あいよっこの旅ログ:::Part2:::

「女性のひとり旅は冒険の始まり!」

2016春 福島の桜 ⑩

2016-09-25 11:11:56 | 2016春 福島の桜

             写真上:只見川の桜と橋梁

・・・写真撮影日:2016/4/26   &  2016/4/27 「南郷の蛇岩」→「戸赤のやまざくら」→「道の駅 しもごう」→「観音沼公園」→福島空港・・・

 

   沼沢湖ではこぶしが満開。こぶしは「金山町の花」に指定され,、道の駅の

   別名は「こぶし館」    

    洪水で休止を余儀なくされている「JR只見線・蒲生駅」

    後ろに聳えるのは「会津のマッターホルン・蒲生岳」でここが登山口となる

   蒲生駅付近には地元の人々が丹精している「カタクリ公園」があり、あたり一面

   「紫の絨毯」状態です。

     カタクリは発芽後開花するまで約8年もかかるといいます。

     うつむきながらもしっかりと花弁を開く姿は、花ことば「初恋」にぴったり。

     金山町には国内でも希少な「天然炭酸水の湧水」が出ていて、井戸もある

     確かにシュワットするさわやかな飲み心地

     明治初期「太陽水」と命名し、薬屋で販売していた。また明治30年代には

     「芸者印タンサン・ミネラルウオーター」としてヨーロッパ各地に輸出していたそう。

    さゆり温泉近くの蛇岩(じゃいわ)

   付近一帯はこどもたちの遊び場「魚とり」「飛び込み場」の聖地

   戸赤の山桜(とあかのやまざくら)明治時代から100年以上も守り続けてきた

  「オオヤマザクラ」「カスミザクラ」で山々が薄紅色に染まる・・・

   はずなのに・・・

                        

   通年5月上旬が見頃だというのに、ほぼ終了~~!

   どうもほかの花に比べ、桜だけが異様に早く咲いて終わったシーズンだったのかな? 

   ・・・「2016 春 福島の桜たび」を終わります。

                  次回から「大分県 石仏巡り」・・・ 

                         

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2016春 福島の桜 ⑨

2016-09-23 10:36:02 | 2016春 福島の桜

              写真上:「滝沢川甌穴(おうけつ)群)」狭くて急流

・・・写真撮影日:今年/4/26 只見川を南下→「柳津(やないづ)」→「沼沢湖」→「滝沢川甌穴(おうけつ)群)」→「蒲生カタクリ公園」→宿泊:さかい温泉・・・

 

  「JR只見線」といえば自然豊かな景観をバックに素朴なローカル電車が走り、鉄道カメラマンの憧れです。「桜・紅葉・渓谷・・」はもちろんですが、豪雪地域でもあり、雪景色や川霧、美しい橋梁もここならではの魅力なのです。

 

  ところが平成23年7月「新潟・福島豪雨」では只見川の氾濫が起こり、沿岸一帯は大被害を受けました。JR只見線も4つの橋梁が通行不能となりました。現在は一部復旧したものの、全線135km「会津若松駅~小出駅(新潟県)」のうち、中間部分の「会津川口駅~只見駅」間約30kmが不通のままです。

 

  莫大な復旧費が必要なこともありますが、乗客が見込めないこともネックになっているため、地元では「只見線応援団」を結成し、広く協力を呼び掛けています。(詳細はHPを)  一度使わなくなると復旧も次第に難しいのでしょうが、地域の宝なので良い方向に向かいますよう・・・。

 

  「渓谷」とか「甌穴群」と聞くとどうしても見たくなりますが、「滝沢川おうけつ群」の特殊性には驚きです。とにかく他では見たことがないのは、「川幅は狭いのに怖いほどの急流の激しさ」「通常の地面から下方に俯瞰できる」ことです。

 

  「甌穴」は川の流れで石が回って丸い穴を作ったものですが、滝沢川ではリアルタイムで「あそこで今作られているなあ!」と実感できます。なぜこんな細い川が急流なのかな? 案内看板には「横田地区・金沢八景」最後に書いているけど、あいよっこ的には(ほかを知らないのですが・・)一等賞!

