あいよっこの旅ログ:::Part2:::

「女性のひとり旅は冒険の始まり!」

どうなる近未来? ヒトガタロボットの進化 ②

2014-07-31 12:31:39 | どうなる近未来? ヒトガタロボットの進化

     写真撮影日:2014/5/29 敦賀市「池河内(いけのこうち)湿原」~福井総合植物園「プラントピア」

     写真上:閉園前のプラントピアでうさちゃん発見! 首輪があるので飼ってるのでしょう。

 

   「トランセンデンス」のプロローグでは、ウィル・キャスター博士が庭に銅製の網をかけ、自分たちそして妻が丹精した植物などを電磁波から守り、サンクチュアリ(聖域)にしようとしています。彼の願いは「自然や愛する妻を守るため」であり、そのための研究なのでしょう。 

 

  しかし自らの身体が滅び、脳が電磁波的存在になると、反対立場の人たちを攻撃し、殺戮を繰り返す行動へと変わってしまいます。「超越」すると目的がすり替わり、何のための行動かを見失ってしまうようです。

 

  妻への愛も「監視や支配」へと変質し、そして終盤にウィルは「人間身体を持つリアルな存在に蘇り」ますが、妻はさすがに拒否します。

 

写真:池河内湿原で満開のカキツバタ

   

   それはやっぱ気持ち悪いよ~。結局「スーパーCPで再生された脳」がいくら超越存在になり、ヒトガタの姿・形を再現できたとしても元の彼ではありえない、ということですね。「その努力はちょっと悲しいけど、それでいいと思う、そうであって欲しい」と強く感じたのでありました。

 

   この映画の人工知能は、終盤で人型になるから「ヒトガタロボット」なのか、どうか? まあ、これまでにないタイプだから映画になるのでしょうが・・・。

 

写真:初めて見るトンボ。「カワトンボ」の仲間のようです。

 

  ご存知のように現実世界のヒトガタロボットにはさまざまなタイプがあります。いわゆる「ロボット」は一般的な機械・コンピューターなどの外観(身体)に分野別・機能別な知能を持つものです。また「サイボーグ」は、人間身体に人工知能能力を埋め込んだり加えたりするもの(人工臓器・パワースーツなど)で、この2つは学術的な定義がされています。

 

  また「アンドロイド」は、ヒトガタを別の素材で作り、人間的脳プログラムを搭載し、別名人造人間とも呼ばれます。最近に思いあたるのは、読売新聞掲載中の小説「消滅」に登場するアンドロイドの空港職員キャスリンですね~。

 

 

写真:湿原には多彩な動植物が。あいよっこにとって珍しいものを中心に紹介します。

 

   小説の内容・進展がじれったいのはちょっと置くとして、現実にこんなアンドロイドがいろんな場所で存在し、働いているのかも?!と妙にリアルな設定なのです。小説ではキャスリンはどうやら外部からの指令も受けているようです。ということはもちろん「遠隔」ですかぁ~?

 

  アンドロイドとほぼ同意義なのが「ヒューマノイド」ですが、さらに人間に似せたもの、という意味合いでしょうか。これらは二足歩行などの機能性を重視するもの、認知機能などの知性を全面に出したものがあるようですが、共に学術的定義はされていません。

 

 

写真:夕暮れせまる逆光で暗くて残念。

 

 小説「消滅」には「ロボット三原則」が出てきて、そういえば「それってなに?ど~ゆ~意味?」と感じたことを思い出しました。

 ***続く***

 

          写真:太陽光を受けてモワモワと燃えているような「ハグマノキ」。別名「スモークツリー」

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どうなる近未来? ヒトガタロボットの進化 ①

2014-07-29 13:21:45 | 日記

                      写真撮影日:2014/5/28 「伊吹山~湖北野鳥センター」

                      写真上:別名「花の山」の伊吹山、ぽっかり雲がいいかんじ

   庭の藤&キーゥイ棚に今年もキジバト(通称ヤマバト)が来てくれました。もう2週間近く抱卵しているので、そろそろ孵化するころだけど・・・。それにしても掃きだしサッシ窓から1mもない距離、朝夕雨戸をガラガラ開閉するのに・・・? どうやら天敵のカラスから逃れるほうが大事みたいです。

 

   昼間はオスが、夜間はメスが抱卵するようですが、交代のときに短く「クークッボッボー!」と鳴いています。「さあこんどは俺がかわるよ」って感じ?彼らの泣き声を聞くと「夏だな~~」となんだかなつかしく郷愁を覚えてしまいます。朝夕「オッハー・オヤスミィー」と挨拶するのが楽しみなこのごろです。

 

 

    さて数日前「やはり見ておこう」と思い立ち、ジョニー・デップ主演のSFサスペンス・米映画「トランセンデンス」を見ました。デップ演じる人工知能の権威ウィルは、サルの脳プログラムをスーパーコンピューターにアップロードし、成功しました。(一般にはアップロードなのかな?映画字幕はダウンロードになっていたけど?)

