団塊の世代のつぶやき

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ハプニングは安倍・宋楚諭(台湾代表)会談

2016年11月28日 | 台湾

  日米の台湾に対する冷たさに呆れるばかりです。台湾が日米にとってどれ程大切であるかが分からないはずはないのですが、やはり、まだ中国に未練があるのでしょうか。

  そうした中でも、安倍さんは台湾に対する思い入れがあるようです。リマAPECで台湾代表と会談したそうです。
  何時もの、宮崎さんが書いてくれています。

  「宮崎正弘の国際ニュース・早 読み」より  平成28年(2016)11月22日(火曜日) 通算第5101号  

  宮崎正弘の 国際ニュース・早読み (リマAPECのハプニングは安部・宋楚諭(台湾代表)会談

 リマAPECのハプニングは安部・宋楚諭(台湾代表)会談
    老子曰く「何事が話されたかは公表しないものだ」(宋)

 APECには世界の首脳が大集合。オバマ、プーチン、習近平に安倍首相。
 台湾からは宋楚諭(親民党主席。元国民党秘書長)が参加した。宋は蔡英文総統の「資政」(最高顧問団の一人)である。

 日本のメディアは安倍首相とオバマ、プーチンとの個別会談を報じたが、ほかの国の代表が何をしたかには殆ど興味がない。カンボ ジアのフンセン首相、シンガポール首相、ブルネイ国王が参列した貴重な会談だった。

 ハプニングは台湾代表だった。
 APECに地域代表という肩書きで特別参加している台湾代表は、しかし記念写真にちゃんと写っている。
台湾代表の宋楚諭は、オバマ、プーチンら重鎮の側に位置し、習近平とは一人置いて立っているが、お互いに顔を背け合った。
 
 会場に一番乗りして待ちかまえた宋楚諭は、オバマ大統領と習より先に握手し、ケリー国務長官とも立ち話をした。ケリーには「台湾関係法の遵守」を確認したと台湾メディアは伝えた。
 
 ハイライトは宋楚諭が安倍晋三首相と握手し、何事かを打ち合わせたことで、記者会見で何が話題になったかと聞かれ、宋楚諭は答えた。
 「老子曰く、何事があったかは公表しないものである」と。  (註 宋楚諭の「諭」は王扁)

  台湾代表の宋さん、なかなかやりますね。蔡英文総統がこのところ安倍さんにも似たじっと我慢の製作を続けていることで台湾では人気が落ちてきているようで心配でしたが、こうやって周りに気骨のある人がいてくれると嬉しいですね。

  オバマさんには期待できませんでしたが、トランプさんが台湾に対してどういう態度を取るかで中国に対する考えも見えそうです。
  日米で、中国と国交断絶して台湾の独立を認めるなんてことになれば最高ですが、そうは甘く無いのでしょうね。
  それにしても、何時まで中国を延命すれば気がすむのでしょう。そんなことをやってれば、怪我が大きくなるばかりは明らかだと思うのですが、どうしても利に目が眩むのでしょう。情けないですね。


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