Chinaの世界戦略がここまで凄まじいものだとは思ってませんでした。何時も、それを教えてくれる宮崎さんが、今度はカンボジアの港が本命だと書いてくれています。
これはどうやら17日、第6985回の「★この話は本当か? クラ運河の構想は消えていなかった」のクラ運河との相乗効果を狙っているようです。なる程、これが実現すれば、中東からChinaへの道は一気に近くなります。
何とも、凄まじい計画です。奴等の構想には夢がありますね。只、資金計画などが杜撰だったことが命取りのようです。とは言え、これも、あのサラ金方式で相手の土地を手に入れるやりかたなら案外上手く行ったかもしれません。
奴らが、国の計画より自分の利益が一番だったことが失敗でしょうね。
これで、もしアメリカがトランプさんを選んでなかったら大変なことになっていたかもしれません。完全に世界制服されていたかも。
宮崎さんが、詳しく書いてくれています。こんな情報は日本の反日売国左翼・在日マスメディアは全く報道しません。知らないのか、それともChinaの計画を隠蔽しているのでしょうか。
宮崎正弘の国際ニュー ス・ 早読みより 平成30年(2018年)11月17日(土曜日) 通巻第5894号
カンボジア西海岸に軍港建設が中国の本命のようだ
フンセン独裁の実質は中国の傀儡政権。45000ヘクタールを99年貸与
カンボジアのタイ国境に位置するコーン地方は、未開発の荒れ地。地図にさえ地名がない。プノンペンから直線で西へ、タイランド湾に面したあたりがコーン洲。カンボジアの海岸線はかなり長いが、西南部のシアヌークビル以外は未開発である。
タイとの山岳国境地帯にはクメール建築の「ブエア・ビヒア寺院」が世界遺産に登録されたため、タイと激しい国境紛争が起こり、まだ決着が付いていない。ただし、この場所はシュムリアップの真北で、沿岸部とは関係がない。
拠点はシアヌークビルということになる。
深海で、すでに日本の援助でコンテナターミナルもあり、輸出港の役割を果たしているが、シアヌーク港湾公社の25%株式は日本のジャイカが所有している。中国の進出に対抗するためだった。
カンボジアに対しての支援は日本がトップで、これまでに(1)有償資金協力約1,168億円(2016年度までの累計)。(2)無償資金協力約1,972億円(2016年度までの累計)。(3)技術協力約871億円(2016年度までの累計)
カンボジア和平会議は日本が主導権を握り、その後もPKOに自衛隊が派遣され、大きな犠牲を出しながらも、一応の治安回復はなされた。橋梁工事、道路工事なども、日本が貢献したが、近年、中国が大規模にインフラ建設に進出した。
プノンペンの豪華マンション、とくにガードマン付きの億ションは殆どが中国のデベロッパー、学校は中国語を教えるところもあり、華僑の「活躍」が目立つ。
さて前記コーン州の現状だが、その後、シアヌークビルは周辺の孤島がリゾートとして開発され、旧宗主国のフランスが注目し、あちこちにリゾートヴィラが出現するようになった。日本の海水浴客も多少は目立つようになった。
プノンペンとの間には航空路が開かれるや、案の定、ドッとやって来たのは、例によって中国人ツアーだった。治安が悪化し、環境が汚染され、不満が昂じているが、フンセン政権は中国の傀儡、国民の声などまったく聞く耳を持たない。
▼フンセン独裁政権にとって興味の対象はチャイナマネー
フンセンにとっての関心事は中国が持ちかけてきたタイランド湾に面するコーン州の開発である。すでに45000ヘクタールは中国系に99年の租借を認めてという情報もある。
ただしカンボジアは立憲君主国、いちおう憲法では外国人の1万ヘクタール以上の土地所有は認められていない。このため、カンボジア国籍の華僑の会社と中国資本の合弁というかたちで、第一期工事は1万ヘクタール。ここに中国の謳い文句は、リゾート、病院、学校、高層ビル、ショッピング・モールに国際空港、そして港湾施設の開発。。。。。。
2008年、カンボジア政府は、正式に中国の天津ユニオン開発会社に38億ドルの対価に99年の租借を認める、これはカンボジア全海岸線の2割をしめる。
中国は、ジブチにひきつづき、ここに海外海軍基地を造成するのが最終目標であると推定される。
カンボジアは12万の軍隊を持つが、設備が貧弱な海軍。タイの沿岸警備隊にとっても、ものの数ではなかった。
しかし、カンボジアのタイランド湾沿岸に海軍基地が整備され、中国海軍の駆逐艦、フリゲート官が寄港するとなると、安全保障上の大問題となる。
さきのパプアニューギニアにおけるASEAN会議で、この問題はタイから提議されなかったが、一方でタイ政府は中国が持ちかけている夢の構想「クラ運河」の壮大なプロジェクトという甘言におどらされているからだろう。
太平洋も狙われているようです。これも宮崎さんの報告です。全文は、リンク元で読んでください。
宮崎正弘の国際ニュー ス・ 早読みより 平成30年(2018年)11月16日(金曜日) 通巻第5891号 <前日発行>
こんどは フィジーのマグロ漁場を狙え
中国、フィジーの豪、NZ排斥の政治環境に便乗
南太平洋に浮かぶ珊瑚礁、紺碧の空。のんびりと椰子の葉陰でバナナ。老後の悠長な夢は覚めた。フィジーが狙われている。中 国の目標はずばりマグロだ。…以下略
宮崎正弘の国際ニュー ス・ 早読みより 平成30年(2018年)11月16日(金曜日)参 通巻第5893号
そして次 は? マーシャル群島に中国が照準
中国からのマネー乱舞を警戒。「金融センターを南太平洋につくる」って本気か
南太平洋のマーシャル群島に「オフォショア市場」を創設しよう、というのが中国の狙いらしい。同国のヒルダ・ハイネ大統領 は「そうした動きに反対する私の政権に介入し、(中国が間接的に)排除しようとしている」と爆弾発言を繰り出した。(アジア タイムズ、11月14日。シドニー発)。…以下略
それにしても、凄まじい欲望です。やはり、世界制覇は本気だったのじゃないでしょうか。
もし、トランプさんが現れなければ本当に危機でしたね。バカなアメリカもたまには良い事をするようです。と言うか、これもやはりグローバリズムを恐れた自然の流れだったのかも。
それにしても、これに未だに気付かない親China政治家や経済界が跋扈する日本って本当に平和ボケですね。
もし、安倍さんでなければ今頃はもう飲み込まれていたかも知れません。安倍さんもバカな日本人を率いて大変でしょうが、何とか放り出さずに頑張ってください。
やはり、世界を救うのは安倍・トランプコンビでしょう!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます