NHK大河ドラマの『真田丸』が終わった。ここ最近では、なかなか見ごたえがある大河であった。今までの大河では、あまりにも史実とかけ離れた場面が出てきて、遺憾に思うことがよくあったが、今回は、三谷幸喜のユーモア的なマジック脚本と本筋は真実を外さないバランスの良さに「うんざり感」は最小限にとどまった。時々出現する現代使用セリフ、漫画のような場面などがそうではあるが、多数発生する戦いや出来事、人間的な悩みや葛藤、次から次へ誕生する主役、最終回にクライマックス などがあり面白かった。この1年間は、国内のTV局がこぞって真田に関するテーマを取り上げ、何回も歴史バラエティやドキュメンタリーの放送をしたことも好評であったことに繋がるのではないかと思う。
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