あいよっこの旅ログ:::Part2:::

「女性のひとり旅は冒険の始まり!」

そういえば 2014年福島の秋色はどうだった? ④

2015-02-27 17:39:03 | そういえ2014年福島の秋色はどうだった

         写真撮影日はすべて:2014/11/18

         写真:それぞれの奇石に名前が。これは「白磁の滝」

  3日目(2014/11/18)は猪苗代湖からいわき市方面に向かいます。猪苗代湖は日本4番目の大きさで、ほぼ丸い形はまるで磐梯山のペンダントみたい!でも水質は酸性が強く、小魚しか住んでいないようです。白鳥飛来地として有名な「白鳥浜」ですが、曇り空の下ただ静かに湖面が広がっていました。

 

 磐越自動車道のいわき方面行きが「事故で通行不能」だったので、一般道をあぶくま洞に向かいます。山道からまだ赤く残っている紅葉となめらかに流れる滝を発見。標識には「花滝」とありました。

 

 山越えに時間がかかり予定を超えてやっと到着です。どうもナビが変!判断するあいよっこが変なのかな? 一時はあきらめかけたけれど、「行って良かった、見て良かった。絶対おすすめ!」です。

 

 あぶくま洞は1969年(昭和44年)に発見された鍾乳洞で、東洋一と言われる規模と学問的にも珍しい鍾乳石が観察できます。一般公開されている約600mと探検コース120mがあり、さらに奥には未公開部分約2500mが続いています。

 

 洞内にはつぎつぎと見どころが続き、夢中になって撮影するのですが、暗い上に湿度が高くレンズが曇ってしまうよ~。とっ、突然、暗闇の中にガイドさんが座っていました!ここから「探検コース」(別途¥200)に分かれているのです。

 

 暗闇の細い道をひとり、というのは無意識に心細くなっているのでしょう、一瞬「どうしよう?」と迷ってはみたけれど、このひとり旅とブログのテーマは「ひとり旅の冒険」だし、ここで「探検コース」に行かないでいつ行くの? 

 

 結局「探検コース選択」も大正解で、地底探検の楽しさを存分に味わえるよ~。ただ~し、太めなうえに背中にリュック、両手にカメラというあいよっこ、かなり狭かったり低かったりするところではリュックを外したり、荷物を先に出したり、「この先大丈夫なの?」とドキドキ感もたっぷりでした。

 

 最後に到達するメインホール「滝根御殿」は、高さ29m、広さ1000㎡という巨大な空間で、周囲にはさまざまな鍾乳石が取り囲んでいて圧巻です。こんなにすばらしい空間は初めて! 大自然さま、神秘の大アーティストさま、ありがとう!

 

 近くにあるもうひとつの「入水鍾乳洞」は見られず残念だったけど、こちらはさらに「本格的な地底探検」が楽しめるようです。※あぶくま洞 公式HPには割引券(¥1200→¥1000)あり。

 ***続く***

                              

     

        写真:今でも成長を続ける鍾乳石は世界的にも珍しい

   

 

     写真左:ごりっぱ!! でしょ?

     

 

 

 

 

 

 

 

写真:地元を知り尽くしたガイドさんに案内を頼める。

    無料・ 要予約

 

         写真:あぶくま洞近くのすすき景色

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「外交につきまとうリスク」

2015-02-26 14:32:46 | 日記

              写真撮影日:2014/11/18

              写真上:郡山市→あぶくま洞の途中で出会った「花滝」

   今日は「日記」です        

  スポンサー集まらず、競技場建設も1割ほど 平昌五輪開催は「崖っぷち」のピンチ

  2015/2/24付けのJ-castニュースにこんな記事があります。「2018年2月開幕の韓国『平昌(ピョンチャン)冬季五輪』まであと3年後に迫ったが、準備が進まずピンチだ、と韓国メディアなどが報じている」ようで、韓国ネット上では「『このままでは成功どころか、国際的な恥さらしになる』『今でも遅くない。日本に渡そう』」などという意見が相次いでいる」という。

 

 ええっ!ちょっと、ちょっとお~~! あいよっこが一番反応したのはもちろん『今でも遅くない。日本に渡そう』などという意見があり、それを取上げていることです。

 

 かつて「2002年サッカーワールドカップを共同開催」の経験による発想かもしれませんが、現状の関係性を考えると「なんでそんなにお気軽なの?」と思わずにはいられません。

 

 たしかに「開催国の工事や準備が遅れている。大丈夫か?」という報道は最近多いですが、個人的には、韓国の朴大統領の対日的態度・そぶりが最近やや軟化して見えるのは「共同開催は一応否定していても、それを意識しているのではないの~?」と案じてしまいます。

 

 なんというのか、北や南、そして中の三国に奇妙に共通するのは「ご都合主義で約束を反故にすることなどなんとも思っていない。おまえの態度やり方でこうなったと言い訳をする。」という思想です。それに比して、日本政府は「それなりに一貫した態度や信頼感を大切にして和を保とうとしているなあ」と近年しみじみ感じます。

