11日、無様な試合展開で7点差を大逆転されたわが愛すべきタイガースは、12日、一転して素晴らしい投手戦に勝利。才木投手の150キロの球速が強力打線を封じ込めました。野球の試合を見ていると、連鎖反応、試合の流れ、すなわち、精神的なものの克服が重要なキーファクターになるように思えます。誰かがエラーをすると、野手が不安になり失策が続きます。誰かが打つと続いて打ち、打たれると続いて打たれてしまう。気持ちを強くして試合に臨む事の大切さを改めて知りました。
また、やってしまった、佐藤輝明選手の大失態。強いゴロを怖くて、腰高のまま、手だけで取ろうとする。大トンネル。大事な試合の終盤、またもややらかした、大失態。あきれてしまう首脳陣と野手、ファン。このような選手で終わるような気が増してきた。解説者のほとんどが今年の成長ぶりを声を大にして言っていたが、期待したくても望めない。三塁手は、強烈なゴロを体全体でさばく勇気がいる。イップスも精神的に徹底して治すことが大切である。まずは、下半身の強化をやるべきです。
雨降る中、大阪ドームで阪神-DeNA戦を観戦。野球に詳しい友人と試合予想をしながら楽しみました。それにしてもお互いの予想がほとんど当たり、びっくりです。21時には球場を出る、森下君が打つ、浜口は5,6回から崩れる、ここで三者凡退であれば、次の回(6回の裏)チャンスがやってくる、等々ものの見事に予想が的中。遠くからの観戦は、ほとんど打球を追えずに、周りの歓声と拍手とスコアボードを見て、結果を得るといった具合です。それでも、球場内の雰囲気を十分味わいました。打てないチームが2本もホームランを打ち、見事なダブルプレーも堪能しました。
またもややってしまった、大チョンボである。何の話か分かりますか。阪神の佐藤選手です。大事な試合を台無しにしてしまう、エラー。初回、調子が悪い村上を助けるチャンスも、いつものように、悪い癖である手だけで取りに行き、ゲッツーを狙ったのだが、足で蹴飛ばす悪態をさらしてしまった。腰高、体で打球を止める三塁手の基本的なことができない。ボールを怖がり、真正面のボールを半身でグラブだけで取ろうとするから内野手としては失格だ。教えても修正力というか、人のアドバイスも聞かず、理解していないから、相変わらず、信頼度がない。
やっと、阪神タイガースの片目が開いた。しかしながら、当方の野球に関する予想は、まったくの素人ながらよく当たる。プロ野球専門家のほとんどが阪神、オリックスの優勝を押している。開幕の巨人戦が、3連敗になるのではないかと心配していたが、森下の一か八かの思い切りで勝利。岡田監督は、自分の勘で勝負するので、うまくいっているときは、偉大な監督に見られるが、過去の失敗時にはリカバリーができず、大失態につながったことが数度あることを忘れてはならない。打線が今年も打てず、そのうちエラーも負けが込めば続出するのではないかとも思う。佐藤も昨日のスイングを見ていると、進歩がない。大山も打てないとなるととんでもない球を振ってしまう。投手は、まあまあで、アレンパするには、近本、中野の俊足コンビが働かないとBクラス転落となる。それにしても、他球団も俊足コンビを上位に置くスタイルが定着しだした。阪神の真似して勝とうなんて、お粗末ですな。
プロ野球開幕の阪神-巨人戦は、予想通り2戦とも完封負けです。全く同じパターンで負けるところが、情けないです。大チャンスを生かせず、相手のファインプレーをした選手の直後のホームラン。ど真ん中に投げれば、プロなら誰でも打てます。何も考えずに、力なく振ってしまう大山、佐藤をはじめ選手コーチが、1昨年に戻ってしまっている中、岡田監督の勘だけで勝負するのでは到底勝てません。
プロ野球もあと1週間で開幕。オープン戦最後の3連戦。そろそろ心配・悩み事が増えつつある。1昨年以前と同じ、状態になってきたと言える阪神タイガース。投手はまだしも、打線がいまいちで、タイムリーが打てない、左投手が打てない、淡泊すぎる。最も心配なのは、岡田監督の負け続けるとリカバリーできない特性が現れることだ。勘だけで采配し、昨年は、乗りに乗ってしまったが、これが裏目となると、どうしようもない。勝てないときに、どのようにして、チームを盛り上げ復活させるかの能力がない。2008年の独走から、負け続けて、回復することなく、優勝を逃したことをまた思い出す。
今日で、オープン戦7連敗となった、タイガース。それにしても、エラーの連鎖で、ここ数試合、落球、トンネルが連続して起こって、またまた逆転負け。甲子園での不甲斐なさに、ついにファンがきつい野次が出る。一度、狂うと選手に伝染するから怖いものだ、小幡や前川、森下は眠れんだろうな。
2024年の阪神タイガースを予想してみた。日本一になって、予想をはるかに超える年棒アップ、たにまちやメディアの超高待遇で、おなか一杯になり、85年以降の暗黒時代に逆戻る可能性がある。そうならないように、選手間の切磋琢磨なる競争で、個人的にはキャリアーハイを目標に、意義と価値ある練習をしてほしい。2023年のアレは、ラッキーだったであることを、今一度肝に銘じ、真摯に一から出直してほしい。チームカラーとして、ピンチやチャンスに弱いので、それを克服するための精神的指導を期待したい。特に、佐藤輝明は足腰を鍛え、守備力の強化により、打撃も良くなる。必死で練習を重ねてほしい。
阪神が日本一となり、監督・選手をはじめ、OB・ファンのタレントまで連日メディアに引っ張りだこである。加えて、選手の年棒が予想以上に増大し、また、多数の賞をもらい、ニコニコ顔である。ご褒美のハワイ旅行も計画され、よくある優勝後のチームの崩壊が心配である。今後常勝球団になるためには、常にハングリーさを持ち続けることであり、今こそ気持ちを引き締めて、人間的にもタニマチ的な誘惑に負けない心を作る自覚や指導を行ってほしいものだ。今年MVPとなった村上投手は、自らのフォームを科学的ツールで分析し投球術をものにしたのである。ぜひ、佐藤選手には、肝に銘じて、大選手になってほしいものだ。