 

   ・・・明日も続けて4/26撮影の写真を紹介します・・・

 

    滝沢川は只見川の支流。急流を上から俯瞰するロケーションは貴重 

 

     上下:福満虚空蔵菩薩圓蔵寺(ふくまんこくうぞうぼさつえんぞうじ)

     急峻な岸壁の上に建っている会津きっての名刹で、弘法大師が虚空蔵を

     刻んだといわれる

    

     撫でると開運の「撫牛像(なでうしぞう)」は赤べこの起源

     街のシンボル「柳津橋」は 映画「ジヌよさらば」の冒頭に出てくる

     天然記念物「ウグイの群落」は見えなかったけれど、動きがとてもすばやい

     岸辺のこれはイワツバメの種類? 

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2016春 福島の桜 ⑧

2016-09-20 22:41:06 | 2016春 福島の桜

     写真撮影日:今年/4/25 

            写真上:これが最初に立ち尽くした「青沼」

    

  「五色沼自然探勝路」も昨年は積雪で断念したので期待満々です。通常とは反対の「裏磐梯物産館」側から入ると、10分ほどで「青沼」があります。「わあっ!」思わず声が出て、立ち尽くしました~。なんともいいようのない不思議な青色です! 

 

  さらに「るり沼」「弁天沼」・・・次々と神秘的な色の湖沼が続き、なぜだかワクワクが止まりません。これって神様からの贈り物だよね~~!? とっても近くにあるのに、色はもちろん、グラデーションの様子や透明度などもそれぞれ違っているし、季節や天候によっても違って見えるそうです。「みどろ沼」は3つ以上の色が混在するという不思議沼で、場所によって水生生物も異なるのだとか。

 

  最後に到着した「毘沙門沼」(通常はコースの最初)が一番有名なのはご存知のとおりです。磐梯山を背景に、美しいコバルトブルーが広がる水面で、のんびりボートもいい感じ。ここで「ハートの鯉(白地に赤いハートマークの鯉)」を見つけると恋が成就するよ~。

                           

 「五色沼」と聞くと一見「5色の5つの沼」と感じますが、実際の「五色沼湖沼群」には30以上の湖沼があり、そのうち探勝路では10数個を見ることができます。これらのブルーグリーン、コバルトブルー、グリーン・・・青を基調とする不思議な色合いはなぜ? 

 

  パンフレットによると「磐梯山火口に生まれた酸性の銅沼が水源となり、五色沼付近で湧き出すアルカリ性の水(いわゆる地下水?)と混ざり合う。すると化学反応によって沼の中で鉱物の粒子ができ、水中を浮遊し、白く濁った層ができる。そこに太陽光が当たると青系色の光のみを反射し、私たちの目には神秘的なパステルブルーに見える」と書いてあり、ふ~~んそうなんだ~。確かにあまり見たことのない色調です。

 

  檜原湖畔にある道の駅・裏磐梯で「ラピスパ裏磐梯(桜峠とも)で『さくらまつり』をしています」と聞き、さっそく行って見ました。びっくり~~!山じゅうが整然と並んだ桜で埋め尽くされています。

 

  これは平成13(2001)年に敬宮愛子内親王のご誕生を祝って、全国からオーナーを募り、2001本の桜を植樹したものだそう。その後桜はさらに増え、手入れなどもオーナー自らが行っているのです。数年も経過するときっと豪華絢爛な桜景観が見られるでしょう。楽しみですね。

  

     「弁天沼」 展望台がある 背後に雪をかぶった吾妻連峰

         「みどろ沼 多色 水深や水質が場所により違う

    「赤沼」 ヨシの根元 が酸化鉄で赤っぽくなっている みどり色の場所も

  「毘沙門沼」 上・下

  ご存知裏磐梯を代表する美しいコバルトブルー、背景に磐梯山  

  絵を描く人、ボートでのんびりする人、それぞれ・・・。

 

 

           「桜峠」山全体が桜で埋まっている! 手前はたぶん自生の山桜

    夕暮れが近い・・・

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2016春 福島の桜 ⑦

2016-09-19 21:53:41 | 2016春 福島の桜

             写真撮影日2016/4/25

             写真上:「五色沼自然探勝路」は美しい水の色のプレゼント

        ・・・ここから 表題どおり今年・2016/4/23~27福島県の旅です~・・・

     さてさて4/25日は「磐梯吾妻スカイライン」→「磐梯吾妻レークライン」→「五色沼」→「檜原湖畔」→「磐梯山ゴールドライン」→宿泊:会津若松市と いう行程です。昨年来念願の3大観光道路を制覇できました~

                    

  福島市からの磐梯高原ドライブはまずスカイラインです。昨年は厳しい吹雪に一面のガス、また積雪による「雪の回廊」だったので、眺めはほぼわかりませんでした。(これはこれで良かったかも?)

