地理の部屋と佐渡島

2009年4月よりの佐渡単身赴任があけ、2014年4月より長岡へ。別れが絆をより深めた。今後ともよろしくお願いします。

花の島佐渡・早春11 ミヤマカタバミ

2019年04月15日 05時06分45秒 | 動植物
動植物 写真撮影:2019.03.29        佐渡でも越後でも、山野に出かけるとふとした時に見る。自宅周囲で見るカタバミやオキザリスと言っている栽培種も全くよく似ていて仲間なんだと分かる。それでも、山に出向いた時に見る大きめの葉の、このミヤマカタバミには格別の嬉しさを感じる。一言言いたい。寒さと日陰に弱い方ですか。なかなかきりりと花びらを開く姿を見ない . . . 本文を読む

花の島佐渡・早春10 スミレサイシン

2019年04月14日 05時08分26秒 | 動植物
動植物 写真撮影:2019.03.29    「北海道,本州の主に日本海側の山地の樹下にはえる」とはコトバンクによる。落葉樹林の半日陰を好む。撮影した個体は花が先に咲き、ウスバサイシンの葉によく似たハート型の葉はこれから開くという感じであった。撮影は佐渡だが、もちろん越後でも見る。     Photo-01 菫細辛 学名:Viola vaginata ス . . . 本文を読む

ジョウビタキ♀ 2019.04.11

2019年04月13日 05時06分16秒 | 動植物
動植物 写真撮影:2019.04.11  ここしばらく職場近くの川沿いで雄の方はよく見ていた。きっと近くにメスがいるだろう。こう思って待ち続けやっと11日にメスの撮影が叶った。とにかくジョウビタキのメスはかわいい。雄には悪いが、やはり別嬪さんの撮影は楽しいものである。ただ撮影時はあいにくの雨。当方のカメラで精一杯ズームしたが、限界はやはり低い。ご容赦を..     &n . . . 本文を読む

花の島佐渡・早春9 ウスバサイシン

2019年04月12日 05時00分40秒 | 動植物
動植物 写真撮影:2019.03.29      佐渡に赴き、今年も撮影できた。長岡市郊外ではコシノカンアオイを見る。どちらもカンアオイの仲間であるが、花が面白い。花びらは無いという。ヒメギフチョウという蝶がいる。この蝶は成虫となった後このウスバサイシンに産卵するという。         Photo-01 ウスバサイシ . . . 本文を読む

花の島佐渡・早春8 ナニワズ、キブシ、アラゲヒョウタンボク

2019年04月11日 05時05分37秒 | 動植物
  動植物 写真撮影:2019.03.29      まだ冬枯れのままの落葉広葉樹林帯で山野草を撮影しているのだが、木本類にも早春咲きのものがある。マンサクなどはその代表格と思うが、今回紹介の三種も同様であろう。長岡にいてナニワズとアラゲヒョウタンボクは見ていないかも知れない。           . . . 本文を読む

花の島佐渡・早春7 カタクリ

2019年04月10日 05時00分51秒 | 動植物
動植物 写真撮影:2019.03.29    早秋の林床を緑とピンクに染めるカタクリ。今回はその咲き始めの風景である。既に紹介している山野草に対して、カタクリはこれから始まるという微妙な花の時期の違いを記憶しておきたい。佐渡のドンデンを中心とする大佐渡の尾根筋で、深い雪が融けた所から見られる風景は格別で、GWあけ後になると心中そわそわするものがある。足の踏み場も無いカタクリの大群落。 . . . 本文を読む

おしえてください この鳥なんて言う名? → ノビタキ♂

2019年04月09日 05時00分10秒 | 動植物
動植物 写真撮影:2019.04.05 04.08    職場に向かう際、早春の一頃はよく水田の中を通る農道を走る。脇の川沿いやあぜ道になどに鳥たちの姿が見られるからだ。ヒタキの仲間? 調べるが分からない。そこでお願いしたい。この鳥の名は..?         Photo-01 撮影:2019.04.05     . . . 本文を読む

