団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

橋下市長の反撃

2014年08月05日 | 韓国

  第 17回で慰安婦問題への発言を「うようよ」で擁護した西村真悟議員を除名したのは残念ですが、 あれ以後、マスコミの思惑通り慰安婦問題に触れることを恐れている議員ばかりのように思えます。
  橋下氏も当分は市政に専念すると言っているようですが、あの恐れを知らない発言力をこのまま凍結させる のは余りにも勿体ないと思ってたら、SF市への反論文書を作成しているのだそうです。
  あの失敗に懲りたようで、ある程度勉強したのか、きちんとした主張をしている動画がありました。

橋 下市長「SF市の慰安婦決議文に対する反論の文書を作成中」

   大分整理してきたようですね。やはり、黙らすのは勿体ないので、世界に向けて どんどん発信してもらいましょう。
  同じ維新とは思えない中山さんとこのことでは一緒に発信してもらいたいものです。


朝日が記事を取消

2014年08月05日 | 朝日新聞

  朝日新聞が慰安婦問題の大元である、吉田清治 氏の著書を虚偽だと認め記事を取り消すと書いています。何が言いたいのか、それとも何かよからぬ意図でも隠れているの か、どうにも分かりません。
  全面的に、慰安婦問題のでっち上げを反省して記事をすべて取り消して朝日新聞を閉鎖しますと言うのなら、ああ、朝日 もやはり日本人の矜持は持っていたんだなと認めてあげますが、何とか生き残るためのアリバイ作りのようでどうにも怪し い。

    朝 日新聞デジタルより  2014年8月5日

   「済 州島で連行」証言 裏付け得られず虚偽と判断

  〈疑問〉日本の植民地だった朝鮮で戦争中、慰安婦にするため女性を暴力を使って無理やり連れ出したと著書や集会で証 言した男性がいました。朝日新聞は80年代から90年代初めに記事で男性を取り上げましたが、証言は虚偽という指摘があ ります。
慰安婦問題を考える

  男性は吉田清治氏。著書などでは日雇い労働者らを統制する組織である山口県労務報国会下関支部で動員部長をしていた と語っていた。

  朝日新聞は吉田氏について確認できただけで16回、記事にした。初掲載は82年9月2日の大阪本社版朝刊社会面。大 阪市内での講演内容として「済州島 で200人の若い朝鮮人女性を『狩り出した』」と報じた。執筆した大阪社会部の記者(66)は「講演での話の内容は具体 的かつ詳細で全く疑わなかった」と 話す。

  90年代初め、他の新聞社も集会などで証言する吉田氏を記事で取り上げていた。

  92年4月30日、産経新聞は朝刊で、秦郁彦氏による済州島での調査結果を元に証言に疑問を投げかける記事を掲載。 週刊誌も「『創作』の疑い」と報じ始めた。

  東京社会部の記者(53)は産経新聞の記事の掲載直後、デスクの指示で吉田氏に会い、裏付けのための関係者の紹介や データ提供を要請したが拒まれたという。

  97年3月31日の特集記事のための取材の際、吉田氏は東京社会部記者(57)との面会を拒否。虚偽ではないかとい う報道があることを電話で問うと 「体験をそのまま書いた」と答えた。済州島でも取材し裏付けは得られなかったが、吉田氏の証言が虚偽だという確証がな かったため、「真偽は確認できない」 と表記した。その後、朝日新聞は吉田氏を取り上げていない。

  しかし、自民党の安倍晋三総裁が2012年11月の日本記者クラブ主催の党首討論会で「朝日新聞の誤報による吉田清 治という詐欺師のような男がつくっ た本がまるで事実かのように日本中に伝わって問題が大きくなった」と発言。一部の新聞や雑誌が朝日新聞批判を繰り返して いる。

  今年4~5月、済州島内で70代後半~90代の計約40人に話を聞いたが、強制連行したという吉田氏の記述を裏付け る証言は得られなかった。

  干し魚の製造工場から数十人の女性を連れ去ったとされる北西部の町。魚を扱う工場は村で一つしかなく、経営に携わっ た地元男性(故人)の息子は「作っ ていたのは缶詰のみ。父から女性従業員が連れ去られたという話は聞いたことがない」と語った。「かやぶき」と記された工 場の屋根は、韓国の当時の水産事業 を研究する立命館大の河原典史教授(歴史地理学)が入手した当時の様子を記録した映像資料によると、トタンぶきとかわら ぶきだった。

  93年6月に、吉田氏の著書をもとに済州島を調べたという韓国挺身隊研究所元研究員の姜貞淑(カンジョンスク)さん は「数カ所でそれぞれ数人の老人から話を聞いたが、記述にあるような証言は出なかった」と語った。

