あいよっこの旅ログ:::Part2:::

「女性のひとり旅は冒険の始まり!」

見えない敵との戦い 勝つか、負けるか?  ⑬

2020-07-28 22:23:32 | 新型コロナウイルス 

写真:2020/5/14  和歌山県田辺市「百閒山渓谷」

全長3kmにわたって奇岩、甌穴、滝、神秘的な淵が続く

 

 

 前回書いた「マイナポイント事業」に見られるように、近年は「おカネのデジタル化」が進んでいますが、「たくさんありすぎてよ~わからん!」のも実感ですよね。

 

 個人的体験を思い起こしてみると、最初にクレジットカードを作ったのは、たぶん1990年頃ANAカードでした。ほどなくしてJALカードも作り、ポイントやマイルが貯まるのが嬉しかったです。当時は「すぐにお金を払わないのに、マイルが貯まるとか、キャンペーンでポイントが貰えるなんてカード会社はどんな利益があるのかな?」と不思議でしたが、今思うと、「利用者の囲い込み」「情報入手」などの目的があったのですね。クレジットカードの発行はカード会社、決済機関は当然銀行でした。

 

 次にクレジットカードに加える形でキャンペーンが始まった「QUICPayやIDなどの電子マネー」は、非接触型でタッチ(かざす)して決済します。その後鉄道会社やスーパーなどが独自の電子マネーを発行し、現在では種類も百花繚乱のごとく。

 

 決済方法としてカード会社系はポストペイ(後払い)が多く、交通系・スーパー系は「プリペイド(前払い)」、さらに「銀行口座から自動引き落とし」のデビッド型があり、やや混乱しそう。でも気軽に使えるし、独自の音が出るのも楽しいですね。

 

 電子マネーの決済機関は、カード会社系は当然従来の銀行ですが、次第にセブン銀行・イオン銀行といった無店舗型の(インター)ネット銀行が増え、電子マネーを使うためにネット銀行の口座を作った人も多いと思います。なにしろ定期預金の金利が約10倍など相対的に高く、反対に各種手数料は安いのも魅力です。

 

 そして近年、PayPay、楽天Pay,LINEPayなどの「スマホ(モバイル)を使ったQRコード・バーコード決済」の拡販キャンペーンが話題になっています。同じ電子マネーでも「決済方法・機関が違うタイプ」で、決済機関は連携するカード会社(ソフトバンク、楽天銀行など)ですが、新興的ネット銀行・機関も多いのが特徴です。しかし重要なことは、ここまでは基本通貨として日本国が発行する「円」を使う、ということです。

 

 さ~てやっと本題です。暗号資産(仮想通貨)が上記のマネーと全く違うのは、「円」を基本通貨としていないところです。つまり市中銀行やネット銀行といった決済機関を経由することなく、安い手数料で世界中どこでもその国の通貨に交換できるところです。

 

 最初の暗号資産「ビットコイン」は、2008年に発表された論文「ビットコイン:ピア・トゥー・ピア電子キャッシュシステム」から始まりました。創始者サトシ・ナカモトは、日本人とも日本在住ともいわれますが、その後姿を隠したままで、謎に包まれています。※「ビットコイン」やそのシステムである「ブロックチェーン」に関する詳細は専門サイトをご覧ください。

 

 もし新型コロナウイルスを人工的に作り、流行を広めたとすると、それは「国という枠組みを超える存在・組織かもしれない」と以前書きましたが、こうした暗号資産も「国を超える存在」と言う意味で良く似ています。どれも目に見えにくく、捉えにくく、わかりにくい存在です。

 

写真上下:まず最初に「梅太郎淵」 周囲を取り囲む巨岩から流れる滝

 

ぽっかりと開いた空間に青い空。太陽に向かう樹々。

写真上下:とにかく水と太陽光線がすばらしい!

 

右側の岩は女性の横顔に見えるよ~。

深い原生林のなかを清冽な水が流れる、コースはとてもスリリングで面白くてよく考えられている。幼稚園~小学校低学年ではやや危険かな?

