地方産業振興へのアプローチ

地方には特産品や観光客へのお土産物、地域として力を入れている商品がある。しかし、不況になったり、よりよい商品の出現で売れなくなることもあり、あきらめ半分で商売されているものを見かける。それでも、商売拡大のための策を講じ、何らかの努力はみられるが、結局売りを伸ばすことができない事が多い。この要因および新たな思いは、
①観光客や消費者視点の商売が身についていない、あくまでも生産者側の勝手な思いの努力の商売の在り方が購入者とのギャップを作り出している。
②売れない要因分析を衆知を集め多面的に行っていないこと。ここも一般消費者や購入者の貴重な意見を聞くことから始まる。
③商品には、必ずその開発に秘められた裏話があり、人間の思いや心が含まれている。涙ぐましい努力や汗の結晶のストーリーを一つの商品価値として作り上げれば面白いことになろうと思う。
即ち、商品の文化的価値の構築である。
※上記のアプローチにおいて、市民の行動力ある有識者を活用してはどうか・・・。

売れない要因は、まず、我にありと思う真摯な気持ちこそが大切である。

もちろん、産業振興を高めるための行政上の役割もあり、事業主と行政、そして市民の率直な意見交流を基に地方産業を発展していくことを熱望する。