写真撮影日:2017/7/13 「月山・弥陀ヶ原湿原の高山植物」
高山植物の名前は必死に調べましたが、間違っていたらごめんなさい。
写真上:ところどころに残る根雪から流れ出ているような「小さなミズバショウ」
NHK「シリーズ人体・神秘の巨大ネットワーク」の第二集「“脂肪と筋肉”が命を守る」の後半は、約600種とされるメッセージ物質による情報やりとりの破綻についてでした。司会のお二人が話すように「食べたいときに食べられる状況(※日本においてでしょう)は歴史上かつてない想定外の事態」です。確かに人類のDNAは「どうすれば飢餓状態を避けられるか進化してきた」わけですね~。
色彩豊かな映像では、パンパンに膨らんだ脂肪細胞から豚まんのようなゆげが立ち上っています。大量の油分のために「食欲抑制物質・レプチン」は脳に届かず、反対に免疫細胞に「敵が来たぞっ!」と働きかけ、いわゆる「自分が自分を攻撃する、免疫細胞の暴走状態」となってしまうのです。怖いですぅ。
結局のところ余分な脂肪が、糖尿病はじめとした成人病を引き起こす「メタボリックシンドローム」の元凶なのですね~。元来指摘されていることですが、映像などでリアルに表現されると「やっぱ脂肪を捨て、必要な筋肉を保つことが大事だわ」と実感できました。
それにしても「自分の免疫細胞が自己組織を攻撃する病気」としては膠原病とかリウマチ・・・などと見聞きしていますが、すべての病気にあてはまる現象なのだと知りました。
蛇足ながら連日の「すもう問題」報道には「なぜここまでこじれてしまったの?」と心が痛みます。「シリーズ人体」からは、身体のなかでメッセージ物質が伝わらなくなり、全身のコミュニケーション不全になることは「万病のもと」と理解しました。
同じように人と人との間、組織間でも「自分や誰かを守るため」とか「さらなるレベルアップをめざして」という意識にかかわらず、コミュニケーション不足は信頼を失くし、誤解・思い込み・・を生みます。それは結局のところ全体のレベルダウンにつながるのではと心配です。
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今回の旅の概要「2017/10/10~13 山形~秋田 鳥海山の湧水と湿原巡り」
2017/7/10:伊丹空港⇒新潟空港⇒レンタカーでたきがしら湿原⇒瓢湖(白鳥の飛来で有名)
⇒新潟市内泊
7/11 : 宿⇒鳥海山のふもと・丸池様⇒バイカモ⇒鳥海ブルーライン⇒元滝(もとたき)伏流水⇒
十六羅漢岩(じゅうろくらかんいわ)⇒酒田市内泊
7/12 : 宿⇒獅子ヶ鼻湿原⇒鶴岡市内泊
7/13 : 宿⇒弥陀ヶ原湿原⇒新潟空港⇒伊丹空港
雪深いために6~9月の4ヵ月間だけ開放される「弥陀ヶ原湿原」にこの夏こそ行こう!が主な目的でしたが、結果的に鳥海山や周辺一帯の湧水のすばらしさに感動することになりました。湧水は酸性のためもあり、澄んだ水がいたるところで豊かにほとばしっています。水が良いと河川、池、植物たち、小動物たちもいきいきしていて嬉しい、癒される~。
出羽三山はもちろん「修験道の聖地」であり、江戸時代から「生まれかわり民間信仰」も続く宗教歴史深い地域ですが、今回はがまんしたのでまた絶対に行きたいです。
***次回は「2017/8/29~9/2「秋田から青森へ:十和田湖・奥入瀬渓流・小又峡…」です。***
上の写真の可愛いミズバショウ。原種に近いのかな?
ヒナザクラ(学名は日本のサクラソウの意味)
マルバシモツケ
ハクサンチドリ
写真上:?
写真下:ハクサンフウロ