あいよっこの旅ログ:::Part2:::

「女性のひとり旅は冒険の始まり!」

ニューラルネットワークからディープラーニングへ ④

2024-01-12 19:53:04 | 能登地震 見附島 ランプの宿 のとじま水族館

写真撮影日:2023/11/4~7 兵庫県:原不動滝~音水渓谷~鳥取県:船上山~大山~湖上池など

写真上:船上山(せんじょうさん)は南北朝時代に南朝(奈良・吉野)を設置した第96代天皇である後醍醐天皇が、隠岐の島⇒船上山へと流された場所。

柱状節理の屏風岩の絶壁が数㎞にわたり、天然の城壁、要塞だった。

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***今回は「能登地震」についてが長くなりすぎ!まあ、めんどうなのでこのまま行こうっと***

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 元旦に能登半島を最大震度7の地震が襲い、現在もなお孤立し被害の詳細さえ不明な地域もあるようです。水・電気・燃料・清潔なトイレ・暖かい食事…あらゆる生活システムの復旧見通しがたたないなか、落ち着かない大変な毎日を過ごされている方々にお見舞い申し上げます。また200人を超える、多くの亡くなった方々にお悔やみ申し上げます。

 

 さらに修理・復旧・避難所運営などに関わっている方々、ボランティアの方々、どうか寒い時期なので心身にご配慮されますよう!

 

 能登半島というある程度限定された地域ですが、時を経るごとに被害の大きさが明らかになり、政府も「激甚災害」に「特定非常災害」を加えました。もともと半島ではどうしても深部へのアクセスが悪いですが、主要道路の崩壊や土砂崩れなどで、「孤立地域」が数多く発生、素早い医療対応や物資などの運搬が困難になりました。

 

 また奈良地域では最初の揺れだけでしたが、それでも短時間に継続して出される「地震警報」や「大津波警報」には恐怖と不安でおろおろイライラ状態でした。現地の方々の心情はいかばかりだったでしょう。このような揺れの大きさと多発・群発性もまた家屋倒壊、地殻変動などの大被害につながったのかと想像します。

 

 私はもともと日本海側の海岸線や自然あふれる景観が好きで、能登半島も大好きでよく訪れます。以前は能登のシンボル見附島(みつけじま)には、海中の飛び石を渡って島まで行けました。美しい海と鳥たちを背景にすっきりと立つ姿が映える島でした。その後3年連続で地震が襲い、かなり崩れた上に今回の地震で、「軍艦島」とも呼ばれる島は崩落でやせ細ったようです。

 

 そして2021年に行った「青の洞窟」が気になり検索すると、「ランプの宿」(泊まってはいないよ)のHPで「ランプの宿の被害は奇跡的に一部に留まり、各ライフラインの寸断や建物内部に被害箇所が発生しました」とあり良かったです。「青の洞窟」には触れていないですが、さすがに海に直結しているし、津波・大波などで被害はあるのでしょう。

 

 なお2022/6の震度6弱の地震後の報告では「ランプの宿は溶岩岩盤の上に立っているため、周辺に比べ体感震度は2以上少ない・・・」とあります。これほど海近くの絶壁なのに、やはり硬い溶岩といった基礎が大事なのだなあ、と痛感しました。

 

 今回は北部の海沿い道路がほぼ通行不可能となった上に、空路の能登空港でも滑走路のひび割れなどがあり、多いはずの海路の港・漁港も「隆起や陥没」などで使用不可になったことは本当に残念です。せめて空港だけでも「硬い岩盤の上に設置」されていたら大丈夫だったのかな?

 

 余談ですがすぐ近くにある「道の駅・狼煙(のろし)」って名前が個性的でしょう?住所が「狼煙町(のろしまち)テ部11」というのもユニーク!「この地ではやはり他地域との連絡に狼煙を使っていたんだなあ」と想像したものでしたが、HPによると「名前の由来は諸説あるが、かつて沖を通っていた北前船が難破しないように、灯台から合図の狼煙をあげていた」というのが一番らしい。ここの沖合海域は難所で、難破船も多かったのだそうで、やはり昔から海底では隆起・陥没などを繰り返していたのでしょうね。

 

 さらに気になっていた「のとじま水族館」のHPも見ました。がぁ~~ん!同館マスコットのジンベイザメの「ハチベエ(オス)」が1/9に、追うように「ハク(メス)」も1/10に死んでしまったらしい。地震後数時間で水槽の水位が半分以下に低下し、これは復旧したが、循環ポンプが水没してろ過設備が停止し、水質などの環境が悪化したという。

 

 スタッフは「アシカ、アザラシなど他の水族館に移送するなどして、飼育動物たちの命を最優先に守りたい」と懸命です。

 

 人の命も動物・魚たちの命も守りたい、またそれを守る人たちの命もとっても大切です。どうか一日も早く困難な状況が好転しますようお祈りします。

 

写真上:ダムの上方にある屏風岩

 

音水渓谷(おんずいけいこく)は苔むした樹々と岩々が美しい。

渓谷を流れる明神滝は、ふたつの源流が異なる渓流が同じ滝つぼに落下する

苔むした岩を樹々たちが取り込む命の戦い

「原不動滝」の山門

サイヨウ(細葉)シャジンらしい

よく似た ツリガネニンジンはややマルっぽい釣鐘型

コメント
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