あいよっこの旅ログ:::Part2:::

「女性のひとり旅は冒険の始まり!」

安易な消費税増税だけは「ああっ やめてっ!」その②

2014-04-25 20:09:37 | 日記

             今年の桜は近年になく良かったね!

        写真上:撮影日:2014/4/1 撮影場所:奈良県御所市船宿寺(せんしゅくじ)

    日本経済では長い間「デフレからの脱却」が懸案でした。アベノミクスの「金融緩和・インフレターゲット設定」などが現在効果を出しているのは、「売り上げが増えて、ものの値段も上がっている」ということなのでしょうね。ただ増税前の駆け込み需要に終らないことを期待します。

 

  だけどネット・ショッピングをしていると、以前から報道されるほど日常生活品・食料品などの需要が低く、売れ行きが悪いとは思えませんでした。そして1円きざみの低価格競争があると、「モノの値段が上がりにくいのも当然かな~」というのがお茶の間経済家の感想なのです。

 

 写真左:花の寺とも呼ばれる船宿寺

 

  確かにモノの値段にも格差が生まれ、たとえば職人の匠の技の製品とか高級ブランド品といった高価格製品と、ネットの世界で繰り広げられている「低価格追求競争」の両極端になってきた実態はあります。

 

  近年ネットショップ関係の人たちの羽振りの良さ?を見るにつけ、結局のところ「デパート・スーパーなどの売り上げが減った分、ネットショップの売り上げが伸びている」と思えてなりません。

 

   にもかかわらずそれほど税収が増えないということは・・・? 実はネット世界のショーバイって、当たれば莫大な利益を獲得できるようなのに、反面まだまだ脱税(節税?) なんかが多いんじゃないの? もしかしてだけど・・・。

 

 写真右:仏像さまもお花見を楽しんでいます。

 

  

       写真:「願わくば花の下で眠りたい」想いが叶えられて幸せかな?

 またネット・ショッピングでは、値上げ傾向の送料が(多くの商品において)無料に設定できるのは、あたりまえながら中間マージン省略と人件費の節約によるのでしょう。業種・業者の種類の入れ替えや衰退が激しくなるのも当然ですし、システムが未熟なので、IT技術やネット情報に長けた人たちが有利なのはいうまでもありません。

 

  

 いずれにしても流通や販売の大きな潮流が変わりつつあるのは確かです。この流れにどう沿っていくのか、そのなかでうまく泳ぐことができるのか、という問題が、個人にも政府にも肝心なことになっているのです。 

 

 

 

 

  そのなかで政府・税務関係機関に期待するのは「取り易いところから取るだけしかできん」という安易な消費税増税だけではなく、「わかりにくいところ、見えにくいところ、巧妙な手口などに対応すること、しっかりとしたシステムをつくり、きっちりと収税能力を高めて欲しい」ということなのです。それこそが納税者を納得させることです。

 

 ***明日(たぶん)に続く*** 

写真:船宿寺にはつばきもたくさん。またつつじも有名だよ。

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安易な消費税増税だけは「ああっ やめてっ!」その①

2014-04-24 00:00:00 | 日記

           今年の桜の写真がやっとアップできる!

   写真上:撮影日:2014/3/31 撮影場所:奈良県五條市  堀家住宅のしだれ桜

 今日は日記です。

きのうファミレス・ガストでランチ後、2月頃にネットで割安購入した商品券(すかいらーくグループ優待券)で支払いをしました。レジでは「増税前のクーポンなので消費税は5%で計算します」とのことで、なんだかちょっと得した気分。こんな節税もあったのね~。

 

  そういえば4月も下旬となり、消費税増税のバタバタも落ち着いた雰囲気になりましたね~。思えば1ヶ月前、お店の人出や道路の渋滞は大変な喧騒で、さらにネットショップからのメルマガや売り込みもすごかったです。それが4月1日になったとたん「嵐の後」の静かさ、落ち着きに戻り、ホッとしたものです。当初は「当分買い物しなくても大丈夫」と、「今後値段はどう動くのだろう?」と様子見していました。