 

 それにしても前述のサッカー大会においても「誤審・反則・買収」などの疑義が出て問題となりました。最近では2014年10月の仁川アジア大会で競泳の富田選手が水泳会場でカメラの望遠レンズを外して、本体だけをポーチに入れて持ち去った、という事件がありました。だけど本人はこれまでカメラには全く興味関心がなかったらしいです。レンズを外すだけでも慣れていないと大変だぞ~。

 

 その後韓国サイドの監視カメラの映像や裁判などでもおかしな問題が出てきて、あるいは「捏造か?」などの報道も出ています。なにより一番の問題は富田選手が「帰国できないかもしれないと怖かったので嘘をついてしまった」と話していることです。

 

 国際的なスポーツ大会でそんな恐れを抱くような環境ってどうなの? 「捏造によって」トラブルが起こる可能性がある、という疑念が存在するって、あり? 

 

前述のJ-castニュースでは「一番可哀想なのは選手たち」と結んでいましたが、それ以前にそんな国には入国したくないし、そんな大会には参加したくないでしょう。「信頼感を失う」ということをもっと重大に考えて欲しいものです。 

 

  そういえばこの春節には「真ん中の国」から大勢の来日があり「各地で爆買い!」という景気の良い報道が多くありました。紙おむつから高額な不動産まで、かの国の購買意欲、金額が各地好景気をもたらすのは嬉しいことではあります。

 

だけどこれまでの流れを見ると、なにか問題が起きる、あるいは起こして?「またまた不買運動、交流禁止令などが発令される」という可能性はありま~~す!そして「そうなると困るでしょう?いいの~?」という脅しです。

結局のところ一時的な行動に惑わされず、常にリスクを予想しつつ対応する、という余裕ある態度が大事ということですね~。

 

     今日は日記になってしまいました。「福島の旅3日目」は明日アップします。

 

 

 

 

写真:あぶくま洞の外観からも特殊性や規模がうかがわれる

 

     写真:あぶくま洞はそのスケールや鍾乳石の珍しさ、数で「東洋一」と言われる。

 

 

写真:8000万年かけて造られた自然美

    なにげにガウディの「サグラダ・

    ファミリア」を彷彿とさせる・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あぶくま洞の写真は明日に続く・・・・・・

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そういえば 2014年福島の秋色はどうだった? ③

2015-02-16 18:29:32 | そういえば 2014年福島の秋色はどうだ

            写真撮影はすべて2014/11/17

           写真上:レンゲ沼ごしに磐梯山(右)と櫛ヶ峰(左)

  今回は福島空港~福島空港の旅程すべてレンタカー(軽・4泊5日・¥23600)にしました。地図や検索ページを見ると「福島空港って不便な場所にあるな~、しかもリムジンバスなどの連絡も悪いし・・・」と感じてしまいました。

 

  これは他の後発的空港でも見かけますが、近隣諸地域への連絡を考慮するあまり、結局中途半端なところに造って利便性も魅力も低下したということでしょうか? 

 

  災害の後遺症で観光客などの利用自体が減り、バスも少なくなっているかもしれませんが、それにしてももっと便利な場所にあったなら・・・と思ってしまいます。「造ることより、その後の維持・管理がずうっと重要」という視点が日本的箱モノ政策に足りないところですね~。

 

  2日目朝は快晴、磐越自動車道から五色沼を目指します。すると突然、朝の光に照らされてビロードのように見える雪の磐梯山が登場しました!! 「やっぱ有名な山って何か特別なものを持ってるな~」、道路の端でコーフンしながら撮影です。「猪苗代磐梯高原IC」で降りると、そこにもすばらしい雪景色が広がっていました。

 

 そういえば昨日午後から寒くなり、小雨があったりしたのは、このあたりで雪が降っていたせいだったのね。このあと訪れたレンゲ沼にある「裏磐梯サイトステーション」のスタッフは「この時期(11月中旬)にこれほどの初雪は珍しく、見たことがない」と話していました。この冬の大雪の前兆だったのかな?

 

 この旅の楽しみのひとつ、「五色沼ハイキング」は、その雪のためにやむなく断念です。駐車場のある毘沙門沼(びしゃもんぬま)から先は先人の足跡もなく、道がどう続いているかもわからないのですぅ~。雪の中にタヌキさんを発見! 「五色沼自然探索路」の他にも数多くの自然豊かなトレッキングコースがあり、また次の機会に絶対来たいです。

 

 五色沼「裏磐梯ビジターセンター」横の道路を北に向かうと「レンゲ沼」と「裏磐梯サイトステーション」があります。レンゲ沼周辺は雪の中を散歩することができました。積雪の上にはなにやら動物の足跡もあり、ここから見る磐梯山もすてきです!

 ところで「裏磐梯」という名称は良く聞きますが、「磐梯山の北側地域」だと初めて知りました。裏も表もないとは思うけど、「南が表・北が裏」という日本的な慣習かな? 

