も想像でき、こうした緊急場面における最も適切な判断を妨げていると想像できます。

 

 

いまさらという感じではありますが、そして実際に恩恵を受けてはいますが、あいよっこは基本的に原子力発電には反対です。前の大戦時、岡山県で当時陸軍看護婦生徒(一期生)だった母は、ヒロシマが被爆した日に岡山を発ち、福山あたりからは歩いて、翌日ヒロシマに入りました。

 

 

 

そのときの状況を記録しておこうと母から聞き書きをしているので、また機会があれば掲載したいです。母はそこで2週間ほど働いたのですが、おかげさまで原爆放射能の影響などはなく、元気で80才を迎えました。ただ影響なのかどうかわかりませんが、血沈速度が速いみたいです。25人いた看護婦仲間には1人だけ白血球が少なくなる人がいたそうですが、ガンなどの発症率は一般的なカンジだそうです。

 

 

 

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写真:御所市高鴨(たかがも)神社の桜

 

 

 

ところで昨日友人が「今だから考えたい 原発のこと 未来のこと」(2011/5/21・ 14301630・奈良女子大学)という講演会の情報を教えてくれました。友人によると、講師の京都大学原子炉実験所・小出裕章さんは、「伊方原発訴訟住民側の証人」もされた人で、いわゆる御用学者(推進派)とは反対側の立場です。

 

 

 

パンフレットには「原子力、核、放射能について知るための豆知識」も載っているので、○広島原爆と原発の規模の比較 という項目を以下に転載します。

 

 

「広島原爆で燃えたウラン重量800gで800グラムの死の灰ができた。100kW級の原子力発電所一基が1年間運転する場合に燃やすウラン重量は1tだから、できてしまう死の灰は1t。1年間で広島原爆1000発分を超える! 日本では100kW級に換算すると50(の原発がある) (つまり)1年間で5万発の死の灰。・・・」

 

 

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うううう~む、原爆より原発のほうが莫大な量の死の灰を発生させるのです。「ヒロシマ、ナガサキも復興しているのだから大丈夫」というほど事態は甘くないような気がしてきます。  怒りは次回にも続く・・・・<o:p></o:p>

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写真:十津川村</o:p>

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いつの日かまた華やかで賑やかなお花見を

2011-04-10 00:56:33 | 東日本大震災とフクシマ原発事故

 

                       写真:上湯温泉から果無(はてなし)山脈を望む 

            

 

   それでも桜の季節が巡ってきました。冬の寒さのために例年より一週間程度遅いようです。<st1:MSNCTYST w:st="on" AddressList="29:奈良県奈良市;" Address="奈良市">奈良市</st1:MSNCTYST>は最県北に位置していますが、県南<st1:MSNCTYST w:st="on" AddressList="29:十津川村;" Address="十津川村">十津川村</st1:MSNCTYST>の桜はどんな状況なのでしょう? やはり南だから早いのかな?あるいは山深いので遅いのかな? 45-7日に<st1:MSNCTYST w:st="on" AddressList="29:十津川村;" Address="十津川村">十津川村</st1:MSNCTYST>に行って見ました。

 

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幸運なことに前後の悪さにもかかわらず、とっても良いお天気でした。いつもスケジュールとお天気を睨みながら予定を立てるのですが、天気予報の勘度もかなり良好となりました。

 

 

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 目的は3つ。ひとつは桜の写真を撮り、うまくいけばかかわっている機関誌の表祇にしたいのです。嬉しいことに桜は満開を迎えていました! 「例年は3月の中旬が満開なので、3週間は遅れています」と上湯(かみゆ)温泉の若いおかみさんが話しました。 想像するに当地の地熱の高さも影響しているのではないでしょうか?

 

 

 写真:西吉野旧大塔村にある堀家住宅は後村上天皇の皇居だった

 

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 そうなのです。2つめはやっぱ温泉! <st1:MSNCTYST w:st="on" AddressList="29:十津川村;" Address="十津川村">十津川村</st1:MSNCTYST>の上湯温泉は特に山奥にあり、秘湯の名にふさわしい泉質とひなびた雰囲気がたっぷりです。あいよっこはビジネスプランなどリーズナブル専門ですが、いろいろなところに行きたいので、2日目には和歌山県の川湯温泉に泊まりました。

 

 

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どちらも川を掘れば温泉が出てくる、まさにほんまもんの「源泉かけ流し」でとっても満足でした。最近の秘湯ブームもあるのでしょうか、平日にもかかわらず意外とお客様は多かったです。

 

 

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<o:p>                   写真:面白いでしょう?太陽に向う玉置神社のスギ</o:p>

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川湯温泉では、大好きな露天風呂に入ろうとドアを開けたところ、河原の真ん中に楕円形のプールがありました。かなり距離がありすっ裸では寒そうですが、思い切って走ろうか、どうしようか、と躊躇していました。

 

 

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でも良く見るとその隣にももうひとつプールがあり、男性用みたいだし・・・。<o:p></o:p>

もしかしてホテル側から河原、つまり露天風呂は見えるのでは? そう気がついて、走るのを止めて良かったです。夕食時に男性用・女性用ともに『すっかりまる見え』であることがわかりました。ゆかたを着用したまま入るみたいです。

 

 

 写真:廃校となった十津川村の武蔵小学校

 

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  そして3つめは、このところのライフワークにしている「南朝史跡巡り」があります。県内を中心とした周辺地域にたくさん存在している南朝と後南朝の史跡・戦跡・人物ゆかりの地を写真に撮っているのです。<st1:MSNCTYST w:st="on" AddressList="29:十津川村;" Address="十津川村">十津川村</st1:MSNCTYST>にも尊王意識の高い戦士(郷民)が多かったようです。

 

 

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 桜、ことにソメイヨシノは年とともに大好きになってきます。見るほうの感情や気持ちによって、たくさんの表情を見せてくれるためかもしれません。

 

 

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でも今年ほど話題になること、注目を浴びることが少ない年はないように感じます。桜を愛でるほうの人生が、大きく変わった方々も多いことでしょう。いつの日かまた華やかで賑やかなお花見ができますようお祈りいたします。

 

 

 

写真:十津川村武蔵地区にある楠正勝のお墓<o:p></o:p>

コメント (2)
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