△愛を殺さないで(1991年 アメリカ 103分)
原題/Mortal Thoughts
監督/アラン・ルドルフ 音楽/マーク・アイシャム
出演/デミ・ムーア ブルース・ウィリス ジョン・パンコウ ハーヴェイ・カイテル
△ダンキンドーナツが協力?
レンタルビデオ店が徐々に大きくなっていこうとしていた時代、店内に幅をきかせてたデビッド・リンチのテレビドラマがある。
『ツイン・ピークス』なんだけど、その中で、カイル・マクラクランはしきりにダンキン・ドーナツを食べてた。当時、京王線調布駅のロータリーにもダンキンがあって、ぼくはしょっちゅう食べに行ってた。駅前で夜明けを迎えちゃったりしたときも、そこでドーナツと珈琲の時間を過ごしたりしてたこともある。いまはもうダンキンはないけど、当時は『ツイン・ピークス』と宣伝タイアップしたりして、かなり頑張ってた。
で、その懐かしのドーナツが、この映画には2回も登場してくる。
資本協力でもしたのかな~と余分な事まで想ってしまうくらい、話は淡々と展開していく。
なんでこうも単調な取調室と事件の切り返しに終始するんだろうと、アラン・ルドルフの演出が気になったりしてたんだけど、デミ・ムーアが製作も兼ねてるんだ~とおもったとき、なるほどとおもった。つまりは、デミ・ムーアの演技を中心に据えてるわけね?
まあ、自身が製作だからブルース・ウィルスまで引っ張り出したんだろうけど、どうも、このふたり、作品に恵まれてない気がするのは、ぼくだけかしら?