 

 

    ウィルが反テクノロジーを掲げるテロ組織に狙撃され、余命一週間となったとき、同じく優秀な妻エヴリンは彼の頭脳をスーパーCPにアップロードすることに成功。だが頭脳は人類を支配し脅かす、超越(トランセンデス)的存在になってしまう・・・。

 

写真:見上げると空に放水しているよう。

  

 

   人工知能が「自分と言う意識」「自分からこうしたいという意思」「さまざまな感情」を持つのは今のところ不可能とされていますが、領域ごとの飛躍的発展により、いずれ統一的な人型ロボットの可能性も否定できない雰囲気になってきて、単にSFだからとのんびり鑑賞できなくました。

 

                                                写真:山頂で手入れする人たち。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

          写真:伊吹山のお花たち

  ところで一般的に「人型ロボット」への興味関  心って、男性のほうが強くないですか? あいよっこなど出産経験有りの女性から見ると、ロボットなんてどこが面白いの?赤ちゃんのほうがず~~っと可愛いし、と思いますが・・。

          写真:琵琶湖の北、湖北野鳥センターはバードウォッチングに最適

   

   もしかしてだけど、人を産みだせない性(さが)も関係するのかな?あるいは人型ロボット⇒支配できる⇒人型兵器につながるという要素も魅力なのかな? あくまで偏見で~す!

    ***明日に続く***

 

 

 

写真:トンビの営巣はセンターの超望遠鏡からもっとくっきり見えるよ。   撮影はセンター職員の方です。

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ええ声ぇ~~♪ な「君が代」独唱

2014-07-14 17:05:04 | あったかいよ~南九州**宮崎~鹿児島**

  写真撮影日:2014/1/20

  写真:「日向のお伊勢さま」と慕われる大御神社は柱状節理岩の上に建つ

  2014/1/20:「南九州はあったかいぞ~!***宮崎~鹿児島***」やっと最終回。この日は宮崎市街地より北に向かい、日南海岸沿いに「大御神社(おおみじんじゃ)」「馬の背」「クルスの海」などを巡り、夕方宮崎空港に帰りました。

 

   「大御神社(おおみじんじゃ)」がこんなにすごい場所だったとは驚きです。日本国歌「君が代」はもちろん何度も歌っています。「♪・・・さ~ざれ~石の~~ォいわおとな~~りて・・・♪」、実は長い間意味不明のまま「そういうもの」という感じだったのですが、「さざれ石の巌(いわお)となる」と理解したのは、ほん最近だったような・・・。

 

 

写真:右は「柱状節理岩」右は「さざれ石」の表示

 

  当神社の「さざれ石 & 神座」のサイトを見ると、ここの「日本最大級のさざれ石群」は平成15年の拡張造成工事で発見されたそうで、地質学的にも「さざれ石」⇒「硬い巌となる」はありうるのだそうです。つまり「君が代」の作詞者は、ここ聖地を国歌に詠んだということです。

 

 

写真:瓊々杵尊(ニニギノミコト)がここに立ち、絶景の大海原を眺望されたと伝わる。

    細石(さざれいし)が固まって「さざれ石の巌」となりました

    岩に手をあてて熱心にお祈りする人

  

  大海原に臨み建つ本殿を見ると、偶然にも宮司さまが講義中で、ユーモアを交えてのお話に聞いている方々も楽しそうです。そのうち高らかに「君が代」の斉唱が始まりました!「うう、うま~~い、ええ声ぇ~~♪」。 (写真左)

 

   「国歌は堂々と歌おう!」と常々PTA会合などで言っているそうですが、「いつも私の声だけが体育館に響き渡り、子どもが恥ずかしがる」らしいです。すばらしいのでカメラで録音しましたが、公開の許可はもらっていないので興味関心あるかたは現地でどうぞ。

 

 

  なお当神社にも洞窟に「鵜戸神社」がお祀りしてあるので、「鵜戸神宮とは違うのですか?」とお参りの人に聞くと、「こちらは鵜戸神社、あちらは鵜戸神宮で、全く別のお宮です」とのこと。あっ、そうか。でもちょっと似ているところもあります。

 

 

写真:洞窟にある鵜戸神社から外を見ると・・・。

 

  次に行った「馬の背」も有名ですね。下を覗き込むと深く蒼い海面が細長く延び、両側には馬の背中のようにそそり立つ断崖絶壁に思わず息が止まります。日向岬の先端に進むと、パノラマのように周囲の海を見渡せて、まるで海の中に立っている気分ですよ~~。

写真上:「馬の背」を進み、日向岬から周囲を見渡す。ワニがいっぱいいる~~!