 

 そしてもうひとつ残念だったのは磐梯高原の人気高い「磐梯山ゴールドライン」「磐梯吾妻スカイライン」「同レークライン」・・などの観光道路が11月15日(前日!) で閉鎖されてしまったこと。ま、こんな雪が降るんだから当然といえば当然ですけど・・・。やっぱまた次の春に絶対来たいです。

                                   

 

          写真:猪苗代磐梯高原IC付近もすてきな雪景色

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真左:五色沼の代表が毘沙門沼。

     水の色が変化します。

写真右:レンゲ沼周辺の積雪に残る足跡・・・・。

     なんだろう?

 

      写真:桧原湖周辺も自然や遺跡が多い。「穴沢一族五輪の塔」

 

 

写真:桧原湖周辺道路で、野生の

    サルさん。

 

 

 

 

 

写真:「見祢(みね)の大石」は1888(明治21)の爆発時に火山泥流で約5kmも流された巨岩。長さ9.4m、幅6mあり、元のほぼ3分の1が重みで沈下したという。

 

 

 

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そういえば 2014年福島の秋色はどうだった? ②

2015-02-03 23:27:10 | そういえ2014年福島の秋色はどうだった

写真の撮影日:2014/11/16 福島空港→鶴沼川に沿って下郷町に→「塔のへつり」「中山風穴」「大内宿」

写真上:江戸時代を今に伝える貴重な萱葺の宿場町。明治以降に鉄道や国道が大きく迂回したために昔ながらの風情ある建物や景観が残った。

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  前回「最近東北地域の報道が少なくなったと感じていた」と書きましたが、この年末年始は「阪神淡路大震災から20年目を迎える」こともあり、震災関連の報道も多かったですね。

 

 NHKの「福島をずっと見ているTV・スペシャル」は福島と神戸の学生・児童たちの交流を描いたドキュメンタリーです。後半は福島県二本松市立杉田小学校の合唱部が神戸市立西灘小学校を訪れて、「現在の杉田小学校」を表現した演劇と神戸・淡路大震災のテーマソングとなっている「しあわせ運べるように」の歌声を披露しました。

 

  演劇は「福島から引っ越した子どもの葛藤と仲間たち」がテーマで、ストーリーやセリフはすべて自分たちが作ったそうです。子どもたちは問いかけます。「福島に未来はありますか?」「福島の未来はありますっ!」「福島の未来をぼくたちで作っていきたい!」

 

 最後に合唱団のいとうまりえさんが「あの時から4年がたとうとしている」「・・・大人たちの気持ちもその人によって大きく変化してきた」「こどもたちもまた大人以上に心を痛め精一杯笑顔で生きている・・・」と嗚咽をこらえながらもきっぱりと宣言しました。

 

 同番組の進行役である箭内(やない)道彦さん(福島県出身のクリエーター)は感動で涙をぬぐいながら「子どもたちはこうした劇をしなくても全部わかっている」「大人を心配して苦しい気持ちがあるが、そこから自分たち自身が自由になるための劇かもしれない」「子どもたちは大人をも救おうとしている」などと話しました。

 

 あいよっこも途中から涙が流れて画面が見えず、「録画にしていて良かった」と思っていました。大変な被災体験から生まれるさまざまな葛藤や感情、それを表現することで大きなエネルギーや訴えかける力が迫ってくると実感しました。

 気持ちや感情を表現して伝えることは、見ている側に感動や共感を引き起こすのはもちろんですが、それ以上に自分たち自身を変えていき、癒していく力となるのかもしれません。

 

                                      

 さて今回の旅のスケジュールを簡単に。

2014/11/16(日)福島空港→南会津「塔のへつり」「中山風穴」「大内宿」 宿泊:郡山市内ホテル

2014/11/17(月)ホテル→磐越自動車道「猪苗代磐梯高原IC」で下りる→「五色沼」→「レンゲ沼」→「桧原湖」     宿泊:猪苗代のホテル

2014/11/18(火)ホテル→猪苗代湖→あぶくま洞→花滝→いわき市へ  宿泊:小名浜港のホテル

2014/11/19(水)ホテル→小名浜港→中釜戸のしだれもみじ→白水堂→ハクチョウ飛来地「おがわごう」→夏井川渓谷→小名浜港の夕焼け     宿泊:小名浜市の旅館

2014/11/20(木)お宿→中之作漁港→海岸線に沿って歩く→小名浜港ディクルーズ→いわき・ら・ら・ミュウ→福島空港

 

   写真:「塔のへつり(岪:こんな漢字)」は方言で

       「断崖・絶壁」の意味。

      名前どおりの奇岩怪岩が塔のようにそそり立つ。

      紅葉満開時はすばらしいだろうなあ!

 

 

 

 

 

 

写真:大内宿の名物「くるみそば」 右上の練ったくるみは途中から入れて違う味を楽しむ

 

 

 

 

写真:翌朝は朝陽に映える雪の磐梯山に遭遇! 美しい! 磐越自動車道より

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