団塊の世代のつぶやき

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球状シリコン

2007年01月20日 | 太陽光発電

  第1088話第2012回で新しい太陽電池として期待を込めて取り上げたクリーンベンチャー21の球状シリコン太陽電池に動きがあったようです。

  日刊工業新聞ビジネスラインより

  CV21とフジプレアム、球状シリコン太陽電池でカナダ社と相互供与

  東大阪】クリーンベンチャー21(CV21、京都市南区、室園幹夫社長、075・692・3211)とフジプレアムは、3月末にカナダの太陽電池メーカーであるフォトワットテクノロジー(オンタリオ州)と球状シリコン太陽電池に関する技術についてクロスライセンス契約を結ぶ。技術の相互補完でこの太陽電池を世界市場に投入するのが狙い。CV21は販売を担当するフジプレアムの新工場内に量産設備を設ける。

 今回の契約は、集光型球状シリコン太陽電池の商品化で3社が合意。3月末の正式契約を受けて協業体制を構築する。

具体的には、フォトワットが直径1ミリメートルの球状シリコンをCV21に供給し、CV21は独自技術をもとに太陽電池セルを製造。フジプレアムはそのセルを使ってモジュール化して販売する。

  参照:フジプレアム

 長く動きがなかったのでもう駄目なのかと思っていましたが、動いているんですね。何とか実現して欲しいものです。
ホンダ昭和シェルの非シリコン系薄膜型は今年から販売開始されるようですがまだまだ数量的には微々たるもので価格の低下に貢献するのは難しそうです。それだけに新しい技術によるブレイクスルーを期待しているのですがそう甘くはないようですね。
  しかし、日本の政府がボケているだけに民間による価格破壊を期待するしか日本の太陽光発電の将来は無いような気がします。

何とか実現して欲しい!