組織・団体・グループにおいて、仲間や相手を非難し、自己の考え方を主張し行動するとき、たとえ自己の考えが正しくとも、相手を何等か傷つけ、嫌悪感で印象が悪くなることが少なくない。そういう時には、出来るだけ相手に分かるように話しかける努力が大切である。人間社会においては、あらためてコミュニケーション力がいかに重要であるかを知り、相手との折衝・交渉力を高めることが必要である。自民党総裁決定後、石破新総裁は、挨拶と記者会見、多数のTV局インタービュ、野田代表との党首討論など、メモなしで自分の考えを自らの言葉で逃げずに正々堂々と発信していた。安倍、菅、岸田首相にはできないことである。この十数年、政治力のないごまかしの偽りの政治に騙されて続けてきた日本国民により良き風が吹いている。しかし、時間がたつにつれて、この風がなくならないように、国民に対して謙虚に正直に透明性をもってまつりごとを行い、国を国民を再生復活してほしいものだ。