  吉田氏は著書で、43年5月に西部軍の動員命令で済州島に行き、その命令書の中身を記したものが妻(故人)の日記に 残っていると書いていた。しかし、 今回、吉田氏の長男(64)に取材したところ、妻は日記をつけていなかったことがわかった。吉田氏は00年7月に死去し たという。

  吉田氏は93年5月、吉見義明・中央大教授らと面会した際、「(強制連行した)日時や場所を変えた場合もある」と説 明した上、動員命令書を写した日記の提示も拒んだといい、吉見氏は「証言としては使えないと確認するしかなかった」と指 摘している=注①。

  戦時中の朝鮮半島の動員に詳しい外村大・東京大准教授は、吉田氏が所属していたという労務報国会は厚生省と内務省の 指示で作られた組織だとし、「指揮系統からして軍が動員命令を出すことも、職員が直接朝鮮に出向くことも考えづらい」と 話す。

  吉田氏はまた、強制連行したとする43年5月当時、済州島は「陸軍部隊本部」が「軍政を敷いていた」と説明してい た。この点について、永井和・京都大 教授(日本近現代史)は旧陸軍の資料から、済州島に陸軍の大部隊が集結するのは45年4月以降だと指摘。「記述内容は事 実とは考えられない」と話した。

  ■読者のみなさまへ

  吉田氏が済州島で慰安婦を強制連行したとする証言は虚偽だと判断し、記事を取り消します。当時、虚偽の証言を見抜け ませんでした。済州島を再取材しま したが、証言を裏付ける話は得られませんでした。研究者への取材でも証言の核心部分についての矛盾がいくつも明らかにな りました。

  何が言いたいのでしょうか。頭の悪い私には朝日の意図が分かりかねます。何時もの阿比留さんのフェイスブックをのぞ いてみましたが、阿比留さんも図りかねているような。
  
   フェイスブック 阿比留 瑠比より

   …略
  しばらく前から噂が流れていましたが、朝日新聞が今朝の紙面で慰安婦問題に関するこれまでの報道の検証特集を組んで います。でもねえ、朝日ならそうだろうと予想した通り、半端な中身でした。

  一面の記事では、「一部の論壇やネット上には、『慰安婦問題は朝日新聞の捏造だ』といういわれなき批判が 起きています。しかも、元慰安婦の 記事を書いた元朝日新聞記者が名指しで中傷される事態になっています。読者の皆様からは『本当か』『なぜ反論しない』と 問い合わせが寄せられるようになり ました」と書いていました。

  ……「いわれなき批判」ねえ。批判の理由も根拠も山ほどあるように思うのですが……。16、17面の見開 き記事では、ようやく吉田清治の嘘 を16回にわたり取り上げたことに関し「記事を取り消します」と書いていますが、その他の歪曲・偏向報道に関しては言い 訳に終始している印象です。…以下 略


核融合

2014年08月05日 | 原発

  第 4701回の「核融合」などで取り上げてきた核融合が実現されればエネルギー問題は解消されるのですが、一 体何時のことやら。
  夢ばかり追って、現実のエネルギー問題を放っておく訳には行かないのですが、左翼の、日本弱体を狙った原発反対など で日本の危機は益々深そうです。  
  とは言いながらも、着々と研究を進めている研究者達も居ます。それも、日本で画期的な成果があったようです。

   GIGAZINEより  2014年 07月28日  

   日 本が開発中の超伝導用磁石で10万Aの超大電流を達成、核融合炉実現に一歩近づく

  世界の核融合炉研究をリードする核融合科学研究所が、最先端の高温超伝導導体の製作に成功し、従来の記録を大幅に上回る10万アンペアという超大電流を達 成しました。この類を見ない大きさの電流を生み出す、核融合科学研究所・東北大学共同開発の磁性体材料によって、夢の発 電所である「核融合炉」の実現に大 きく近づくと期待されています。

  プレスリリース / 自然科学研究機 構 核融合科学研究所


   火力発電所のように二酸化炭素を排出せず、原子力発電所のような制御不能の連鎖反応が原理的に起こらな いため比較的安全で、かつ、一度の サイクルで地球全体のエネルギーを賄えるほどの巨大なエネルギーを生み出すことのできる「核融合炉」は、21世紀のエネ ルギー問題を解消できる技術として 一刻も早い実用化が望まれています。

  「地球上に小さな太陽を創る」と表現される核融合炉は、原子核融合という現象を利用するエネルギー創出装置です。原子力発電所が、重い元素が2つ以上のよ り軽い元素に分裂する際にエネルギーを放出する核分裂反応を利用するのに対して、核融合炉では水素やヘリウムなどの比較 的軽い元素同士が融合してより重い 元素になる際にエネルギーを放出する核融合反応を利用する点でメカニズムが180度異なっています。

