あいよっこの旅ログ:::Part2:::

「女性のひとり旅は冒険の始まり!」

「ほほえみ外交?」or「脅し外交?」 北のジョンウンさん ⑥」

2018-06-22 16:58:49 | 北朝鮮 キム・ジョンウンさん

写真は 2018/2/18~22 「長崎ランタンフェスティバルなど長崎巡り」

写真上:日本で最初に認定された「雲仙国立公園」の「雲仙地獄」

    この日は雨で霧と湯気が一体化

 

 6/12「米朝首脳会議」で放映されたビデオは異例のことでした。たった4分間なのに短い画像が次々とたたみかけるように流れて、時間以上に長く感じます。なんだか心理テストとかサブリミナル的映像ですね~?もっと詳細に分析したら、超短画像が入っているかも~~!(妄想です、もちろんよ)

 

 ビデオのクレジットに「デスティニー・ピクチャーズ:制作」と書いてあったので、ロサンゼルスの同名本社は大混乱となったそうです。しかし同社のロゴはビデオとは異なっていたようで、つまり実際には存在しない制作会社だったというワケ。ホワイトハウスは何がしたかったのでしょう?

 

 そしてビデオの最後に、北朝鮮の4連発ミサイルが逆再生で発射地点に戻るのを見て、以前からの疑問を思い出しました。この映像では「ミサイル発射台は地下にある」とも言われますが、相当大きな穴が必要なのに見えないし、こんな至近距離に4つも設置して次々と発射できるものなの?だって日本で衛星発射するときなど、大掛かりな発射台から一基発射するのだって大騒ぎですもんね。

 

 このように昨年末までのミサイル実験や地下核実験の映像からは、まあ北が流す映像だけですが、どうにも納得できない場面がいっぱいでした。「ミサイル発射であんなに真っ赤やオレンジ色の煙が出るの?」「4基の連続発射、奥の方は特にCGっぽい」「戸外にTVモニターを並べて、ジョンウンさんピクニックかお花見してご機嫌なのかな?」「実際の制御室がある(はず)なのに、なにか都合が悪いの?」・・・・。

 

 ICBMが完成したと自慢する「火星15号」のロフテッド軌道の報道では、上方に4000~4500km上り、そこから水平方向に950km飛んだあと再び地球に向かって大気圏を通過し、53分後に青森県から250km離れた日本海の排他的経済水域内に落下した、そうです。縮小して軌道を描いてみると、塔のように細長い形で約100kmといわれる大気圏は1/40と底のわずかで、それ以外は宇宙圏ということですね?日本海で残骸を探すのは難しいと思うけど、見つかったことも当然ないです。

 

 まあしかし、狙った都合よい地点に破壊もなく落下できるもの? おそらくレーダーなどで軌跡がわかるのでしょうが、そのあたり専門家の説明が欲しいです。(もしかしたらレーダー情報も操作できるかも)そういえばミサイル製造費用はアメリカで一基約8億円とされているので、北朝鮮ではそれより割高になるらしいけど、ホテル代さえ払えないのに・・・。

 

 一方地下核実験はさらに「事実は誰も知らない」状況となるようす。北は「水爆級の核実験に成功した」と報道していますが、どうやら「地下で大きな人工的地震が起きた」がその根拠らしいです。どんな結果になれば成功なのか、もよくわかりませんが、人工的地震は電磁波などで起こすことも可能と聞きますし・・・。その後日本や韓国が大気中の放射能検査を行ったけど、「放射能の検出はなかった」もよう。

 

 もし仮にですよ、核実験などしなかったなら、今回プンゲリ実験場を爆破したときに専門家を入れないことも、放射能が検出されないこともあたりまえ、ですね~。

 

 ニュース報道やワイドショーを見ながら「おかしな映像だよね?みんなどう思うの?」と感じていたら、Wiki「北朝鮮の核保有」の終わりで「楽観論:核ミサイルをブラフと見なし、北朝鮮にはミサイルに実装できる小型核弾頭はないとする意見」があると知りました。※ブラフは「bluff:はったり、(本当は弱いのに)強がる」という意味。

 

 *** 早く終了しようと思うのに、ジョンウンさんのお話しがなかなか終われない。最後にもうひとつ言いたいことを次回に ***

   次の日は晴れ~!同じ道だったのでもう一度「雲仙地獄」に寄ってみた

 まさに地獄、粘度のある熱湯がボゴボゴと噴出。

 下はキリスト教殉教者の碑:1627~1631年、キリスト教信徒たちがこの地獄で

 拷問や処刑をされ、33名が殉教した。

  イルカウウォッチングを行う湾では、生わかめの収穫に忙しい

 「野生のイルカとの遭遇率99.9%」なのに~、0.1%に当たってしまった!

