あいよっこの旅ログ:::Part2:::

「女性のひとり旅は冒険の始まり!」

循環バスでグルグル慰安婦像・・・やっぱり? ⑤

2018-03-19 11:48:12 | 循環バスでグルグル慰安婦像・・・やっぱり? ①

 

       写真撮影日:2018/25~26

     写真上:府中市上下(じょうげ)は江戸幕府の天領でした。

         「上下ひなまつり」 

 

  前回に続き「慰安婦問題」です。ブログアップが遅れ過ぎている間にメディアを賑わせる事件や問題が噴出し、目が釘付けとなる映像も多いですね~。ニュース報道やワイドショーも議論沸騰で、特に「パワハラ」「セクハラ」といったことばがキーワードとなっているとも感じます。

 

  「レスリング女子・伊調馨選手が、栄強化本部長からパワーハラスメントを受けていたと、弁護士が内閣府に告発状を提出」「大相撲横綱が同じモンゴル力士に暴力」はじめ、国会で紛糾している「モリ・カケ問題」でも「忖度が暗黙のうちに要求される」とやはりパワハラとなるのでしょう。

 

  伊調選手の問題で記者会見を開いた至学館大・谷岡学長は「・・・栄氏はパワーがないのでパワハラは不可能・・・」とパワフルに話しましたが、うらはらなことに「やっぱパワーはあるんだなあ」と感じてしまいます。

 

  組織で地位があることはもちろん、そもそもスポーツ競技の指導者は能力・経験・技能なしでは、それこそ不可能でしょうし・・・。確かにスポーツにおいては「可愛がり・しごき・愛のムチ・・・」など指導と暴力・しごきの境界線は難しいのでしょうが、パワーの有無ではなく「人間関係に信頼があるのか」とか「相手に対する愛情があるのか」という部分を問い直して頂ければと感じます。

 

  振り返って慰安婦問題において、当時日本と韓国は「支配側と被支配側(植民地)」でした。「軍隊の慰安婦募集の強制」を史実に照らすことは大事なことですが、実際に韓国民が断るだけの力を持っていたのか?拒否できる環境だったのか?を想像することも重要です。日本国民でさえ、たとえ戦争に反対であっても、戦場に行くことを拒否できない状況だったのですから。今思えば「慰安婦」は、生死のかかった「パワハラ・セクハラ」の最たるものです。

 

  この問題では韓国側も執拗に攻め立てるので、ともすれば防衛的になって強く出てしまいがちですが、当時の状況・事実を心の隅においた発言とか行動であれば、それは必ず相手側にも伝わると信じたいです。

 

  韓国文大統領は「3・1の独立運動」記念式典で「加害者である日本政府が『終わった』と言ってはいけない」と発言しながらも「日本に特別な処遇を要求しない」とも言っています。日本は「やはりお金が欲しいのだろう」と考えがちですが、「経済的な要求はしない」ということなのでしょう。

 

  それでは韓国は何を要求しているのか?わかりにくいです。「謝ってほしい」とか「未来志向の日韓関係を」と何度も言っています。率直に考えると、つまり被支配時代のPTSDの傷が癒えていないと言いたいのかな、とも想像します。

 

  結局のところ単に慰安婦問題だけでなく、前述した「男性性の嗜好や性欲」に関して社会全体で議論していくことも必要かと痛感します。急増している「セクハラ」「性犯罪」はもちろん、戦時とか大きな災害時などの混乱時における性的な暴走やルール無視などに対して、どのように対応するのか、どんなシステムを考えるのか、などを「未来志向で議論していく」ことが、つまり「加害者・被害者でなく、両国が同じ立場に立つ」ことかな、ともつらつらと考えるのです。

 

  *** 「付録」の続きあり *** だけど写真がなくなった~  ***

 

     すご~~い数 & さまざまなお雛様が並ぶ

     大陸風?中国風の雰囲気も多い 

      最も旧い形の「箱びな」 

      細面で上品なお顔立ち

      可愛いおひなたちも

     上下はかつて江戸幕府の天領で、岩見銀山街道の街並みが色濃く残る

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循環バスでグルグル慰安婦像・・・やっぱり? ④

2018-03-05 15:13:47 | 循環バスでグルグル慰安婦像・・・やっぱり? ①

     写真撮影日:2017/12/27~28「寒いので南紀に行こう!」

     「ギョギョッ!」想定外の魚の進化!

