△フィフス・エレメント(1997年 フランス 126分)
仏題/Le Cinquieme element
英題/The Fifth Element
原作・監督/リュック・ベッソン 音楽/エリック・セラ
出演/ブルース・ウィリス ミラ・ジョヴォヴィッチ ゲイリー・オールドマン イアン・ホルム
声/ジャン・レノ
△ダイハード宇宙版
100億円もかけたの?!まじ?!って、ちょっとびっくりしちゃうわ。
おバカ映画、と決めつけてしまうのはちょっと抵抗はあるけど、すくなくとも、ぼくの趣味かどうかはむつかしいところだ。
ブレードランナーとアルマゲドンとトータルリコールのパロディ?とかおもわず想っちゃったくらいだから、いったいどこに根本からの独創があったんだろうとも感じるし。
聞くところによれば、この物語は、リュック・ベッソンが16歳のときにおもいついたそうだ。でも、映画にかぎらず、物語を作りたいな~とかおもってる少年は、多かれ少なかれ、こんな話を中学や高校のときには考えるもんじゃない?
ただ『レオン』の大成功によって資金ができたってのが大きかったんだろね。なんだか、いきなりお金を儲けちゃったことで気が大きくなって、どでかい屋敷を建てちゃう人間の気分に似てるような気もするわ。
まあ、イスラム調の楽曲はなんか良かったけど、最初に虫系異星人の登場からして見る気がちょっと削がれる。発想はわかるんだけどね~。