我々は、グローバルな市場優先主義社会の中で、生きている。マルクスが資本主義社会を批判し、社会主義国家が出来上がったが、利潤追求型の市場重視に押され、社会国家が崩壊し、その後、資本主義も行く詰まり、変形的な市場経済型の社会国家も登場した。そして、またもや資本主義に対する批判が唱えられている。それぞれのメリット、デメリットがあるが、重要なことは、自己優先の行き過ぎた思想行動が世の中をおかしくしていることだ。ドイツのメルケル首相のように、文化芸術は、人間の倫理道徳的な正しい精神力を養うことに必要不可欠で、公共財・インフラととらえ、コロナ禍でも手厚い支援保護の手を差し延べている。人間として、最も大切なことを理解し、政治家として実践している人物である。この強い思いこそが、コロナを終息するのではないか。
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