立花隆さんが亡くなり、『人間立花隆の生きる姿、考え方』に今まで以上に触れることができ、これぞ「知の巨人」を実感している。3万冊の本を読破、100冊を出版し、物事を奥深く分析判断していながら、「新たに知ったこと、モノ」に大きな驚嘆と喜びを感じ、また調査研究する姿が本当に眩しく思う。専門家よりも知り、考えを述べる一方、日常体験や身の回りのことから疑問・関心・興味に展開し見極め主張に進行するところが大衆的であり大変魅力的である。そして、親の人生について、十分知るべきだということを新たに教示していただいたように思う。