今回の大統領選挙ほど政治の醜悪さを見せつけられたものはないでしょう。正に、ここまでやるかと呆れさせられま次の選挙が怖い!した。
未だにトランプさんの復活が無ければアメリカは終わるだろうと確信していますし、内乱を起こしてでも復活すべきと信じています。
そんな醜悪な選挙を渡邊惣樹さんが公文書から詳しく分析した本を出してくれたようです。
宮崎さんが書評で紹介してくれています。民主・共和の両党ともに売国奴がうようよしているのは日本の国会と同じです。
正しい国家観と歴史観を持たなず、当然愛国心より金ということでは日本の政治家の方が醜悪なのかもしれません。
あの選挙不正が日本では起きないと言われていますが、今までも白票などおかしな選挙もあっただけに有り得るのじゃないでしょうか。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和三年(2021)4月19日(月曜日) 通巻第6869号
書評
不正選挙の合法化へ醜悪に蠢く左翼政党=米国民主党
米国の分裂を喜ぶばかりか、仕掛けているのは中国だ
渡邊惣樹『公 文書が明かすアメリカの巨悪』(ビジネス社)
副題は「フェイクニュースにされた陰謀論の真実」。ちなみに英文のタイトルは洒落ていて、「THE ART OF THE STEAL」。
なるほど、微妙な、真相に迫るキャッチフレーズだ。「盗む力」とでも訳するべきか。
バイデンが真の選挙民の信託を得ないで「当選」した「フェイク大統領」であり、アメリカ民主党が仕掛けた不正投票の結 果、「選ばれたことになっちゃった耄碌爺さん」だ。
現実にバイデン政権がスタートしており、トランプのやったことのちゃぶ台返しを狡猾に、静かに始めている。
バイデンを囲んだ側近達が、惚け老人をよそに次々と何かを仕掛けている。FDRを囲んだ共産主義者の陰謀によって、当 時のアメリカは動かされた。国民はFDR政権の嘘放送に騙された。
ともかくコロナ禍によって天変地異、トランプが落選という予期せぬ出来事が生まれた。日本では安倍ロスが生まれ、番頭 政治が展開されているが、その生彩の無さたるや、無惨ですらある。
コロナ禍を民主党は選挙でおおいに利用した。どうでもよい候補だったバイデンでも、ともかくホワイトハウスを奪回する ためなら、何でもありの卑怯な手口をあちこちで駆使し、幽霊投票、集票機の誤魔化し、そして郵便投票が不正選挙の温床 だった。
コロナ被害を最悪にみせかけ、トランプを追い込む作戦がとられた。
一方で、アメリカの医学界と病院も補助金を狙った。コロナ患者を受け入れるとひとり1万3000ドル、人工呼吸器を使用 した場合は3万9000ドル。病院側の目が輝いた。しかも人工呼吸器使用は家族の了承が入らないという臨時措置がとら れ、フル稼働状態だった。
背後にあったのは、「かれらの」利権だった。ファウチはトランプに非協力的だったが、かれは熱烈なヒラリー支持者だっ た過去が後日判明した。
しかしリベラルなメディアは真実を隠蔽して、バイデンが合法的に選ばれたのだと結論し、保守陣営の訴訟を門前払いとし た。
本書はアメリカの公文書を基本資料にして、バイデン陣営が繰り広げた不正選挙の実態を暴く一方で、トランプの再登場の 可能性をさぐる。
「ナヴァロ報告書」と「ラトクリフ報告書」の二つを詳述しているが、その詳細は本書にあたっていただいたほうが良いだろ う。
もうひとつ、評者(宮崎)が、本書で注目したのは共和党の内訌の分析である。
「名前だけの共和党政治家を大別すれば三つの系統に分類できる」と渡邊氏はいう。
第一に「ネオコン」を挙げる。「彼らの本籍地はもともと民主党だったが、同党の過度な左傾化を嫌って共和党に移ってき た」。
しかも強引に「アラブの春」やらリビア内戦をしかけたネオコン外交を現場レベルで担ったのが、なんと中央情報局 (CIA)なのだから始末に悪い。
「ラトクリフ報告書に書かれているように、CIAはトランプ外交の足枷となっていた。ネオコン外交の実行犯であった彼 らはトランプ政権に徹底抗戦した」という信じられない内幕があった。
マイケル・フリンを失脚させたのも、この連中であり議会の中心人物はリンゼイ・グラム上院議員である。
このグラムが醜聞だらけの大統領の息子、ハンター・バイデンの議会での追及を握りつぶした。下院でのネオコンの大物が チェイニー元副大統領の娘リズだった。トランプ弾劾の賛成に回った議員らの中心人物。しかし「ネオコンと目されていた テッド・クルーズ上院議員は、完全に親トランプに舵を切った」(234p)
第二の「名前だけの共和党政治家」は、政治を長く取り仕切ったプロであり、筆頭はミッチ・マコーネル上院議員とミッ ト・ロムニー上院議員(元ユタ州知事)。永田町に蔓延る妥協という政治を彷彿とされるのだが、ワシントンでも、プロの政 治屋たちは、波風を立てず、ひたすら現状維持における特権を享受したいだけで、国益とか伝統とかは二の次である。
第三は「カネと権力に取り憑かれ、政治の原点を忘れた政治屋たち」だ。典型はジョージア州知事のブライアン・ケンプと ラッフェンスバーガー州司法長官という。この二人は不正選挙の訴えを門前払いとしたため、トランプ陣営からは「奴らは次 の選挙で牢屋行きだ」と強烈な駁論がでた。
なぜなら「ドミニオン投票機導入とコロナウイルス予防グッズ購入の見返りで裏金を貰っている」(237p)。
こうした裏切り、日和見多数をかかえる共和党だが、支持者は依然としてトランプ集会にあつまり、熱狂的にムードを盛り 上げている。
2022年の中間選挙で、トランプ陣営の逆襲はなるか。本書は情報の宝庫であって、米国政治理解の参考になる。
アメリカの政治家は日本と違って愛国心が中心にあると言われていましたが、今回の選挙を見るとその最後の一線も壊れているとしか思えません。それだけに、もっと愛国心の無い日本では何が起きるか分からない恐ろしさを感じずにはいられません。
今までは、出よ愛国心を持った議員と叫んできましたがもうそんな悠長なことを言っている場合じゃないのかも。
次の選挙が怖い!
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