野球好きな割には、高校野球のTV中継は、あまり見ない方だが、注目の選手や気になる人物が登場すると、観てしまう。準々決勝後の監督インタビューで熊本秀岳館の監督が会社の常務だった鍛治舎さんと知った。昔の部下が鍛治舎さんの下でお世話になっているというので、挨拶にいくと、丁寧に心ある言葉でその部下を褒めたたえて頂き好印象を抱いた人物である。また、優勝した智弁学園の小坂監督も同じ会社の野球部で活躍したのを少し覚えている。両チームが決勝で戦うことになったらと期待していたが、そうは問屋が卸さなかった。高野連の八田会長も同志社大学長であったので、閉会式のあいさつを注目していたが、スタッフが作ったメッセージを棒読み、相変わらず、権威者の姿を見てしまった。折角の決勝戦の好試合も後味悪いものとなってしまった。このように、長とつく方々は、自分の言葉で、自分の感想を素直に述べていただきたいものである。