 近くにある「クルスの海」は昼下がりの太陽光線でキラキラと輝いていました。侵食で割れた岩と小さな岩場で形作る「叶」という文字から「ここで祈りを捧げると願いが叶う」と言われ、特に女性には人気が高いポイントです。(写真左)

 

  南九州地域は歴史が古いのはもちろんですが、意外や意外豊かな自然が残っています。まだまだ自然探索、渓谷トレッキングなど、したかったな~~。

 

★☆さてさて最終回をやっと迎えることができました。途中でいろいろなことがあったにせよ、なああんと半年以上もかかるとは! 旅のできごとも半年前になると思い出すのも相当大変で、記憶力低下を実感するとともにあらゆる資料やネット検索のお世話になってしまいます。

しかし反面、脳力(認知症予防)のためにはこの「近い過去を再現し思い出す」という行為がけっこう効果的らしいです。おつきあいくださったみなさま、あいよっこの脳活性化に免じてお許しくださいませ~~。★☆

 

   写真:宮崎空港に到着するとおりからの真っ赤な夕焼け!

       さようならみやざき、さようなら南九州!

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世界的規模の照葉樹林「てるはの森」

2014-07-06 19:29:26 | あったかいよ~南九州**宮崎~鹿児島**

写真撮影日:2014/1/19~20

写真上:大川原(おおかわら)峡。滝の奥側(日陰)には霜や朝霧、正面には虹!

 2014/1/19:大川原(おおかわら)峡は宮崎市内に流れる大淀川の上流にあり、周囲は広さ36.3haに及ぶ「悠久の森」です。森林浴やウオーキングがとても楽しく気持ち良さそうですが、夢中になって滝を撮影していたら時間がかかり、やむなく次に。でもこの滝にも虹がかかっていて、なんだか連日ラッキーで~~す!

 

  再び宮崎県に戻り、「照葉(てるは)大吊橋」のある綾町に向かいます。実は「神々の郷」とも呼ばれる高千穂峡に行きたいけれど、ちと遠すぎるので、次回のお楽しみとします。

 

  ちなみに日本神話で天孫降臨の地とされる「高千穂」地名は、九州地域には数多いですが、やはり宮崎県北部の大分・熊本県境地域が最も由緒あるようです。

写真:照葉大吊橋の中ごろに足下が良く見えるポイントあり

 

  「照葉大吊橋」は長さ250m、高さ142m、幅1.2mで、人が通るつり橋としては高さが世界第二位です。第一位は大分県「九重夢大吊橋」ですが、やはりつり橋は「高さ」が問題となるようで、実際に下を見下ろすとその高さに足がすくみますよ~。

 

 

 周囲の照葉の森(てるはのもり)は貴重な原生的照葉樹林(常緑広葉樹林)で、広さ2000~2500haという日本最大規模の森が残っています。

 

 写真:むき出しのゴツゴツ岩。火山活動のようすがわかります

 

   かつて東アジア一帯に広く繁茂していた照葉樹林は、政策・経済的理由からスギ・ヒノキなどの人工林・針葉樹林に変わったり、温暖化やシカ等の食害などで次第に失われています。太古の時代には日本総面積の30~60%を占めていたという照葉樹林が現在では約1.2%と減少しているそうです。

 

  照葉樹林はことに生物の多様性に富み、人間も多くの恩恵を受けてきました。 多種多様の植物はもちろん、サル・ムササビ・アナグマ・ニホンカモシカなどの哺乳類、そしてクマタカ・オオタカ・フクロウ・イヌワシなどの大型猛禽類が多いことも森の豊かさを示しています。

 

 

写真:照葉樹林の中はうっそうとして・・・

 

  巨大地震・津波被害を受けた東北三陸海岸では、「いのちを守る森の防潮堤プロジェクト」が進んでいて、コンクリートの防波堤に替わって照葉樹(常緑広葉樹)の防波堤・防潮堤が見直されているのです。

 

 

  さて行きに大吊橋を渡ったあと、そこから森林浴をしながら遊歩道を2kmほど歩き、もうひとつのつり橋である「かじか橋」を通って駐車場に戻りました。

さすがに照葉樹林は樹木の種類が多彩で緑色が濃く、全体にうっそうとしています。

  写真右: 「日向のお伊勢さま」と慕われる大御神社は柱状節理岩の上に建っています。

        そして三代(親・子・孫)のめでたい亀がいます

     