花の島佐渡・早春6 オオミスミソウ 0329中編

2019年04月07日 05時07分12秒 | 動植物
動植物 写真撮影:2019.03.29    オオミスミソウはとにかく変化があって楽しい。鉢植えで楽しむ方もいようが、やはり様々な色合いや咲き方、大きさを自然界で楽しみたい。こんな贅沢はなかなかできまい。佐渡のドンデンはそれができる山である。       Photo-01         . . . 本文を読む

花の島佐渡・早春6 オオミスミソウ 0329前編

2019年04月06日 05時06分00秒 | 動植物
動植物 写真撮影:2019.03.29    「雪割草」と言えばこの花(園芸種の名で野生種は他に正式名がある)。多雪な気候の新潟県はオオミスミソウの分布域。佐渡で見るととにかく変化があり様々な色の個体を見ることができる。良い良いと紹介すると盗掘が心配されるが、くれぐれも採らずに撮るだけにとどめて欲しい。毎春佐渡へと山野草の取材に帰る一番の理由になる種だ。とりあえず3月29日撮影分とし . . . 本文を読む

花の島佐渡・早春5 キクザキイチゲ

2019年04月05日 05時01分01秒 | 動植物
動植物 写真撮影:2019.03.29    毎年春が来ると外さず撮影する「春の妖精」の一つだ。佐渡でも越後でも白から青あるいは紫まで色々見る。今回の取材ではむしろピンクに近いものまで見ているが、さすがに写真でそれを見せられる程のカメラでは無い。データを確認してみたらがっかり。撮っても撮ってもまた新しい風景とともに姿を見ると撮影してしまう。全く困ったものであるが、それが又楽しい。時が . . . 本文を読む

花の島佐渡・早春4 アズマイチゲ

2019年04月04日 05時01分57秒 | 動植物
動植物 写真撮影:2019.03.29     Photo-01 東一華 学名:Anemone raddeana キンポウゲ科イチリンソウ属        春先に花を咲かせ、落葉広葉樹林の若葉が広がる頃には地上部は枯れてなくなる。その後は翌春まで地中の地下茎で過ごす生き方を選んだ植物たちがいる。  雪が融けた冬枯れの広葉樹林の林 . . . 本文を読む

花の島佐渡・早春3 フクジュソウ(前半)

2019年04月03日 05時07分33秒 | 動植物
動植物 写真撮影:2019.03.29  雪解け後、早春を飾る元気カラーの一番はフクジュソウだ。佐渡では冬枯れの山林や枯れ野でその姿を見る。野生で見られるフクジュソウとはこうである。と言うような風景を紹介するが、実は撮影した翌日も良い風景を見ているので、翌日撮影した同種も後日後半として紹介したい。         Photo-01 福寿草 学名: . . . 本文を読む

花の島佐渡・早春2 エゾエンゴサク

2019年04月02日 05時05分58秒 | 動植物
動植物 写真撮影:2019.03.29      ヤマエンゴサクと混在する場合もあるという。その際両者の見分け方は花下の苞と呼ばれる葉に切れ込みが入るか否かで区分すると聞く。写真からも分かるが苞の部分は長楕円形であるのでエゾエンゴサクとしておく。ウィキペディアでは「エゾエンゴサクは、同属のキケマンやムラサキケマンなどと違い、毒性が無く風味が良いので食用に供される。」と利用 . . . 本文を読む

花の島佐渡・早春1 エンレイソウ

2019年04月01日 05時03分05秒 | 動植物
動植物 写真撮影:2019.03.29      例年3月末から4月初旬になんとか休みを取り、ドンデン山麓の山野草を撮影に帰省してきた。今回もそれが叶ったことが何よりである。昨日はトキのミニムービーを紹介し、わずかな時間であるが、鳴き声を聞けるようにした。  いよいよ、これからドンデン山麓の山野草を紹介する。春の妖精(スプリングエフェメラル)と呼ばれるものも、またそうと . . . 本文を読む