◇ロスト・ワールド ジュラシック・パーク(1997年 アメリカ 129分)
原題/The Lost World: Jurassic Park
監督/スティーヴン・スピルバーグ 音楽/ジョン・ウィリアムス
出演/リチャード・アッテンボロー ジェフ・ゴールドブラム ジュリアン・ムーア
◇マイケル・クライトン『ロスト・ワールド―ジュラシック・パーク2―』
大巨獣ガッパ?
無数に映画があると物語の展開って似てしまうものなんだろうか?
スピルバークかクライトンが、日活唯一の怪獣映画を見てる訳ないしな~てなことをおもったものの、こんな話を耳にした。前作の『ジュラシック・パーク』が製作された際、うそかほんとか知らないけど『怪獣総進撃』の怪獣島をモデルにしたと。
「へ~」
てなもので、となると、あながち『大巨獣ガッパ』も無理な話じゃないよね。
ただ、ジェラシックパークでのエピソードが盛り沢山になってて、登場人物を前作から引き摺ってるところへさらに新しい役の説明まであって、肝心のガッパ篇に入るまで手間取るのが辛いところだ。
だから、子供を助けるために恐竜が町を席捲してゆくところが短くなるわけで、島だけで終わらせた前回との差をつけるとすれば、町を破壊して人間を恐怖に陥れるしかないわけだから、やっぱり、尺の測り方を間違ったんじゃないかな~とか、おもうんだよね。