感動の平城宮跡歴史公園、そして出会った人々

５月１日に訪れた平城宮跡歴史公園は、１０時~１６時、６時間飲食無しで、第一次大極殿、第二次大極殿、宮内省、造酒司井戸、兵部省、朱雀門、いざない館、遣唐使船、を見て回ってきました。月曜日で休館の東院庭園、遺構展示館は、８年前に見ていますので、完全制覇と思いきや復原事業情報館を見逃しました。しかし、これもＨＰを見るといくつかは見たことのある展示でした。撮った写真枚数が１０１枚。安全見回り担当の若者と大極殿の前で暑さ忘れて歴史・人生・生き方など、多くのお話をしました。いざない館では、ガイドの方から、穏やかに丁寧な説明を受け、幾つかの疑問が解けました。平城宮（中心の都）と平城京（町）、復原（改修）と復元（推測）、多数発掘された木簡が物語る当時、・・・。もう一人は、古代の歴史ファンでつつきはっけんに参加された方でした。一緒に展示物を見ながら、現代よりも優れた技術で、道具が少なくても知恵を絞り、人力で力を合わせて作り上げた建物、精巧な文化財に圧倒され、同じ感想を持ちました。便利な機械に頼り、手作業を無くし、生きることも含めて不器用になってしまった現代人をあざ笑っているように思いました。小学生の見学者も多数出会いましたが、先生方や親御さんは、こういう思いに繋がる教育育成が大事だなと感じました。飛鳥歴史公園で受けた感動をこの平城宮跡歴史公園でもいただき、これらを建設したあの現場監督さんらにお礼と感謝の思いを持ち帰宅しました。