日米首脳石破、トランプ会談とその後の記者会見を中継で見た。いつものあわただしいトランプ主張発言の中、冷静で落ち着いた石破首相の態度に、期待感を強く持った。5年連続最大の対米投資国、1兆ドル投資を発信、関税問題に対して、両国が互いに有益であること、USスチール買収問題も投資と考える策は、まさにトランプ交渉術の上を行くものであった。トランプも石破を有能で偉大な首相になると持ち上げ、石破の発言に良き首脳会談で成果があったことを語った。トランプポチの安倍氏や力不足の岸田氏、話にもならない菅氏から、対等なる日米同盟の姿に一歩踏み出したと言える。予想通りトランプ政策の米国内における反発批判は大なるものがあり、米国の真の実情を把握することが重要である。