  2014/1/20:最後の日は宮崎市街地より北に向かい、日南海岸沿いに「大御神社(おおみじんじゃ)」「馬の背」「クルスの海」などを巡り、夕方宮崎空港に帰りました。

 

写真:同じく大御神社のありがたい「龍神の霊(たま)」は龍神信仰の遺跡

 

 

***続く・次回は最終回***

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男もかぶる秘密のベール

2014-07-04 15:59:25 | あったかいよ~南九州**宮崎~鹿児島**

写真上:霧島高原から宮崎方面に向かう途中に寄った「大川原(おおかわら)峡」(撮影日:2014/1/19)

 

 7/4に北朝鮮で日本人の拉致被害者などに関して全面的調査を行う「特別調査委員会」が発足し、長い間懸念であった方々の存在・行方が今後明らかになる可能性が高くなりました。横田夫妻をはじめ拉致被害者の関係方々のご苦労や心配を思うと、ほんとうに今度こそ全員帰って来られますようお祈りします。

      写真:出水市ツル観察センターで、同じ態勢のツルたち。」(撮影日:2014/1/17)

 ところで北朝鮮はいまだに謎に満ちていて情報発信もこちらから見ると「ご都合主義」ですが、それを補っているのがTVなどではお馴染みの解説者の人たちです。

 

  この方たちも情報源から良い・詳細な情報を継続的に得るには、相手側とのなんらか信頼が必要であり、「北に都合の良い情報である」ことは否定しようがなく、私たちはありがたくそれをいただいている、というところなのでしょう。

 

 

  だけどよ~~く考えると、もともとは自分たちが悪いこと、国際的な違反行為をしているのに、じらしたり、試したり、小出ししたり、カードにしたり、する巧妙なやりかただということを忘れてはいけないでしょう。

 

 

  見方によっては、日本メディアの解説とか反応を見て、次の出方を探っているようにも思えるので、「単純にありがたがる」のだけは避けたいです。

 

写真:「丸尾滝(まるおのたき)」は上流の林田温泉や硫黄谷温泉の温泉水が流れる珍しい滝。お天気も上々で、くっきりと出た虹がきれい!。(撮影日:2014/1/18)

 

 ところで北メディアは6/25、「北朝鮮の金正恩第一書記を暗殺しようとする米国コメディ映画「ザ・インタビュー」に対して、「ならずものの映画製作者、それをさせた米国によるあからさまなテロ」と激しく抗議しています。この場面ではけっこう口数が多く、説明もたっぷりしていますね~。

 

 

 個人的なキャラを映画の「殺人ターゲット」にするのは、ややどうかとも思いますが、先日の兵庫県議会議員の号泣会見に見るように、ついつい目を惹くキャラというのは絶対にありますぅ。

 

写真右:霧島スカイラインを通ってえびの高原に。周辺にはもくもくと白い煙が出ていて、地球の鼻息のよう!?。」(撮影日:2014/1/18)

 

 

 

写真左:えびの高原韓国岳あたり。

(撮影日:2014/1/18)

 

 

その外見、立ち居振る舞いはじめ、(男なのに)秘密のベールをかぶっていたり、方向性が見えにくかったりすると余計なわけで、テロ映画に取上げられないためにはどうすればよいのか?も同時に考えると良い結果になるかも?

                                     

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・

またまた前書きが長くなってしもうた!

 2014/1/17: 出水市ツル観察センターに近づくと田んぼのなかにたくさんのツルたちがいます。わあ、たくさんいる~! 

 ここにはナベヅル・マナヅルはじめ、クロヅル・カナダヅルなども来るそうで、観察にはとても嬉しい! 出水市観光協会「鶴」ページでは昨年末に12294羽を確認し、3月末に北帰行を終えています。

 

 写真右:高千穂河原は、天孫降臨神話ゆかりの古宮跡で、鎌倉期まではここに霧島神宮があった。(撮影日:2014/1/18)

 

 2014/1/18:霧島高原一帯を巡る。霧島でも新燃岳(しんもえだけ)が2011年1/26に大規模は噴火を起こし、周辺地域は被害を受けていて、高千穂河原周辺では噴火時の大量噴石やクレーター跡を見ることができるらしいです。見たかったけど、夕暮れが迫る。

 

 

写真左:霧島温泉のホテルから未明に外を見ると、ほのぼのとしたあけぼのに山々の稜線、眼下に広がる市街地・・・、「おおこれが神様が見られる景色だ!」

(撮影日:2014/1/19)

 

***明日に続く***

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