 

諫早湾堤防道路 「雲仙多良シーライン」の締め切り部分

干拓問題のニュースでは「次々と締め切られる堤防がまるでギロチンのよう」とされ、印象に残りましたが実際には8kmの堤防道路のごく一部でした。

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「ほほえみ外交?」or「脅し外交?」 北のジョンウンさん ⑤

2018-06-15 22:59:44 | 北朝鮮 キム・ジョンウンさん

 

写真は 2018/2/18~22 「長崎ランタンフェスティバルなど長崎巡り」

 

※旅の概要はのちほど※

 

写真上:伊王島のシンボル「馬込教会」 白く映えて美しいゴシック建築

 

 

  前回のブログでは「*** 明日に続く ***」と書いたのに、あれよあれよという間に一週間も経過して、ごめんなさい。言い訳ですが、「米朝首脳会議」が開催されるというのに、あいよっこ的妄想を書くことを躊躇しました。

 

  さて史上初の会議を各メディアも大きく取り上げていますが、南北首脳会議からの一連の報道では、「政治ショー化」「ドラマ的演出」を強く感じます。特にトランプ大統領の、内容よりもTV映りを気にする姿勢にはとっても違和感あり! 異例の「プロモーションビデオ」放映をはじめ、奇妙な場面も多かったですね~?

 

  そのひとつが、アメリカという軍事大国にしては意外なほどジョンウンさんに対して「やたら褒めまくり、気を遣ってリードしている」と感じたことです。他方、カメラマンには「みんないい写真撮ってくれるよね。かっこ良く、ハンサムで痩せているようにね!」って、ユーモアのつもり?本心は揶揄したいところなのかな? 

 

  ところが肝心の内容については「どうやら北の勝ち!」に賛成です。まあ、これまでいがみ合っていた両国首脳が会って和やかに話し合いをし、共同声明に署名した、これだけでも「成功」と言えなくはないでしょうが、期待も大きかっただけに正直「肩すかし感」も否めません。

 

  会議に参加したアメリカ団には専門家、強硬派などのメンバーもいたのに、なぜこの内容でOKを出したのか?元来勝負師のトランプ大統領がなぜ、喜びに満ちて署名したのか? メディアの議論からもよくわかりません。

 

  そもそも「北朝鮮の非核化」がメインテーマであるはずなのに「核ミサイルはどこまで完成しているのか?」「どのくらいの脅威なのか?」がないです。そこを明らかにしたのちに「非核化のプロセスをどう進めるのか」が決まるのではないの? トランプさんは直接会って、一番肝心なところを聞くことはできたのか?できなかったのか?「世界の監視役」を自認する軍事家や核兵器の専門家も多くいるはずなのに、あまりにも変だっ~!(興奮気味)

 

  こうした状況もあるのでしょうか、ネットでは「北を動かしているのは金正恩ではない」という情報も出てきました。見た目リーダーを気取りつつ一貫性のないトランプさんと、今回は全般に緊張気味で、時に不安気なようすもうかがえたジョンウンさん、(もしかしたらどちらも?)「役者」として見ると理解できるな~。すみません興奮しすぎの妄想モードです。

                       

  会議の感想はこれくらいにして、前回ブログの続き「北朝鮮の核兵器、核ミサイル保有数」についてです。

 

  前回のランキングで北朝鮮は第9位・20発、としていましたが、最近ではTBS・TV「ひるおび」コメンテーターの中林美恵子氏などの「最大60個くらい」が一般的になっているようです。さらに多いと言うのは参議院議員の青山繁晴氏です。5/19関西TV「胸いっぱいサミット」で「・・・北朝鮮が保有している核弾頭ミサイルは、朝日新聞が12発とし、日本分析で27発、アメリカ分析では最大80発としている」と説明しました。

 

  そして「北朝鮮の中距離核弾道ミサイルは完璧に完成していて、すべて日本に向けて実戦配備されている。(たとえば)日本の大阪を照準にしていると、約5分間で到達する」などと話されました。

 