 

  写真左右:堀家住宅のしだれ桜

 

  当然売るほうも「どのくらいの値段にすれば売れるのか、値段表示をどうするのか」などなど思案したはずで、両方で様子見期間があったようです。ウォッチングしている一眼レフカメラの価格は、4月になり全体に上がりましたが、ときおり急降下することもあり、変動が激しいようです。

 

 そしてたいていのスーパーでは「本体価格+税」という外税表示になり、レジでは思いのほか高額になったりします。特にあいよっこが個人的に一番値上がりを実感しているのは、「宅配料・送料・ガソリン」などの値段かな。

 

 

 ところで近年ネット・ショッピングが花盛りとなり、いろいろな格差が生じているようです。

 

 

 まずは一番大きな格差の「価格」についてです。「価格コム・コネコネット」などの価格比較サイトやランキングサイトの登場で、ネットの世界では、たとえ10万円の製品であっても1円単位のシビアな競争があり、実際の店舗での値段との大きな格差が生まれています。

 

  また店舗では、品物によってそもそも品薄だったり、品質が悪かったり、値段とのバランスが悪かったりすることもあります。たとえば果物類はネットショップや産直店が断然フレッシュで美味しいし、店舗では高額な牛肉類もネットの牛肉(冷凍)のコスパ(コストパフォーマンス)が良いです。

  

 もちろん(冷凍ではない)生魚は店舗がベターですが、一夜干・ひらき・加工品はネットがおススメ。ちょっと異色ですが、「カタログギフト」もネットではかなり値引きされていて、びっくり!

 

 ***明日に続く***  

          撮影日:2014/4/1 撮影場所:奈良県御所市九品寺のしだれ桜

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鵜戸神宮こそハネムーンのメッカの由来

2014-04-18 17:25:58 | あったかいよ~南九州**宮崎~鹿児島**

                  写真撮影日は2014/1/15~16

            写真上:亀石の小さいくぼみに「運玉」を投げ入れるのは至難の業!

   鵜戸(うど)神宮は日向灘に面する断崖に建ち、本殿は広さ約300坪という洞窟のなかに鎮座しています。ここは日向神話の舞台でもあり、神秘的雰囲気に満たされています。

 

  日向神話というのは、伝説の「浦島太郎」の続編として、海神宮から帰って来た山幸(浦島太郎)に、妊娠した海神の娘の豊玉姫が後を追ってくるというものです。

 

  海岸から広い洞窟に入った姫はそこで出産しようとしますが、山幸が命じた「鵜の羽で屋根を葺いた産屋」が間に合いません。山幸は姫が大きな鮫に変身して出産する場面を見てしまい、驚いて逃げてしまいます。

 写真:縁結び、安産の信仰を集める

  

 本殿の裏に回ると真っ暗ななかに、出産時に用いた産湯や御乳岩(おちちいわ)があります。豊玉姫は出産を夫の山幸に見られた恥ずかしさに耐えられず、海神の実家に帰るのですが、そのとき生まれたばかりの息子のために自分の乳房を岩に貼り付けたといわれているのが「御乳岩」なのです。

 

 

 

  

 写真:本殿の後ろ側は真っ暗! 御乳岩(下)や産湯跡(右)が残る

 

 

  この豊玉姫の息子が神武天皇の父親、鵜茅葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)で、鵜の羽の屋根を葺きおわる前に産まれたことから、ちょっと面白い名前がついています。

 

   

 本殿の前「亀石」と呼ばれる岩の上には、周囲を注連縄で張られた四角いくぼみがあります。この亀石は豊玉姫を運んできた亀であり、くぼみに(販売している)「運玉」を投げ入れて命中すれば、縁結びの神様のご利益があるといわれます。カップルで投げれば盛り上がること間違いなし。

 

 

 写真を撮っている横でちょうど男性ひとり、女性2人の若いグループが投げていて、みんな立て続けに「命中」しています! 思わず「うま~~い、じょうず~~!」と感心して、「野球をしているの?」と聞くと「自分はしていないけど、女性はソフトボールをやっている」とのこと。さすがだね~。うまく願いが叶いますよう。

