早朝からの濃霧が、中々晴れなかったですが、関ヶ原に近づき、ようやく薄日が差しだしました。3月にしては、16℃の高温、風は少々強く、好天気ではありませんでした。初めて観るかつての激戦地、陣城を約6時間自転車で巡りました。現代から見ると、明らかに時や情報の連絡不徹底、敵味方の不確かさ、約束順守や信頼関係の築き方に劣る中、戦いが行われたのは事実です。陣地の高低・お互いの位置関係を確かめながら、軍勢の動きや情報の真偽をどのように得ていったのか等に思いを巡らすとすごい戦いを強いられたのだなと思わざるを得ません。そして、同じ日本人同士が、戦い、その後平和が訪れたことも日本の歴史に刻み込まれています。歴史は、奥が深く、まさに、人間の生きたあかしなのです。