副大統領候補になれなかったニッキー・ヘイリーが、台湾に登場し多層です。台湾の国連正式加盟を主張したそうです。
宮崎さんが取り上げてくれています。もしかしたらトランプさんの意向もあるでしょうか。そうであればおもしろそうです。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和六年(2024年)8月24日(金曜日)
通巻第8377号
ニッキー・ヘイリー(米国元国連大使)が台湾に登場
「台湾を国連の正式加盟国に」と講演
2024年8月21日、ニッキー・ヘイリー(米国元国連大使)が台北市で開催された「第八回カタガランフォーラム」の基調講演に登壇し、「台湾を国連の正式加盟国に」と発言した。
この発言は政府の公式見解ではないにせよ、有力政治家の発言だけに、国際的な波紋を広げた。
なぜならニッキーは共和党予備選でトランプと最後まで戦い、共和党主流派から支援を受けていたし、夏の共和党大会ではトランプの要請で、国民の団結を呼びかけた。次期トランプ政権では国防長官に指名されるという情報もある。
カタガランフォーラム(凱達格蘭論壇)は、台湾版ダボス会議とでもいうべきか、台湾外交部と両岸交流遠景基金会の共催で陣唐山外相(当時)の呼びかけで 世界の指導者や安全保障の専門家、学者が集まり主にインド太平洋の安全保障に関する討議をおこなう。台湾総統が必ず登壇して挨拶するので台湾政治には欠か せない行事となった。
もっとも注目されたのは2021年で、安倍晋三前首相がオンラインで参加し、「台湾有事は日本の有事だ」と発言したことだ。
同フォーラムには以前にも、マクマスター元大統領補佐官らが出席し、日本からは麻生元首相、河野太郎らが出席してきた。今年の日本からの登壇は野田元首 相で「台湾のWHOオブザーバー参加TPP加盟促進」などを呼びかけた。米国の発言は国連への正式加盟と踏み込んだ発言をしているときに、日本のレベル、 その北京への配慮を滲ませた退嬰的姿勢には失望の声も聞かれた。
こうなると、益々トランプさんの再選を期待したくなります。それにしても、日本の情けなさにがっかりします。
青山さんが総理になれば期待出来そうです。奇跡は起きるのでしょうか。
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