 

            写真:大隅半島にある「神川大滝」。

 さて都井岬には野生馬がいるとのことで行って見たいけれど、時間的にかなり無理そう、「暗くなる前にホテルに到着する」という原則を守り、南郷を右折してR220を志布志市に向かいました。志布志で宿泊して明日は大隅半島を南下します。

  

 大隅半島は対岸の薩摩半島に比べ観光客が少ないですが、自然が素晴らしく、トレッキングやウォーキングにもってこいのコースが盛りだくさんでしたよ。

               ***続く*** 

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侵食海岸といっても、それぞれの地域で多彩な光景

2014-04-18 11:35:55 | あったかいよ~南九州**宮崎~鹿児島**

                                      写真撮影日はすべて2014/1/15               

                       写真上:堀切峠を越え、道の駅「フェニックス」からの眺めも大パノラマ

 

   あれよあれよという間に日々は過ぎ去り、ブログの更新もないまま、すでに桜は散っています。「みなみ九州はあったかいぞ~!宮崎・鹿児島」というタイトルが季節はずれになってしまい、「この先どう書くか、書かないか」でおっくうにもなるという悪循環もあり、ついつい先延ばし。でもやはり紹介したいこともあるので時期はずれであろうと、重い腰を上げて書くのだ。

 

 

 それにしても最近のニュースでは「捏造・嘘・詐称・・・」などといったことばが多く、世の中はすでにここまで進んでいるのか?と昭和のおばさんは呆然としてしまいます。なにか言いたいけれど、またまた長い妄想が始まりそうなのでやめておこう。

 

 

 写真右:甑島のパンフレット、行きたくなるでしょう?

                                           「写真力」ってこういう感じ? 

 

 さて今回南九州に行ったのはANAのマイルの期限が迫っていたこと、偶然入手した鹿児島県薩摩川内市(さつませんだいし)甑島(こしきじま)の「超ド級大自然!」のパンフレットを見たことが大きな要因です。

 

 写真:青島の周囲に広がる「鬼の洗濯板」

 

 断崖や奇岩、渓谷や滝などがなぜだか大好きなあいよっこ、見たとたんに「ここに行こう」と決めましたが、結局今回は断念せざるを得ず、それが残念ではありました。だけど九州の海岸線も多彩で面白かったですよ。

 

   宮崎空港に到着したあと、空港近くでレンタカーを借りました。ネットで見つけたJネットレンタカーは、カローラにナビやETC付き、面積補償料込みで5泊6日¥22575というキャンペーン価格です。

 

 

 元県知事ひがしさんが「どげんかせんと!」と言っていたように、高速道路も切れ切れで、新幹線はもちろん、列車によるアクセスも良くない宮崎は「陸の孤島」とも呼ばれているようで、そのためにレンタカーが割安になっているのかもしれません。

 

  写真左:約8kmも「鬼の洗濯板」が続く 

 

  空港から日南海岸を南に向かう道路の両側にはヤシの木が並び、暖かい陽射しが降り注いでいます。海に目をやると、マリンブルーの美しい海にくっきりとした白い波。トロピカルムードが嬉しくて、思わずJR「リメンバー九州」、谷村新司さんのCMソング「♪あ~いまも~~♪」と唄っていました。

 

 

写真:鵜戸神宮の由来となった「鵜の奇岩」

 

 

  青島の周囲から日南海岸を南下し、戸崎鼻から巾着島あたりまでの約8kmに「鬼の洗濯板」と呼ばれる美しい侵食岩が続いています。地震による隆起とか、硬軟二層の岩石層とか、波の浸食とか、いろいろな要因でこんな形状になっているようですが、侵食海岸といっても、それぞれの地域で多彩な光景になるのがとっても面白いです。

  

 鵜戸(うど)神宮ではそうした侵食洞窟、鵜の形の奇岩などがまさに「聖なる信仰の対象」となっているのです。

   写真:神武天皇の父「ウガヤフキアエズノミコト」を祀る鵜戸神宮

                ***続く***

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