あいよっこの旅ログ:::Part2:::

「女性のひとり旅は冒険の始まり!」

見えない敵との戦い 勝つか、負けるか?  ⑱

2020-10-19 23:14:57 | 新型コロナウイルス 

2020/8/18~8/22 新潟県&福島県奥会津

「夢幻峡の渡し」川向うの集落はすでに50年前に廃村になったけれど、

観光の手漕ぎ渡し船が復活した。川霧が多く発生し幻想的な風景となる

 

 10/7、2020年のノーベル化学賞が「ドイツのマックス・プランク感染生物学研究所、エマニュエル・シャルパンティエ所長(仏国籍)と、カリフォルニア大学バークレー校のジェニファー・ダウドナ教授(米国籍)に決まりました。どちらも「CRISPR-Cas9(クリスパー・キャスナイン)」を使ったゲノム編集の画期的な方法が評価されました。

 

 前回のブログでゲノム編集について書いたところでもあり、「おおーっ!」って感じです。ノーベル賞確実、と言われていたものの、シャルパンティエ所長が論文を発表したのが2012年なので、かなり早い受賞ではないでしょうか。

 

 また男性共同研究者なしの女性だけによる化学賞受賞も初めて、とのことで新しい流れを感じます。そしてシャルパンティエ所長の「私たちに続いて科学の道を歩もうとする若い女性たちにとって、今回の受賞が前向きなメッセージになることを願っています」も嬉しいですね。※NHK《おうちで学ぼうfor School》の「2020年ノーベル化学賞に『ゲノム編集』の研究者2人」がわかりやすい。

 

 しかしバイオテクノロジーは現実世界の生物が対象なので、胎児に使われる研究例などもあり、その有用性・メリットの裏側にある危険性・デメリットについて早急な国際的な規制も必要ではないかと痛感します。今回の新型コロナウイルスに関しても、もしゲノム編集によるウイルスであったら、別の議論が必要となるかもしれません。

 

 たとえばこの種のウイルスに「ワクチンや治療薬の効果は期待できるだろうか?」という疑問です。誰かに聞くこともできないでいたら、あるTV番組でK大学の研究者がワクチンに関して「…私はアレルギー体質でもありこのワクチンは打ちません。もし完成しても日本が購入したあと、大量のごみになるかもしれない」と言われていました。

 

 「やっぱり?それはゲノム編集ウイルスに、ワクチンは効果がないってことかな?専門家の方々はひそかにそう思っているの?」と想像し、もし「大量ごみリスク」が高い場合は、購入も実施もどの選択が正しいのか難しくなりそう。

 

 あいよっこの勝手な解釈なので、(炎上しないように)匿名にするつもりでしたが、ABEMA Primeで「コロナ収束を早く迎えるための“逆転の発想” 京大准教授・宮沢孝幸氏の「ウイルスの本質を踏まえた戦略」を話されたようです。そうです上記研究者は京大准教授・宮沢孝幸氏です。ちなみに宮沢氏はこの新型コロナウイルスを作ることができるそうです。

 

 内容の一部は「…ワクチンができるコロナとできないコロナがあり、今回の新型コロナウイルスがどうなのかは決着が付いていない。しかし私はできにくいウイルスなのではないかと考えている。直感的には50%の人に効いて、30%の人には効かず、残り20%の人はむしろ悪化してしまうようなワクチンができるような気がしている。それを打つかどうかということについては、かなり厳しい政治的決断になる」との見方を示し、「やはり集団免疫に今のところ賭けるしかない」と説明されたようす。

 

 どちらかというとワクチン効果には否定的なのでしょう。そもそも従来、ウイルス感染症に対するワクチンや治療薬はあまり効果がない、と言われてはいますが…。

 

 ところで最近、日本でのコロナ死亡者が落ち着いていること、また経済の活性化へと進んでいることもあり、ワクチン・治療薬の進捗状況やその効果性についての情報が少なくなっています。すると10/17に(世界保健機構)WHOは「新型コロナウイルスの治療薬『レムデシビル』を含む4薬について、国際的な治験では、入院中の患者への効果が『ほとんどないか、全くなかった』と暫定的(中間)な研究結果」を発表しました。

 

 残念なニュースに気持ちは下がる一方ですが、治療薬もなかなか難しいのかな、という思いも…。

    *** 続く ***

廃村となった村にただ一軒のこる青い屋根の別荘

写真上:「夢幻峡の渡し」

2020/9/20 六甲高山植物園には行ったことがないので、「フォトセミナー」に参加しました。コンパクトな園には多くの種類の高山植物が咲いていて楽しめます。「この夏の長雨や猛暑で、各地の高山植物は咲き方が良くない」そうです。

写真上:虫たちがいっぱい。アケボノソウ

写真下:キイジョウロホトトギス

写真下:サギソウ 真正面から見ると

かぶりものを着て踊っているおっさん?

