地理の部屋と佐渡島

2009年4月よりの佐渡単身赴任があけ、2014年4月より長岡へ。別れが絆をより深めた。今後ともよろしくお願いします。

佐渡国人としてのアイデンティティー

2005年02月20日 14時13分07秒 | 趣味と管理人から
 私が長岡市に住むようになってかれこれ17~18年たちました。

 妻はここ長岡市出身です。従って、子供も妻も越後国長岡人です。私はこちらにいますので、外で普段使う言葉は長岡弁になります。幼い頃からこの地に住む人ほどではありませんが、ずいぶん使いこなせるようになりました。「そいが。」や「~がーて。」とかいう感じでヒヤリング・スピーキング共にOKとなりました。

 しかし、家の中では佐渡弁を意識して使っています。「何しとるんだえ...。」、「そんじゃいってくるっちゃ..。」とか言います。おかげで、下の娘はどちらかというと家の中では、言語圏に関しては佐渡国人のようになりました。なかなか見所があるやつです。さらに、妻も時折「~しとる」的な事を言えるようになってきました。ただ、会話の途中で頻出する「ばか~ん。」「ばからかさ。」という言葉がバカと本当に言われているように感じているようで、この辺の絶妙なニュアンスを感じ取れていないようです。

 ですが、ここまで来るとしめたものです。長年の苦労が報われつつあります。今は、家庭では佐渡弁と長岡弁の交錯する世界ですが、後はせがれだけです。やがて親元を離れる時が来るのですが、残された期間で同化させなくては..。と思っています。


 夏暑く・冬寒い。そんな長岡も住めば都とは良く言ったもの。越後国長岡は良いところであります。ですが、私が佐渡国の出であるというアイデンティティーも失いたくありません。子供らにもこの気持ちだけは伝えたいなと思っています。皆さんのお宅ではいかがでしょう..?

そんなこと言っていますが、「どうなるかわからんちゃ。」。

将来が楽しみであります。

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