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L.A. ギャング ストーリー

2013年06月03日 00時11分06秒 | 洋画2013年

 ◇L.A. ギャング ストーリー(2013年 アメリカ 113分)

 原題 Gangster Squad

 staff 原作/ポール・リーバーマン『Gangster Squad』

     監督/ルーベン・フライシャー 脚本/ウィル・ビール

     撮影/ディオン・ビーブ 美術/メイハー・アーマッド

     音楽/スティーヴ・ジャブロンスキー 衣装デザイン/メアリー・ゾフレス

 cast ジョシュ・ブローリン ショーン・ペン エマ・ストーン ライアン・ゴズリング

 

 ◇1950年、ミッキー・コーエン逮捕

 L.A.とついたら、すぐにおもいだされるのは『L.A.コンフィデンシャル』だ。

 この『L.A. ギャング ストーリー』は、その前日譚になってる。

『L.A.コンフィデンシャル』は、当時、マフィアの大立者だったミッキー・コーエンの逮捕から始まるけど、その逮捕劇が、この映画のおもな筋立てってわけだ。だから、雰囲気は、どうしても『L.A.コンフィデンシャル』に似てくるし、ちょっと前の時代のシカゴが舞台になってる『アンタッチャブル』ともよく似てる。

 ただ、どういうわけか、暴力は過剰なんだけど、ケレン味が利いてるようで利いてないって感じは否めない。

 山椒のような男ショーン・ペンはさすがにうまいけれども、もうすこしでかくて堂々としていた方が、コーエンらしい。小粒でぴりりと辛い老練な刑事の役はなかったんだろうか?ともおもうけど『アンタッチャブル』でのショーン・コネリー的な立場の刑事は、円熟味の出てきたロバート・パトリックが上手に演じてたしね。

「次の一瞬を狙って撃つんだ」

 空き缶を撃ってるときにいう台詞も、最後にほどよく利いてたし。

 難しいところだ。

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