     以下の魚はすべて京都大学白浜水族館

 

  春めいて来ると、春を告げる花たちやひな祭りなどが恋しくなります。それにしてもこの時期の花、特に梅や桜は古来より待ち望まれ、愛でられ、大勢が唄い、歌ってきたのはご存知のとおり。近年では名前もめでたい福寿草、さらにザゼンソウやセツブンソウなども脚光を浴びています。花たちも開花時期によって存在感や貴重性が高まる、といった運命、つまり「強運」を持っているのかな? 

 

  さてお話しは前回に続いて「慰安婦問題」です。

  今から10年ほど前、単なる観光旅行だったサイパンで「日本軍戦跡ツアー」に参加しました。初めて、サイパンでの日本軍がほぼ全滅・玉砕であったことを知り、軍の拠点であった洞窟が多く残っていることも知りました。

 

  そうした洞窟のひとつの内部に十字架があり、「なぜ十字架があるのですか?」と聞くと「韓国女性の遺体もあったので、韓国人が慰霊のために建てた」とサイパン人ガイドは答えました。

 

  「こんなところで兵士の性の相手をしながら一緒に爆撃された」という事実を目前に感じ、とても心が動揺し混乱したことを覚えています。もちろん日本のために戦った兵士の方々には敬意を持ちますが、魂は英霊として大切に祀られます。それに比べ慰安婦は存在そのものさえ抹消される可能性が高いでしょう。同じひとつの命なのに、と考えてしまいます。

 

  これがどのくらい事実なのか、ねつ造があるのかどうか、それはわかりません。ですがまったくの作り話とも考えにくく、韓国が慰安婦の人たちを問題として取り上げること自体は理解できます。

 

  だけどその姿勢は、単に「旧日本軍の女性待遇を追求し、現在日本男性に対する圧力」の手段にしていると見えるのが残念です。本当に真剣に女性の人権問題として取り上げているのでしょうか?

 

  本来ならば慰安婦像の隣には旧日本軍男性を座らせて、(いつも行っているように)「×をつける」「生たまごをぶつける」などをすれば良いのです。それをすれば、しかし、自分たち男性にもブーメランが返ってくるのでできないですよね。

 

  前掲した朝日新聞編集委員・北野隆一氏の文中には「・・・日本政府は2月から『慰安婦像』と呼ぶことにしたが、韓国側は『戦争と軍隊の犠牲にされた痛みを分かち合う場』にしたいとの願いを込め『平和の碑』『平和の少女像』と呼んでいる」という記述があります。

 

  2017/11にサンフランシスコ市内に建てられた、中国、韓国、フィリピンの慰安婦たちを象徴した「平和の少女像」はその流れなのだとわかりますが、範囲を広げて本質がわかりにくくなっています。近年、ベトナム戦争時に韓国兵が多くのベトナム女性に混血児を産ませた「ライ(混血)ダイハン(大韓)問題」が明るみに出たこともあり、変更を余儀なくされたのかと想像しますが・・・。

 

  韓国文大統領は「慰安婦問題は終わっていない」と宣言し、国内では民衆の意見として「元慰安婦本人たちの前で謝ってほしい」とも要求しています。だけど女性を前面に出し、シンボルと崇め、その陰に隠れて自分たちの言いたいこと、したいことをほのめかすのは、そろそろ無理な時期に来ているのではないでしょうか? 

 

        ***    続く   ***

     

        反対に美しく進化した場合

      こんなダンスも

    「オオカワリギンチャク」 白浜と伊豆大島近海でしか見つかっていない希少種

     形といい、色といい、これも想定外の進化?

      千畳敷、広いよ~~!

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