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見えない敵との戦い 勝つか、負けるか?  ⑰

2020-10-07 00:25:45 | 新型コロナウイルス 

 

2020/8/18~8/22 新潟県&福島県奥会津

写真上:道の駅「尾瀬街道みしま宿」近くから。「第一只見川橋梁」のアーチ型が美しい。

 

 前回終わりに「***近日に続く***」と書いたにもかかわらず、またまたの遅れ。「つもりはあったけど…の言い訳はいらん、できないことを書くな!」とちゃんと自戒しているよ。

 

 実はGOTOにGoToしていました。五島列島上陸は初めてです。GoToクーポンに加え、「長崎しま旅」の「現地体験クーポン¥5000」と「行っ得!クーポン¥15000(ホテルとレンタカーに支払い)」もゲットでき、とっても嬉しい。なにしろ離島旅はどうしても割高となりがちですから~。

 

 しかも最終日10/1には、長崎市内巡りの「観光バスコース」もGoTo割引、さらに初めての「地域利用クーポン¥1000」まで。思わぬお小遣いを頂いた気分でした♥♥ そしてなにより嬉しかったのは「♪あああ~あ、ながさき~は~蒼い空ぁだった♪」なぜだか奈良ではどうも曇り空がちなのですよ。

 

 さて「見えない敵との戦い 勝つか、負けるか? ③」に書いたのは、3/1(日)に「NHKサイエンスZERO」の「極小スケールの“ものづくり大革命”DNAオリガミ」で紹介された「ナノロボット」でした。

 

 もちろん医療・治療に使われる研究ですが、素人あいよっこでも危険性とか倫理性を心配する気持ちになりました。もしこうしたゲノム編集などの高度バイオテクノロジーが民生用以外に使われたら、いわゆるキラー・ナノロボットとか、生物兵器とかになるのでしょうか?ほんとうに怖いです。

 

 ところで「ナノ」ってリアル生活ではほぼ使わない単位ですが、どのくらいの大きさかな?

1ナノメートル=0.000 000 001(10億分の1m)。これはウイルス同程度の大きさ。

 あれ?これは以前に検索した数字と似ている。それは仮想通過ビットコインの最小単位1satoshi(※創始者サトシ ナカモトから)だったかな・・・。

1satoshi=0.000 000 01(1億分の1BTC:ビットコイン)、逆に

1BTC=1 000 000 000(1億satoshi)。1satoshiはウイルスより大きい細菌サイズらしい。

 これらの数字は1桁違うけど、通常はあまり使わないし、どこか似ているような…。デジタル世界の単位ってリアル世界より小さい単位を使うのかな?と調べてみると、大きいサイズも巨大~極巨大まであり、とにかく物差し>が幅広いようです。デジタル数字は2進法なので極々小があっというまに極々大になるのかも。

 

 「そ~するとネット・デジタル世界には、細菌サイズのお金やウイルスサイズのロボットなんかが行き来しているのかな?」とイメージでき、ちょっと親しめます。なにしろバーチャルリアルなど知らなかった世代なので、こんなに0が並ぶだけで、小さすぎて見たくないよ。

 

 ところでビットコインのシステムは「共有された公開台帳であるブロックチェーン」が基本で、ルールのひとつは発行上限を2100万枚としていることです。なるほど、どこかの国の「国債発行は無限大」とは違って信頼感あるなあ、と思っていたけど、こんなに小さい単位から始まるわけだし、しかも例えば1BTC=100万円というレート価格は変動するので、結局のところ上限あり、って意味あり?

 

 当然上限があることで貴重感が増し、結果レート価格が上がるという「うまくできたシステム」となり、金額的な上限はないのでは?なんだか数字のマジックというのか、数字の詐欺師というのか、そんな感じもするけど…。数字にはめっぽう弱い素人なので違うかも。しかし仮想通貨はその金鉱を掘る方法(マイニング)になぞらえて、今では「ネット世界の金」とも称されているようです。

 

 *** 続く ***

写真上:清津峡 清津川に沿って柱状節理の岩壁が連なる

富山県・黒部渓谷、三重県・大杉渓谷に並ぶ「日本三大渓谷」のひとつ

 

写真上下:探勝用に造った「渓谷トンネル」から鑑賞する 暑い日、寒い日、雨の日など便利

 

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