 

  ところが今年は一転「ああ、こんなにすばらしい景観だったんだ~」と感動です。距離28.7km、平均標高1,350mの山岳道路は、雲を下に見るところも多くまさに「雲上のパノラマ世界」を実感できます。ところどころ残る積雪がまるで幾何学模様のように美しい! 

 

  浄土平ビジターセンターの向かい側にある「吾妻小富士」登山道散策や高山植物の宝庫の「浄土平湿原」などはまだ季節が早くて残念です。そして火山活動を続ける吾妻山からは火山性ガスが出ているので注意が必要ですよ。

 

  「磐梯吾妻レークライン」は秋元湖にさしかかるところから始まり、小野川湖までの13kmで、途中には檜原湖をも一望できる「三湖パラダイス」があります。だけどやはり紅葉で有名な「中津川渓谷」やたくさんのトレッキングコースなどはまだまだ季節が早いようでした。

 

  さらに「磐梯山ゴールドライン」は高原と会津地域・猪苗代湖をつなぐ約18kmの滝なども多い起伏に富んだ道路です。ああだけど夕暮れになってしまい写真がありませ~~ん。

 

  磐梯ジオパークを代表する湖といえば、もちろん「猪苗代湖」です。福島県の真ん中にある猪苗代湖は日本で4番目の大きさで、酸性度が高いことが珍しい特徴です。そのため魚や虫や植物は住みにくく、漁獲量なども多くないのですが、一方で大腸菌群が少なくて水質が良く、透明度も高い美しい湖となっています。

 

  それは猪苗代湖に流入する長瀬川や、その支流である「酸川」が強酸性(PH2!)であるからですが、もともとは磐梯山の火山活動・巨大噴火といった環境に由来しているそうです。

 

  だけど近年、酸川の酸性水量の減少や酸性度の低下などで、湖水が中性に近くなっており、それと共に水質も悪化しています。地域では湖水をきれいにする機運・活動が高まっているのです。 

・・・明日は「五色沼自然探勝路」「檜原湖畔」「ラピスパ裏磐梯(桜峠)」・・・

 

        火山礫がゴロゴロとした荒々しい景観

       残雪が模様に見える

         ええっ!こんなところまで自転車でっ?

        レイクライン・秋元湖の入口付近

   

        「三湖パラダイス」では遠く檜原湖も見える(はず)

     「天風鏡」も「吾妻八景」(作家の井上靖氏が名付けた)のひとつ

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2016春 福島の桜 ⑥

2016-09-08 12:01:25 | 2016春 福島の桜

・・・ややこしいですが、今回は昨年4/14~18「2015春:福島の桜めぐり」写真中心です・・・

写真撮影日は2015/4/18

写真上:飯坂温泉「花ももの里」

    宇都宮大学農学部前教授・吉田雅夫氏が世界中から集めた40品種を、

    40アールの敷地に約200本植栽しています

 

        桜よりやや早く咲く「花桃の花」

      湯茶などのおもてなし

    手前左:福島県北部の郷土食「イカ人参」は松前漬けの「昆布(入る場合も)

        ・数の子」が入っていない。

    手前右:ラジウムが豊富な飯坂温泉の名物、「ラジウム玉子」は

        いわゆる温泉卵。

    「鳥の海」という名前にひかれて寄ってみましたが、鳥は見当たらず。

     以前は多かったのかもしれません?

    ここは仙台空港近くの宮城県わたり町にある阿武隈川流域の内海です。

    現在は「わたり温泉鳥の海」にはレストラン「四季の風味(かぜ)」が開業し、

    郷土料理の「はらこめし定食」が提供されているようす。

    慰霊碑にお参りする人たちを見かけました。

  船の手入れをする男性は「この地域すべての家屋・船などが全壊しました。

  自分はつり船の仕事にかかわっているので仕事はあります」と話していました。

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