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見えない敵との戦い 勝つか、負けるか?  ⑫

2020-07-14 18:36:49 | 新型コロナウイルス 

写真は2020/1/14~18 ハワイ島

写真上:やっぱハワイはこれでしょう ハイビスカス

 

 

 広い地域に大雨洪水の被害が起きています。滝を横にしたような激流、広大な田畑を埋め尽くして人家の二階まで及ぶ水量に「これは単なる梅雨なのかな?」とただただ恐怖です。

 

 気象庁はじめ専門家からは「梅雨前線がこれほど長期にわたり列島上に停滞するのは記憶にない」「そのなかで発生した線状降水帯が同じ地域での大雨・洪水被害をもたらした」と驚きを隠せないようすです。これまでの治水システムの想定を超える気象現象には、現実に適応した判断や新しい考え方が必要ということなのでしょう。

 

 特に急流として有名な球磨川では、数年前にラフティングでスリルと感動を実体験し、とても楽しかった思い出があります。また木曽川の支流、飛騨川は美しい清流と険しい渓谷美がすばらしく、なんども行きたくなる地域です。

 

 自然が時に牙をむいてしまうことが悲しく、洪水被害に遭われた方々の気持ちを思うとことばを失くします。亡くなった方々に謹んでお悔やみ申し上げ、多くの被災された方々に心からお見舞い申し上げます。どうか一日も早く自然がもとのように穏やかで美しい景観を取り戻し、不安のない生活が始まりますよう。

                      

 

 ところで政府がキャッシュレス決済を進めるために行った「キャッシュレス・ポイント消費者還元事業」が6/30に終わり、次なる「マイナポイント事業」の準備が始まりました。マイナポイントは一言でいえば2万円のチャージで、5千円分のポイントが追加される、というもので各決済サービスによってさらに追加されるものもあるようす。(例えばイオンの電子マネー・ワオンではさらに+2000円分ポイント)

 

 準備というのは各自「マイナンバーカード」を作り、次に「決済サービス選択・ID取得」を行うことです。実際にマイナポイントが始まるのは9月からなので急ぐことはないですが、早めの方が空いていますよ。あなたはもう作りましたか?銀行に紐づけられたら「資産すべて知られるかも」とセキュリティ(実は課税?)を心配する大金持ち?の声もありますが、本人確認証となるのは便利だと思えます。

 

 実は周囲には「そんなに面倒だったらいらんわ~」という声が同年代はもちろん、割と若い人たちにもあります。とにかくネーミングから意味がわからなかったり、ネットで手続きする時にもカタカナ英語問題、大文字・小文字などの入力問題、正確さ、などなど壁が立ちはだかります!

 

 ちょっと話がそれますが、コロナ禍で必要に迫られて始まったインターネット事業のネーミング、まず政府提唱「テレワーク」に始まり、「オンライン授業・医療」「(TVなどへの)リモート出演・操作」「バーチャル体験・旅行」、以前からある「ネットショップ、ショッピング、バンキング、取引…」などなど、多様すぎて正直わからんよ~!どんなモノに対して、どの場面でどのことばを使うのが正解なん?誰か教えて~~!

 

 IT世界に関しては、たとえばクロームブラウザーで「グーグルアプリ」をクリックすると、まず27個のソリューションアプリが出てきて(おそらくまだまだあるのでしょう)、いったいどんな機能なんだ、こんなことまでできるんだね? おお~、もうリアルな現実社会とは全く別の世界が広がっている、異次元の空間ができている、という感覚を持ちます。

 

 いったい何がいいたいのかというと、これまでの常識や習慣や考え方では追い付けない、判断できないだろう世界が始まっているのです。おそらく歴史上の何百年にあたるような急激な変化が起きているのかも。コロナ禍後の成長戦略として「デジタル化が最重要」と言われますが、日本社会では政治や企業などにおいて年代的に中高年のリーダーが多く、苦手意識も強いのではないでしょうか?

 

 そんななかでやっと始まった「キャッシュレス決済への推進・切り替え事業」ですが、求められるのはやはりわかりやすさとお得感かな~。お金・金融問題では特に「仮想通貨→正式には暗号資産」がホットで注目すべき存在となっているようす。次回は素人としての感想・妄想を。さて仮想通貨は新型コロナウイルスとつながっているのか、いないのか?

 

ホテルの庭ではディナーバイキング用の豚の丸焼きをつくっていた

焼いた後バナナの葉にくるんで蒸し焼き

写真上下:ハワイ島を去る日は(悔しい)くっきりお天気。

 

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