彬子女王の『赤と青のガウン』 2024-11-09 17:22:59 | 読書 今話題の彬子女王の『赤と青のガウン』を読みだした。ひげの殿下(故寛仁親王殿下)の長女のオックスフォード大学留学時代の日常生活のエッセイである。素直に感じ取ったことを包み隠さず正直に書き綴られている。大英博物館における日本美術コレクションの研究等で博士号を取得されたのだが、ごく普通の学生のように、悩み苦しみ楽しみ喜び等々、得たものが師や仲間たち、エリザベス女王陛下…と接触されて、一人の人間として成長していく様子がきめ細かく綴られよく理解できる。