  もちろん日本の防衛対策やリスク回避、さらには憲法改正によって軍事オプションを持つのが重要なことは理解できますが、核ミサイルの数などはすべて推測なので、やや北の脅威を強調し、恐怖をあおっているように感じてしまいました・・・。

 

  思い起こせば去年の段階では、アメリカ高官が「北の核兵器の実態については誰も知らない」とコメントしていた記憶があります。つまりアメリカにもさまざまな説・推測があり、環境・状況の変化によっても、数が変わって来るのかなあ、と考えたりします。

    *** 続く ***

 

      写真下:伊王島人口の約半数がカトリック教徒です

  写真上:岩戸神社は深い森のなかに鎮座し、荘厳な雰囲気が漂っている。

      洞穴の高さ40mから落ちるしずくは「西郷川」の源流に

  写真下:向かって右側の4洞穴は縄文時代以前の住居跡とされる

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ほほえみ外交?」or「脅し外交?」 北のジョンウンさん ④

2018-06-09 20:06:41 | 北朝鮮 キム・ジョンウンさん

                 写真は 2018/2/18~22 「長崎ランタンフェスティバルなど 長崎巡り」

      街じゅうが赤いライトに染まってとっても華やかでした!

                 長崎旅の写真が遅くなりましたが、「旅のあらまし」はのちほど掲載します。                 

 

  紆余曲折の後、どうやらついに3日後6/12、史上初めての「米朝首脳会議」が開かれるようです。朝鮮戦争の休戦状態が終わり(とりあえず?)平和が訪れることは嬉しいですし、北の「核爆弾・核兵器への依存低下」も期待したいです。今度こそ北の心変わりがないよう、そして常識的でバランスの良い国に向かうよう、「その時期が熟したのだ」と考えたいのです。

 

  ただしジョンウンさんの態度ひとつ、つまり突然の方針転換や融和政策で、日本をはじめ関連国が「いいね、いいね~!オッケー!」と沸き立っているようすにはかなり違和感もあります。ずるくない? やりかたがうまいのかな?

 

  さて「非核化」の核心である保有核爆弾・核兵器のレベルについては、「北朝鮮核問題」(Wiki)はじめネット情報が多くありますが、ここでは単純に「数」に注目したいです。

核保有国の核兵器保有数ランキング (調査元・調査年記述なし・「福島原発事故の真実と放射能健康被害」HPより)

これによると

   1位:ロシア・6600~7000(発)、2位:アメリカ・6450~6800、

   3位:フランス・300、4位:中国・270、5位:イギリス・215、

   6位:パキスタン・140、7位:インド・130、

   8位:イスラエル・80、9位:北朝鮮・20

とランキングされていますが、ロシアとアメリカの大量保有数には驚きです!そんなに必要?何回地球を全壊させたいの? 核爆弾は劣化しやすいともいわれるので、製造費だけでなく維持管理費も膨大でしょうに・・・。また3~5位の国々、6~7位の紛争国も、なんだか数合わせで対抗しているように思えてきます。

 

  核爆弾や核ミサイルの保有については「どの種類、どれくらいの威力を何発持っている」はすべて自己申告らしく、核兵器の使用禁止などを査察するIAEA(国際原子力機関)や関連国も、「何回核実験が成功した」「施設や技術がありそうだから認める」といった、状況から推測した数字ってことなのよ~!

 

  ランキングに登場する各国の思惑は「どうだ、我々の力をあなどるなよ~!!!」ってことでしょう?そのために数の多・少の操作や、さらに保有してなくても「持っている」と言うことだって可能かも。だって核爆弾って「1個だって絶対に使ってはいけないモノ」なので実際に使うことはなく(そう願いますが)、「有ることの証明」は難しいです。

 

  反対に「まだ隠しているだろう、出せ!」と言われて、「もうすべて破棄しました。完全に非核化しました」という「無いことの証明」はさらに難しいことになりそう。つまり「核爆弾・核兵器の保有力」は現実世界のことなのに、なんだか「仮想的存在」ってカンジしませんか?

 

  こうした事情から北朝鮮の保有数に関してもさまざまな推測があります。

   *** 明日に続く ***

 

      メイン会場の湊公園付近はたいへんな人たち、そしてあたたかい灯りやオブジェ

     がいっぱい

 

     イベントも盛りだくさん。

     写真下:媽祖行列(まそぎょうれつ)媽祖は航海安全の女神

 

      写真上下:銅座川では 灯りと水の光景がいい感じ!! 

 

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