団塊の世代のつぶやき

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★ドイツも南シナ海から台湾海峡へ海軍艦船派遣を検討

2019年06月17日 | 中国

  もうChinaとの一蓮托生を決めたと思っていたドイツが何だか未練がましいことを考えているようです。
  何と、南シナ海へ軍艦を派遣することを検討しているのだそうです。このままでは、Chinaと一緒に滅びることが分かって、アメリカに擦り寄って何とか生き残ろうと考えたのでしょうか。

  宮崎さんが取材旅行の前に書いてくれています。ちなみに良好は高山さんや福島さん達と南太平洋のようです。高山さんが【Front Japan 桜】で、語っていました。
  このところ宮崎さんはあの辺を何度も訪問されています。余程気になるのでしょう。

 宮崎正弘 の国際 ニュー ス・ 早読みより  令和元年(2019)6月13日(木曜日) 通巻第6108号 

 ドイツも南シナ海から台湾海峡へ海軍艦船派遣を検討
  英国、仏蘭西につづき、「西側の一員」として? でなければ「何故?」

 反トランプ、ファーウェイ排斥には非協力のドイツが「変節」したのか?
 メルケル政権は南シナ海の「自由の航行作戦」に参加の姿勢に傾いたと米紙ポリティコが報じ、サウスチャイナモーニングポストが追跡記事を掲げた(6月12日)。

ドイツ国防相(女性)が北京を訪問し、魏鳳和・国防相とともに閲兵儀式をこなしたのは昨秋十月である。なにしろウルズラ・フォン・デア・ライエン独国防相は七人のこどもを育てたキャリア・ウーマンで、兵士の短時間勤務制度導入や育児支援の拡充を進めるハト派。「家庭に優しいドイツ軍を作りたい」というのが就任時の豊富だった。

 彼女は北京での講演で、南シナ海における中国軍の突出には直接触れず、「公海は自由航行の原則がある」とだけ述べていた。米軍主導の「自由航行作戦」には参加するそぶりもなかった。

 そもそもドイツ軍の海外派兵はアフガニスタン戦争が戦後初であり、4000名余の軍隊を送り込んだが、戦死者がでるや、ドイツ世論は真っ二つに割れた。爾来、軍事関与について積極的姿勢はなく、シリア内戦でも頑なに不参加の立場を守った。
たが、EU内部でも、経済の優等生であっても、西側の協調に孤立していることはどうかという議論が進んでいたのだ。ましてEU議会ではEU懐疑派が大躍進を遂げた。

 南シナ海へのドイツ海軍艦船派遣は、メルケル政権内で公然と議論されていたが、台湾海峡への派遣には否定的だった。

しかし南シナ海を通過してアジア諸国へ輸出されるドイツ製品は1170億ドル(2016年統計)であり、同海域を通過する国籍ランキングでも第九位である。

 英国は22000トンのHMSアルビオン(空母)を派遣し、西砂諸島を通過した。
 フランスは「南シナ海の自由航行作戦に一年に二回以上、空母を含む軍艦を派遣する」とシャングリラ対話で魏鳳和国防相を前に明言した。すでにフランスは四月にフリゲート鑑の「パンデミエール」を台湾海峡に派遣している。

 西側はこうした協調姿勢をみせているときにEU、ユーロで指導的立場にあり、英国のBREXITを批判してきた背景からも、このまま軍事面で非協力的で良いのかという声がドイツ国内で高まった。

 ドイツにとっても中国にとっても、現在の非軍事的な姿勢を貫き、商いだけを優先、ウィグルの人権問題はリップサービスという政治環境はともに居心地のよいことだが、他方、ドイツはEUをフランスと協調して主導している。
そのうえ、NATOの対ロシア戦略に関しても利害が一致している点が多い。

 もしドイツが航行の自由作戦に参加すれば、従来の中国との関係に亀裂が産まれるだろうと不安がつきまとうのが現在のドイツ政治の脆弱さ、その迷走ぶりを物語っている。
 ドイツ国防省は南シナ海派遣報道を否定している。

  第一次・第二次世界大戦で負け組を選んだドイツが今度もChinaと組んで、とうとう滅びるかと思ってましたが、もしかしたらメルケルが辞めた後、正常な選択をする気になったのでしょうか。何だか面白くなりそうです。

さて、平和ボケ日本はどうする!


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