  核分裂はウランやプルトニウムを原料にしており、反応後に生じる核分裂生成物が放射能を帯び連鎖反応しや すいため制御・事後処理が難しいの に対して、一般的な核融合反応であるD-T反応では、水素の同位体である重水素と三重水素からヘリウムが生成されるの み。ヘリウム自体が再利用の価値のあ る気体であるとともに、反応の原理上、連鎖反応を利用していないため暴走の危険がなく安全性に優れており、生み出される エネルギーの量も核分裂に比べては るかに大きいという優位性が核融合炉にはあるため、エネルギー問題を解決する切り札として早期の実現が強く望まれていま す。

  従来型の発電所に比べてはるかに大きなメリットのある核融合炉ですが、実現に向けて技術的なハードルは極めて高いことが大きな欠点です。原子核融合を行う ためには、融合させる元素の原子から電子を離脱させ原子核状態にする必要があり、このため気体が電離した状態であるプラ ズマ状態が反応の場として利用され ています。つまり、原子核融合反応を起こすために重水素・三重水素はプラズマ状態で衝突させるというわけです。

  しかし、原子核同士が衝突して核融合反応を起こすためには、原子核同士の電気的反発力(クーロン力)を上 回るほど大きなエネルギーを与える 必要があります。そのため核融合炉ではプラズマを1億度以上の高温にする必要があるところ、このような超高温プラズマを 閉じ込めることが極めて困難である 点が核融合炉実現への大きなハードルの一つとなっています。

  そこで、超高温プラズマを閉じ込める技術として有力視されているのが「トカマク型」で、トカマク型では3 種類のコイルによって磁場を変化さ せることでプラズマをトーラス形状(ドーナツ形状)に保持することが可能です。しかし、トカマク型よりもはるかに複雑な 立体形状を要求されるため設計が極 めて困難であるものの、トカマク型以上にプラズマを安定的に閉じ込める磁場を発生できるのが「ヘリカル型」で、ヘリカル 型装置としては核融合科学研究所の 「LHD」が技術的に世界をリードしています。

  ヘリカル型のプラズマ閉じ込め方式による核融合炉で重要な鍵を握るのが、電流で磁場を調整できる電磁石です。しかし、核融合炉で用いる電磁石は大きな電流 を安定して流す必要があるところ、銅を使った常伝導マグネットでは温度上昇を抑えるために冷却する必要があり、この冷却 に必要な電力が核融合炉の最終的な 発電量を上回るおそれがあるため、発電所として不適格であることは明らかで、代わりに一定温度以下になると電気抵抗がゼ ロになる超伝導体を利用する超伝導 マグネットの必要性が唱えられています。

  核融合科学研究所は2014年3月に、銅・ステンレス筐体に挟み込んだ幅10mmで厚さ0.2mmの 「イットリウム系」高温超伝導テープ線 材を低抵抗の接続技術を応用して54枚つなぎ合わせて世界記録を塗り替える超大電流値を達成したと発表しました。核融合 炉では安定的で経済的な高温型超伝 導体の開発が期待されているところ、LHDに使える複雑な形状のコイル製作方法に難点がありました。これに対応したのが 東北大学と共同開発した「イットリ ウム系」高温超伝導線材を積層した導体で、絶対温度20度(セ氏マイナス253度)で10万アンペアという国際熱核融合 実験炉「ITER」に用いられる導 体の性能をはるかに凌駕する超大電流を実現したとのこと。

  さらに、核融合科学研究所が誇るLHDは、水素・ヘリウムなどの燃料粒子の制御を最適化することでプラズマ性能を向上させ、密度1ccあたり10兆個でイ オン温度9400万度を達成し、定常運転において1200キロワットの加熱電力によって約48分間のプラズマの保持に成 功したことも同時に発表していま す。山田弘司研究主幹は「発電実証を行う核融合炉を設計するためには、LHDにおいて核融合で燃えるプラズマを見通せる ようになる必要があります。そのた めに、LHDの最終目標である1億2000万度のイオン温度を密度1ccあたり20兆個で達成すること、また超高温プラ ズマの定常運転実証のために 3000キロワットの加熱電力で1時間保持することが必要ですが、その目標に向かって着実に前進することができました」 と述べています。

  相変わらず、私には理解できませんが、着々と進んでいるのは間違いないようです。とは言いながらも、この一歩が全体 のどのあたりの一歩かも想像がつきません。もう少しで実用化と言うのには遠そうですが、実際に実現可能なところまで来て いるのかどうかも分かりません。
  それにしても、研究者の人達は自分が生きている間に実用化できるると思っているのでしょうか、それとも、何世代も後 の人達の成功を信じて研究しているのでしょうか。
  いずれにしても、こうした途方もない人達の地道な研究があって、人類は今の文明を手に入れたのでしょうから、やは り、諦めたら終わりなのでしょうね。

 私には想像もつかない世界で す!